夢の島アーチェリー場11月から稼働のようです。

オリンピック会場だった夢の島で11月から東京都の試合が行われるようです。また、東京都の試合だけではなく、今後、全日本社会人ターゲットと全日本ターゲット選手権もこの場所で行われます。

基本的には、夢の島アーチェリー場はつま恋リゾートと大きくはかわりません。より良い点としては、全てがより近接していて便利なところです。最寄り駅から車移動、施設内でもバス移動が必要だったとの違い、最寄り駅からは徒歩で10分程度。写真赤で囲んだところがメインのアーチェリー場です。その横には別のアーチェリー場(黄色で囲んだところ)もあり、全日レベルの試合の時には、練習会場として使用されるかと思います。

右下のところの黒で囲んだ場所がホテルとなります。レストランも併設されているので、食事もここで可能です。つま恋と違って施設内に娯楽施設はありませんが、二駅隣にディズニーランドがあるので、そちらでお楽しみください。敗退したらディズニーで遊んで、閉会式にあわせて戻ってくれば怒られないのでは?

最初の全日本主催は来年の全日社会人、家から50分なので…遠征が楽しめなくなりますが、競技的には地元開催なので有利になるのかな?


エンドサービング処理?

2022年の新商品についてのミーティング、海外とのミーティングが増えました。しばらく忙しいかもと思いながらも、2022年の新商品はあまり多くないようです。リカーブチューニングマニュアルのダウンロードが1000コピーを超えました。日本語の資料ですので、日本語の方が読んでいると思いますが、日本のアーチェリー人口(1万人弱)を考えると、それなりに評価されていると思いますので、2022年も資料作り、情報発信を中心に動くことになるかなと思います。

上の写真。一瞬を切り取った写真は多く見かけますが、連写して全部アップしたのかと思うと、それも表現ですね。

関係がある大会でメディアとして登録して仕事もしましたが、先日発表されたスマホ(Xiaomi Mi 11 Ultra 5G)が、自分が持っているカメラよりも高性能でびっくりしました。しかし…メディアとして登録しといて、でっかいカメラをぶら下げないで、スマホ片手に撮影するのも…。今後どうなるのでしょうか。

今日はもうこれで仕事終わりますが、エンドサービングのところになにか処理してますよね(赤いところ)。なんでしょうか。明日また調べてみたいと思います。


もう少し頑張ってみると。

世界選手権コンパウンド男子団体、買収されて1年で、ダートンアーチェリー x ブラックイーグル の組み合わせで金メダルをと獲得です。早い! 2022年モデルのテンペスト3D(ターゲット向けに少し違うみたい)、ケーブルにベアリングを使ったりとユニークな設計(ひと昔?)です。

前にお客様からの要望を受けて、ダートンと話をした事があるのですが、海外展開には全く積極的ではなく、いまでも、海外販売店はカナダ・オーラスとリア・フィンランド・ニュージランドと、ちょっと不思議なラインナップで4カ国だけです。対して、ブラック・イーグルは積極的に海外展開をシてきたメーカーなので、今後、方針転換するのかな?

次は10月10日の試合に申し込みましたが、抽選制?出場できるのだろうか。前回から1ヶ月の間にタブを少し改造。より、手に接するポイントを増やしました。装着されているのがバージョン2です。

しかし、なかなかに設計図通りに鋭角にプリンタが出力するので、一度目のテストで、手の痛みに耐えてという状態に…。対策として、角にタブづくりで余った革を貼って。練習では550点を超えるときもあるので、10日の試合では予定通り、550点(全日本選手権申請最低点)を目標にがんばります。

アーチェリーも全部わかってなくても当たるし、パソコンも全部わからなくても使えてしまいます。それはそれで良いことなのだと思いますが、わからないところをわからないままにしないで、考え続けることには意味があると思います。高校時代にずっと監督に「弓をまっすぐ押して」と指導されてきましたが、その意味がわかるのに1年位かかった記憶があります。

最近、AI関係の勉強をしています。順調には進んでいますが、教科書では動画(3次元)を数字の羅列(1次元)に変換して扱うのですが、その意味が昨日やっと理解できました。別に理解できなくても、その次の章まで進んで勉強できていることにもびっくり(そういうルールだと思えばいい)ですが、何事も考え続ければ、いつかは理解できるという初心を思い出しました。ベアボウの世界もわからないことだらけで、点数は上がって来ているものの、何が良くなっているのかがわからない状態ですが、いつかは見えてくると信じて頑張ろうと思います。理解には理論だけではなく、時間と経験も必要なのでしょうね。


【追記】世界ユースで大活躍、今年の全日本ターゲットが楽しみです。

【追記】こちらはもともと8月の記事でしたが、今年の全日本選手権は記録会方式(ランキングうランド)で開催されることが設定し、トーナメントは行われないとのことです。静岡での最後の開催(今後当分は東京のオリンピック会場)でした。メダリストたちの対戦もなくなったので残念です。

ちなみに、世界選手権のランキングラウンドはリカーブで大荒です(みんなあたっていない)。女子リカーブのアンサン選手は646点(世界選手権予選トップの過去最低点)。何があったのだろうか。

世界ユースで日本代表チームが大活躍のようで、オリンピックのメダリストも入れて、今年の全日本ターゲットは多くの世界大会のメダリストが競い合う試合になりそうで、今から楽しみです。

ヤフオクでNプロのホイット仕様(ILF)リムが出品されており、サイズが合わないので入札できませんが、ヤマハのハンドルにILFモジュールを付けて、そこにILF仕様のNプロを装着したら、夢の共演ができるのではないかと妄想しております。

ベアボウを1960年代のアーチェリーを見習え理論で練習していますが、1ヶ月たち、やっと射型が少し固まってきたのかなという感じ。ただ、個人的にストレートスタンスだとどうしても重心がかかと側に行きがちで、定まらないので、コンパウンドのときと同じオープンスタンスに変更し、重心は安定したものの、特にグルーピングには変化が見られず。射型が決まったので、明日からハイスピードカメラなどを使った細かいチューニングに入っていこうかと思います。

明日が店舗最終営業日、翌週の金曜日まで夏季休暇いただき、土曜日から営業です。通販は2日に一回くらいのペースで発送作業を行います。よろしくおねがいします。


【追記】2021世界選手権、久しぶりのコンパウンド。

【追記】PBTSがサイテーションに2022年モデルより標準搭載されるという連絡がありました。在庫の即納2021年モデルは1万円値下げしました

【即納】PSE Citation EMカム

アメリカで行われている2021年世界選手権、オリンピック一色だったので、久しぶりのコンパウンドの試合な気がします。流石に時期的に2022年モデルをすでに入手して使用している選手はいないようですが、先日発表された新型のスープラに使われているPBTSを2021(2022年も継続)のサイテーションに改造して(多分弦交換だけで可能)搭載する選手が多いようです。

まだ公式練習、試合は本日の深夜より開始です。


2022-2023年のホイットに注目。

ホイット(HOYT)アーチェリーの社長が交代したというニュースがありました。新しい社長のZak Kurtzhals氏は2003年ホイット社に入社し、エンジニア部門を歩んできた方のようです。

現社長のRandy Walk氏は94-95年頃にホイットの社長となり、20年続いてきたライン、TD4から舵を切り、アジャスタブルリムポケット(リムアライメント調整機構)の導入、NCアルミ合金ハンドルなどに着手した方です。Zak氏がどんな改革に取り組むのか楽しみです。

来月に発表されるであろう、2022年というよりは、2023年のラインナップに期待です。


ちょっと眠い…WAで決めること。

PSE(アメリカ時間)の方とやり取りしていたらこんな時間に。詳細はまたお知らせします。返信が来る間に、今週行われるWAのミーティングの議題を見つけていたら、結構時間がかかり…。

議題はこちらで確認いただけます。

アーチャーの多くに影響がある議題というと、

Motion 10 – 100cm target face → 122cmだとみんな当たってしまうから的の大きさ100cmにしようよ(否決されそう)

Motion 11 – 60 arrows instead of 72 arrows → 72本じゃなくて、予選は60本にしようぜ(否決されそう)

Motion 13 – compound outdoor scoring 11 → Xは11点(アメリカ人は賛成しそう)

となっていて、なんとなく結果は見えています。

注目する争点は、ベアボウかなと思います。

Motion 5 – barebow at Target WC

中身を見るとスウェーデンが提出した議題で、ベアボウを世界選手権に含めることを求めています。ベアボウ自体に対して反対意見は存在しないものの、WAはコストアップにつながるという意見を追加しています。まぁ、部門が増えればコストは上がるのでしょうね。

リカーブで始まったFITA(WA)ですが、コンパウンドを追加するのに、経済的な理由での問題点は全くありませんでした。コンパウンド部門は金があったのです。対して、ベアボウ部門は多くの器具を使わないため、リカーブとコンパウンドと比べれば最も金が無い(経済規模が小さい)部門です。さて、WAはこれを追加するでしょうか(*)?

*個人的に普通に考えたら追加しないと思いますが、スウェーデンが提起し、WAの本拠地がスイスにあることを考えると、条件付きで成立する可能性もあるのかなと思います。ただ、コンパウンドを追加する時には、コンパウンドは弓か、機械か、という哲学的な議論だったのに対して、ベアボウではコストという論点になってしまうと、先が読みないです。

**WAの意見

Target Archery Committee:
Inclusion of barebow would raise the participation number so high that it would be impossible to find organisers for target World Archery Championships due to necessary venue size. If this motion is accepted, it would result in setting a participation limit for every category (including for recurve and compound). Or would be leading to an extension of the event programme which would significantly raise the price of participation for all teams.

Looking from World Archery perspective, it would also mean extra cost and budget increase which means there will need to be something that World Archery will do less in the future if extra revenue sources not found.

(グーグル翻訳)

ベアボウを含めると参加者数が非常に多くなり、必要な会場の大きさのために、対象となる世界アーチェリー選手権の主催者を見つけることができなくなります。 この動議が受け入れられた場合、すべてのカテゴリー(リカーブとコンパウンドを含む)の参加制限が設定されます。 または、イベントプログラムの延長につながり、すべてのチームの参加価格が大幅に上昇します。

世界アーチェリーの観点から見ると、それはまた、追加のコストと予算の増加を意味します。つまり、追加の収入源が見つからない場合、将来、世界アーチェリーがより少ないことをする必要があることを意味します。


ワールドマスターズゲームズ2021関西、ベアボウ競技追加、648名追加募集。

【追記】ベアボウ男性アウトドア30-40歳カテゴリーは10分で満員、仕事していたので間に合いませんでした…。それにしても、全部(個人情報など)を先に入力させて、これからはじめて申し込めるかわかり、10分かけて個人情報を入れてから、満員だとわかるという鬼畜な仕様でした。

また、システム上、申し込めないカテゴリーの状態が見られない仕様なので、女子の状況・別の年齢カテゴリーの状況は把握できません。

(追記ここまで)

来年行われるワールドマスターズゲームズ2021関西にベアボウターゲット競技が追加されました。10月1日よりエントリー可能となります。

また、同時にアウトドア・インドアともに大幅に参加定員が拡大しました。648名の拡大分をすべてベアボウに当てるはずはないので、リカーブ・コンパウンド競技でも追加募集があると思われますので、前回だめだった、年齢に達していなかった方も再検討ください。


世界パラ記録が続出のようです。

(追記)午後に別競技の水泳ですが、NHKの解説の方がコロナになってから、パラの大会がほぼ行われなくなり、この2年間試合が殆どなかったのが、記録更新が多い理由と解説していましたが、パラアーチェリーも同じ状況なのでしょう。

パラリンピックの予選で世界パラ記録が続出しているようです。少し前に下記の記事を読みましたが、パラアーチェリーはより道具の進歩に影響をうけ、道具に対しての工夫が求められているのだと思われます。

【パイオニアに聞く】用具の工夫で世界を制した! アーチェリー・南浩一の挑戦心

和弓やロングボウではパラアーチェリーはそもそも成立しなかったでしょう。センターショットの概念により、グリップでの動作が単純化し(まっすぐ押すだけ)、コンパウンドボウの登場で弓が66インチくらいから、40インチ以下にまで短くなって、リリーサーの登場で手によってリリースしなくても、機械でリリースできるようになり、こういった道具の進歩がより生かされているのだなと実感します。

予選では特に中国チームが6個の世界記録(訂正 世界パラ記録)を更新したようです。今日からトーナメントです。


【追記】長谷川貴大選手に対する処分…介入スキーム。

(NHKより)

【追記 2021/8/25】

現場で何があったのかはわかりませんが、いろいろとやりとりしているうちに、今回の事件のスキーム(やり口)について、自分の中でなんとなく答えが見えてきました。おそらく正解だと思います。

今回の事件は練習中に起こっているようですが、競技規則は基本競技中にしか適用できません。例えば、練習中はその練習場が認めれば、どんな洋服でも練習できます。外部から隔離された場所であれば、上半身裸で練習することも可能です。また、試合中でなければ、スコアカード改ざんや、自分に甘く9点に届いてないけど、いいやと、9点としても処分されません。

ですので、今回の事件をそのままの意味では、連盟は介入、処分することができません。当事者で話し合ってくださいまででしょう。ただ、例外的に練習中の出来事でも連盟が介入できものがあり、それは危険行為とパワハラやセクハラなどの行為です。そのために、練習中の出来事に対して連盟が処分する大義名分のために、どうしても、この行為を重大な危険行為だと結びつける必要が発生し、練習中の行為を処分のためのスキームとして、あのような公式発表になったものと考えます。

しかし、本来は処分できないはずの行為を、処分できるようにするスキームは転び公妨のような、非常に危険なものでもあると思います。近年他のスポーツ界でも、当初はパワハラ案件として告発されたものが、よくよく話が進んでいくと、派閥争いだったりして、残念なことになったりしていますよね。

ただ、所属しているのは全ア連なので、私としてはこれ以上突っ込みません。

【追記ここまで】

コメントがあり、回答のために詳しく調べたら全然おかしなことになってたので記事にしました。報道されていること以上のことは知りません。

昨日仕事に行く前にこのニュースが入ってきて、やってしまったなという感じでいましたが、日本身体障害者アーチェリー連盟さんの公式発表を読み、全く理解できない、論点がすり替わったものにされていて非常に残念です。

(競技規則)競技者は、持主の許可を得ないでその弓具に触れてはならない。

に対して、連盟は「選手自身の怪我及び暴発による事故を招きかねない重大な行為です」とコメントを出していますが、正直意味がわからないです。マスコミはアーチェリーを知らないのでどこも突っ込んで取材していませんが、アーチェリーやっていれば、何を言っているのだとなると思います。

試合で新しい道具を持っていったときなどに、ちょっと触らせてよ言われて、相手に弓を渡したり、自分からもその道具見せてもらえますかといった行動をすることはあり、一般的なアーチャーの交流です。何も危険ではありません。

競技規則で禁じてるのは、「触れてはいけない」のではなく「持主の許可なく」の部分で、こっそり触れて、クリッカーやサイトの位置やプランジャーをいじって、相手の道具のチューニングを狂わせ、得点を下げて勝つという卑怯な行為です。

相手の許可さえあれば、何も問題のない行為です。矢を上に向けて射つといった危険行為ではなく、スコアカードの改ざんのような卑怯な行為でしょう。卑怯な行為をおなこった選手を、危険な行為とすり替えて発表したのは、武士の情けかもしれませんが、そこはいいとして、このような選手がまだ試合に出られる状態にしておくのは馬鹿げているとしか言えません。他のアーチャーになにも害のない飲酒問題でも資格停止したのになぜでしょうか(ただしこちらの全ア連)。