G5 PRIME BLACKシリーズ

年末に入荷した「PRIME Black5」を元に改めての紹介です。

まずは改めて詳しいスペックを。

~データ(Black5)~
・軸間:35インチ
・重さ:1.990kg
・ブレースハイト:6インチ
・引き尺:25.5-31インチ(0.5インチ刻み)
・IBO:343fps
・レットオフ:65-90%

~データ(Black9)~
・軸間:39インチ
・重さ:2.080kg
・ブレースハイト:7インチ
・引き尺:27.5-33インチ(0.5インチ刻み)
・IBO:325fps
・レットオフ:65-90%

ポンド展開は、40、50、60ポンド。それ以上(65、70、80ポンド)もあり、全部で6種類の強さが選べます。


新カム「ROTO CAM SYSTEM」。
引き尺は0.5インチ刻みで変更がききます。ドローストップピンとモジュールでの変更です。
ポジションは1番から12番まで。ドローストップはポジション番号を目安に、モジュールはネジを緩めて位置を変更します。
直接的な引き尺自体はドローストップの位置で決まるのですが、決まった穴などのポジションが無い為にかなり自由度の高い引き尺調整になります。一方モジュールの方はパワーピークを正しく発揮できるようにネジ穴ポジションが決まっています。そのポジションの範囲内でドローストップピンを引き尺短め側にするとレットオフ数値が下がることになり、ホールディングウエイトが重くなります。反対に伸ばす側にするとレットオフ数値が上がり、ホールディングウエイトが軽くなります。ご自身のお好みで、またエイミングやサイティング時に重いか軽いかどちらが正確に体が反応するか確認するのも良いでしょうね。ドローストップはケーブルストップ方式となります。

 


リアブッシングは下部フェイス面に1か所のみ。サイドにブッシングはありません。
すっかり定番となった「FLEXIS AR」
ライザーに採用されている「82Xアルミニウム」はG5独自のブレンドにより高い強度と軽量性を実現したそうです。

 

ハンドルのカラー展開は3つのパターンに分類されます。
・ソリッド(SOLIDS)
・カモ(CAMO)
・ターゲット(TARGET)
そのうち「カモ」は公式戦では使用できないので当店では基本的に取り扱わない事にします。

・ソリッド・・・・

・ターゲット・・・

ターゲットカラーはBlack5で+6,000円、Black9で+7,000円の追加となります。


ヨークリングの大きさがかなり主張強めですね。

G5 PRIME Blackシリーズは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


Carter NV

Carter(カーター)から新作トリガーレスリリーサーの入荷です。
「NV」

色は緑のみです。
NVはそれ自体は一般的なトリガーレスリリーサーですがムーンの調整方法がこれまでよりさらに進化しました。
調整は2つの項目で行います。
1つ目はクリッカー音「有り」にした時の鳴ってから発射までの調整。
2つ目は全体的な発射までのタイミング調整。

普段からクリッカー音を「無し」にして運用している人には無用の調整ですが「有り」の人にとってはとても分かりやすいメカニズムになっています。
調整には付属の六角レンチ(インチ)3本を使用します。
*ここでは便宜上「太」「中」「細」とします。

クリッカースピードの調整
*矢印は使用するレンチの種類を示します。

ロックネジは1/4回転程度の締め緩めで十分です。締め過ぎには注意してください。
調節ネジは、時計回り回すと鳴ってからの発射が早くなる方向、反時計回りに回すと鳴ってから出るまでのタイミングが長くなります。
レンチを回してタイミングを調整するので再現度が高いですよね。

この段差が広がれば長くなり、段差がなくなれば音は無くなります。

ムーン角度の調整

この角度調整で全体的な速さ遅さを調整します。
ネジが時計回りで遅くなり、反時計回りで早くなります。

調整がラクなのはいい事です。
NVは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


AXCEL トライロック・Vバーとセンターロック・クイックディスコネクトが入荷

AXCELから「TriLock Adjustable V-Bar Mount(トライロック・Vバー)」と「Center Lock Quick Disconnect(センターロッククイックディスコネクト)」が届きました。

*「クイックディスコネクト」は「クイックデタッチ」と同義語なので以降は「QD」と表記します

センターロックQD
QDの詳細は既にあるイーストン製品やSHREWD製品と大差ないので割愛しますが1点だけ。
ラインナップに16度(取り寄せ)が存在します。
たいがいの製品は0度と10度の2種類ですが、16度はなかなかのダウン角度です。興味のある方はお試しあれ。

トライロック・Vバー

頑丈!そして重い!
260グラムあります。

増大するウエイトに対して支えきれないVバーではセッティングがキープされません。
そこでAXCELが考え出したロックシステムが「トライロック」と呼ばれるテーパー形状の嵌合部に、「アンカーグリップ」と言うギア形状の噛合せ方式を採用した2段構えのロックシステムです。
テーパー状嵌合方式は既存ですが、アンカーグリップは良く考えられた仕組みです。

調整はまず上部のネジを緩め・・・

次に横のネジを緩めます。
ありがたい事に上部のレンチ(9/64インチ)と横のレンチ(1/4インチ)が付属します。

45度の範囲で調整できます。

もしこの範囲を超えて調整したい場合は横のネジをいったん抜いてブラケットを引き抜き、アンカーグリップのギアを挿しかえてください。

挿しかえると以下のような位置になります。

サイドロッドQDはセンターロック方式。

デタッチパーツはツルっとした面と凹凸のある面とがありますが、サイドロッド装着側は凹凸がある方になりますのでご注意下さい。(そもそも間違えたとしても入らない設計になっています)

上下調整はダブルでロックしてくれますが、横調整はテーパー嵌合のみです。いったん締め付けて、再び調整しようとネジを緩めて動かそうとすると、テーパーがガッチリ嵌っているので最初は物凄く力が必要です。ご注意を。

SAボルトを挿しこむ両脇にイモネジがあります。これはリストスリングを通す穴&止めるネジとなっています。

使用できるのはこのようなリストスリングです。

ロープの径は6mm~6.5mmぐらいのものがジャストフィットします。

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とにかく強固にガッチリ固定したいと言う方にはうってつけのVバーです。260グラムの重さを気にされるかもしれませんがここまで堅牢なものを作り上げるとなると仕方ないのかもしれません。
そもそもウエイトをテンコ盛り装着する方にとっては全く気にならない重さでしょうね、きっと。

共に店舗、及びオンラインショップにて販売中ですヽ(^。^)ノ


ELITE 2020New  REZULT(リザルト)

ELITEアーチェリーの2020年NewモデルREZULTが入荷しました。
即納モデルとして届いたのは60ポンド右ハンドル、色名は「サワーアップル」。
さながら青りんごのようです。
ちなみにポンド展開は40/50/55/60/70ポンドとなっています。

2020年のNewモデルから新たに採用されたカムシステム「VERSA MOD SYSTEM」と「ASYM TRI-TRACK CAMS」
引き尺の調整幅は7インチととても広く、モジュールを移動させることにより24インチ~31インチの間で0.5インチ刻みで調整可能となっています。
(カタログでは1/4インチずつ変化できるとありますがその辺は後述します)
この弓は、フルドローの止め方が「ケーブルストップ」と「リムストップ」、いずれかの選択になっていますが、どちらを選ぶかでレットオフのパーセンテージ変化幅とモジュールが示す引き尺数値とは異なる引き尺になる面白い設計になっています。
これを文章で詳しく説明するととてもとてもややこしいのでザックリと言いますと、ケーブルストップ仕様にした時は4段階のレットオフ調整幅、リムストップにした時は5段階の調整幅になります。
そうなってくるとカタログなどに書かれているモジュール番号が示す引き尺の数値は意味をなさず、組み合わせによっては1インチ以上も変わってきます。
ましてレットオフが70%~90%の間で変化するので、今までこのような難しくややこしい調整をされてこられた方にとっては手軽にいろんな組み合わせの設定が簡単に確認できるのはとても魅力的に映るのではないでしょうか。

 
ケーブルストップ時の最大レットオフ位置(左)と最小レットオフ位置(右)
*レットオフ値が小さくなると言う事は引き尺が僅かに短くなるという関係性となっています。その変化する値が1/4インチと言う風になっています。

リムストップペグはここ(黄丸)にねじ止めされます。
そしてリムストップペグはぐるっと回ってここ(赤丸)に当たって止まります。

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スッキリとしたグリップです。


個人的にはこのリムダンパー好きです。自社ロゴが入っているダンパーはここ最近はあまり見かけませんので。


S2Sケーブルガイドバー
角度調整を付けることでケーブルテンションによるトルクの発生とライザーの“たわみ”を共に軽減してれるガイドバーです。

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と、ここまで書いていて、大事なことを忘れていました。
2020年モデルからカムモジュール方式と同様にリムポケット周りにも新機構を採用した事です。
「S.E.T.テクノロジー」
リムポケットの支え位置を変化させることで簡単にカムの姿勢をボウプレス不要で微調整することが可能となります。矢飛びに大きく関わってくる大事な部分ですね。
最近ではPSEのLASシステム、マシューズのTopHatワッシャー、Bowtechのデッドロックなどが同様の目的で採用されています。調整方法は「SET」のロゴがあるすぐ下(上)のフェイス面にあるナベネジ(ロックネジの役割)を少し緩めてから、サイド面のナベネジを「TAIL RT」もしくは「TAIL LT」側へ回すことでリムポケットを左右にずらしてくれます。

多くの方がてこずっていたペーパーチューニングがこれで簡単に行えるのはとてもありがたいですね。

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私個人的には玄人向けボウしかラインナップになかったEliteが“やっとこさ”おススメしやすい弓を出してくれたな、と思ったのが正直な感想です。
2020年をどんな弓で勝負するかまだ決まっていない方は十分検討に値するモデルではないでしょうか。


B3 ARCHERY リリーサー

Scott(スコット)から分裂し立ち上がったB3アーチェリー。ラインナップを見ますとスコットのアレやコレらとそっくり、あるいは殆ど違いが分からないと言っても過言ではない商品群。
そんな中、Braden Gellenthien選手が使用を開始したので当店でも取り扱いを始める事にしました。
入荷したのは「INFINITY(インフィニティ)」と「RANGER(レンジャー)」の2モデル。
どちらもトリガーレス(バックテンション)リリーサーです。

「INFINTY」


入荷したのはブラスモデル。
他にステンレス、カメレオン色調(ステンレス)があります。こちらに興味がある方はお問い合わせください。
薬指の部分がフレックスデザインになっているのでムーンを弄る以外のタイミング調整(ホット⇔コールド)が可能です。

「RANGER」


パッと見はブラスですが、実はアルミ製です。ご注意下さいね。
リストバンドの補助力が入るのでドローイングは随分楽になります。
ただ操作はトリガーレスリリーサーに違いないので安全なドローイングそして暴発は絶対に無いように充分注意してください。

それぞれのモデルにはクリッカー音の有り無が選択できる交換ムーンが付属しています。小さな部品なのでなくさないようにしてください。

B3のリリーサー「INFINITY」と「RANGER」は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


SURE-LOCから新作レストが入荷

シュアロックから久しぶりの入荷です。
今回はなんとレストです。その名は「RHYTHM(リズム)」

重さ49グラム、結構軽めのレストです。マウントブラケット部分が前後可動式のレストは各メーカーいくつか存在しますが、リズムはそのフレームにカーボンロッドを採用。軽量化の役割を果たしています。

目盛りはレーザーエッチング加工によりスッキリと見やすい仕上がり。
前後のスライド幅は約35ミリ。

このレスト、ユニークなのが左右両用設計。
エレベーションブロックを上下逆さまに付け直し、ウィンデージブロックに差し込むバーを反対側から挿し直すだけで左用にスイッチします。

ブレードは専用のものが用意されます。

先端の幅は一般的なスタンダード・ナローの約5.5ミリ。厚さは.008、.010、.012が1枚ずつ付属します。現在のところはワイドブレードの話はありません。

気を付けたいのが他社のブレード。
同じような2つ穴ですが、ベストランチャーブレードは規格があいません、幅が少しだけ広いのです。ご注意を。


ちょっと強引ですがこんな方法も。

もし予備がすぐに準備できないときはこんな方法もアリかもしれません。

コンパウンドレストの包装って大ぶりなブリスターパックや化粧箱に入っていたりしますが、リズムはパッと見は何かの文具用品的な雰囲気を感じます。
お店の陳列でレストコーナーに並べても一瞬レストとは認識できなそうです(苦笑

カラーは黒だけ在庫しますが他に赤、青、オレンジ、緑が存在します。
取寄せ対応とさせていただきます。納期確認は店舗までご連絡ください。

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正直、調整の手軽さや再現性はイマイチありませんが、レストとしての役目は十二分に果たしてくれる内容だと思います。

シュアロックレスト「RHYTHM(リズム)」は店舗およびオンラインショップで販売中です。


STAN Xtinction

STANから新しいインデックストリガー(人差し指トリガー)リリーサー「Xtinction」(エクスティンクション)が入荷しました。
エクスティンクション=絶滅、なかなか刺々しいネーミングですね。
リストタイプのリリーサーです。

最大の特徴はフックとトリガーの間にシアーと言う部品を1つ介することでトリガー負荷を1/30軽減してくれる構造になっています。
極端に言うと10ポンドの弓でも80ポンドの弓でもトリガーを引く力がほとんど変わらないと言う事です。
このためトリガーの「テンション調整」と「トラベル調整」の2つが可能になっています。
*一般的なこの手のリリーサーはトラベル調整しかできません。

トラベル調整ネジ

テンション調整

繊細なトリガー操作が可能なのはターゲット競技にも向いていますので、ありがたいですね。
STAN Xtinctionは店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


MATHEWS TRX36

マシューズ 2020年Newモデル「TRX36」のご紹介です。

TRXシリーズ初の36インチ。38や40で慣れているサイズ感からすると第一印象はコンパクト。
重さは手元の秤で4.7ポンド(約2.13kg)です。
新しくなった「C3Xカム」は、「Noカム」が「満月」なら、さしずめ「十日夜の月」。

TRXシリーズの中で最も最速の334fpsを叩き出します。

ちなみにこのC3XカムはTRX40と共通。TRX38とは異なるカムとなります。(CCTカム)
そうなると36&40と38では引き尺変更モジュールは共用できませんのでご注意を。
個人的に引き味はCCTからあまり変化を感じません。V-モジュールによってメリハリのきいたバレーとウォールになっています。

 

2019年モデルから新規採用となったエンゲージグリップは今年も標準装備。

また別売りグリップで「エンゲージサイドプレート」も用意されています。

これは標準のエンゲージグリップを外して“無垢”のグリップで使用したい時に、薄っぺたくなってしまう両サイドの厚みを補てんするプレートです。

このTRX36、眺めていて気がついた点。
まずはストリングの通り位置とハンドルの中心線の位置関係。

ハンドルの縦中心位置の目安になるリアブッシング(赤矢印)
そこにストリングの通りを重ねて視線を上に持って行くと、グリップの中心をストリングが通っていません(緑矢印)。かなり左寄りです。これはTRX7、8、38の時に比べてあえて左に寄せてきたんでしょうね。
38でペーパーテストを行うと右射ちの場合、矢が右向きに破れる結果が大勢を占めました。そこでトップハットワッシャでカム位置をフェイス面からみて目いっぱい左に寄せると解消されるケースが相次ぎました。

さらに36のカム位置を見るとなんと初めからトップハットが目いっぱい左に寄せれらている組み合わせです。

7や8、また38の入荷状態ではやや左のほぼ真ん中位置でした。
意見や要望を取り入れた結果こうなったのでしょうかね。
もちろんこのセッティングには相性があるので必要に応じて変更を。

試射はまだ行えていませんが、時間があれば真っ先に確認したい項目です。
他にもエンゲージグリップの有り・無しも試してみたいし、期待値はかなり高いです。

マシューズTRX36TRX40は絶賛販売中ですヽ(^。^)ノ


HOYT 2020年モデル INVCTA37(DCXカム)が届きました。

~訂正~
当初DCXカム搭載モデルの初回お求め時にはレットオフが65%しか選択できないと案内しましたが、正しくは75%との選択制であることが判明しました。訂正いたします。

HOYT2020Newモデル「INVICTA(インビクタ)37」のDCXカムモデルが入荷しました。X3カムが無くなりDCXカムへと引き継がれました。もう一方のSVXカムは継続です。


全体的に縦長く、また幅薄になった印象です。
ちなみに入荷した色は【スレート】です。

2020モデルからアルマイト仕上げの風合いが変更され、殆どのカラーが「サテン(しゅす)」と言う“ツルっとしたつや消し”仕上げになっており、タクティカル感まんまんの印象になっています。

インビクタにもモジュラーグリップ方式が採用されましたが、今モデルには3つのグリップ角度・・・0度4度8度に加え、1/8インチ(約3ミリ)グリップの厚みが増すグリップパーツもさらに同梱されるので、全部で6通りのグリップになります。「角度や厚みを試す」はもちろん良いですが、1/8インチ厚みが増す分それだけ引き尺が短くなるので注意は必要です。

Newカム「DCXカム」*下カム

引き尺変更はモジュール移動式です。入荷品のレットオフは65%。お求め時に65%か75%か選択ください。
DCXカムのモジュールポジションを確認するのにはこの“小窓”で確認します。(写真は「D」)

引き尺変更時に使用する工具は星形レンチ(ヘックスローブ)の「T-15」です。六角レンチではありません。絶対に間違わないようにしてください。誤って使用しネジ穴を壊してしまったという報告を何件か受けています。

ボウプレス作業はシンナム、ボウマスター共に「スタンダード」サイズで使用できます。
DFXカム搭載ボウのように上下でリム幅が違う、なんてことはありません。

シュートスルー部分の内幅は46ミリ。一時に比べほっそりです。

リアブッシングは5/16インチサイズネジで2か所。下側はハードロック対応です。

もはや定番となってきたケーブルガイドバー

テックハンドルブリッジの内側幅は約46mm。やや狭くなりましたね。

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今回のNewモデルはかなり振動吸収と静音性に優れたデザインとの事。
ここ最近は何となくマシューズのTRXに押され気味のホイットですが(私の主観200%ですが)、起死回生の一台になるでしょうか、楽しみです。

スッキリとグッドシェイプされたHOYTの新作「INVICTA(インビクタ)」(3740)は店舗およびオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


ホイット(HOYT)2020、コンパウンドが発表されました。

先日のリカーブに続き、ホイット(HOYT)2020のコンパウンドが発表されました。8月には現行ラインの製造を終了していて、約2か月売るものがないという前例のないリリースとなりましたが、出たものを見ても、ホイットらしくないというか、リカーブでも、ここ何年かカタログに採用しているエリソン選手やお国元の米ナショナルチームに使用を拒まれても、採用し続けた可動式リムボルトをあっさり撤回したりと、本当に設計しているエンジニアに変更になったのではないかと思うほどのリニューアルが続きます。

さて、簡単なところでは、プロフォースの2020年モデル65%のローレットオフモジュールが付属します。2019年の出荷済みのモデルではローレットオフモジュールが付属し、2020年出荷のモデルでは、65%が標準搭載、ハイレットオフモジュールが付属という形になるようですが、まぁ、違いはないでしょう。また、写真では具体的には分かりませんでしたが、少し色味が2020年は異なるようです(少しマット調)。もう売ってます!

HOYT PRO FORCE | JPアーチェリー


次に主力のインビクタ(Invicta)ですが、見てわかるとおり、ロングハンドルが採用されています。上記の写真の比較は完全に正しい長さにそろえてはいませんが、ハンドルとリムの比率を見ることはできます。どれもATAは37インチです。ホイットの発表では、2.5インチハンドルを長くしたとのことです。近年成功したマシューズのPro Compに近い長さになっています。ハンドルデザインもより直線的になっています。ハンドルを長くして、リムを短くし、ブレースハイトを3/8″短くしたことで、SVXカムで330fps(9fps増)とこちらもマシューズのプロコンプと同じ値になりました。

カムですが、SVXとともに新しくDCXというカムが登場します。こちらはX3カムのリプレイスですが、こちらも11fps速くなっています。ハンドルの違いで9fpsですので、カムのデザイン変更による実際の違いは2fpsです。来週初め入荷予定の在庫モデルはDCXで手配していますので、入荷後山田の方から詳しいレビューが出ると思います。

(ホイットのプロモーションビデオより)
他にはステルスショットのデザイン変更、レストを装着するためのホールが2つになり、より確実に装着できるようになったとのこと(なら使えよ…)。

評価が分かれるところはさらに豊富になったグリップオプションでしょうか。6種から選択できます。もちろん、オプション、セッティングは多いほどいいという考えの方からすべば最高のことでしょう。しかし、私の最初の弓はApex7でグリップは変更できるものではありませんでしたし、カムの位置も変更できず、ケーブルガードも可動式ではなく、それでも、全日本で戦えるレベルのチューニングに持っていくのに、3か月かかりました。エリートのエナジー35は4か月かかりました。

個人的には、最終的なレベルで選択肢が増えるほどチューニングがしやすいとは考えていません。特にグリップのポジションはその弓の性質を一番伝えてくれるもので、それを6種類も選べるとなったら、しかも、ドローレングスを変化させるモジュールもあるとしたら、ちょっと半年でもチューニングを終える自信がないです。チューニングが完成しないという意味ではなく、完成しても、もしかしたら、あっちの方がより点数出るかもという迷いを消すのが難しいという意味です。

このあたりが、いまだにほぼいじるところがないコンクエスト4がマーケットに残り、売れ続けている理由かもしれません。

個人的には選択肢が多すぎる弓は初心者にはお勧めできないです。特にグリップは他の部分と違い正解がないチューニングです。コンパウンドはポンドの調整幅が大きいので、初心者でも最上位のターゲットモデルをお勧めできますが、この弓はちょっと違うかもしれません。まぁ、いじらなければいいだけなのですが、私なら我慢しきれないです(笑)

カラーはすべてsatin finish(つや消し)となります。色の名前には変更はないようです。

もう一つのFX Compはちょっと異色です。DCXカムで28.5インチ、SVXカムでは27インチまでしか対応していません。まぁ、この部分は使用者が限定されるだけですが、ATAは33インチしかなく、ハンドルは非常に短いです。


Invictaは、これまでに設計した中で最も長く最も安定したライザープラットフォームで構築されています。 ライザーの長さを2½インチ増加させることで、Invictaはより低い重心と大きな慣性モーメントで設計され、これまでに構築したターゲット弓の最も効果的な照準と堅固なホールドを実現します。
(グーグル翻訳)

この弓がミドルレンジならいいのですが、価格もホイット側の宣伝も競技用として売りたいようです。しかし、インビクタの宣伝文句では、上のように書いているし、私の経験からも、それには納得なのですが、ショートドローでは、ハンドルが短い方がより安定するという理論は聞いたことがないです。違うメーカー同士、宣伝文句が異なるのはありますが、同じメーカーで、一方で長いハンドルのもたらすメリットをうたいなら、もう一つの競技用ハンドルを逆向きに設計するのは、あまりない経験です。

本当に限られた選手、例えば車いす用に来年のパラリンピック向けに特別に製造されたモデルかもしれません。今のところ、パラアーチャー以外で、これを自信もってすすめられる方が思いつきません。トップの選手でこれを採用する人がいたら、追ってみたいと思います。

以上、新しい2モデルは間もなく販売開始します。