ワールドカップ2017 ステージ3の弓具ニュース。

この時期(新入生の弓具セットの見積もりが多い)は、一般業務が忙しく、今回のワールドカップ2017ステージ3は全くリアルタイムで、結果を追えませんでした。気づいたら終わっていた的な…。本日、まとめて見直して気が付いたことをいくつか。

まず、タグ付けで気が付いたのですが、スティーブ・アンダーソン(Steve Anderson)選手。なんとなく、アメリカの選手は自国製を使う(リリーサーメーカーのほとんどはアメリカにあるし)って感じだったので気づきませんでしたが、使用しているのは、フランス・アークシステム社製のリリーサー、l’Attendu(レトンデュ)でした。今後、自国メーカーと協力して、シグネチャーモデルが出るかもしれないですね。

使用するメーカーをホイットからウィンにスイッチして、依然トップアーチャーであるものの、今年はあまり結果に恵まれていないジェーク・カミンスキー選手(今回の予選は41位で647点)ですが、使用するハンドルをWIAWIS TFTからアルミハンドルのWIAWIS ATFに変更しました。次のワールドカップではどのような結果を残すでしょうか。

5月後半から出荷が始まったシュルードのレベル(Revel)スタビライザーですが、トップ選手の中では、リック選手などが使用しているようです。

グラビティスタビライザーも入荷したので、ステージ1で課題にしていたスリムロッド対応はMKのもの以外は完了しました。よかった、よかった。

テスト済/取扱可 2016年 RamRods Classic Carbon(12.7mm)
テスト済/取扱可 2017年 Arc Systeme Gravity(15mm)
テスト済(エクステンダー)/取扱可 2017年 Fivics フェニックス 1500D(15.5mm)
テスト済/取扱可 2017年 Doinker ESTREMO (16mm)

価格未定 2017年 MK KOREA MK-XR(不明)


世界選手権のアメリカチーム決定/WIND DRAGON PRO-Xが初の世界戦へ。

(USAアーチェリーより)
先週末にアメリカで行われたトライアルで世界選手権のアメリカチームが決定しました。

毎度のメンバーが、新しく選ばれたメンバーがおり、世界選手権でどのような結果を残すのか楽しみですが、私個人としては、ちょうど昨年の今頃にアメリカで話題で評価が高まっているとレビューしたWIND DRAGON PRO-Xが、1年間の期間をえて、使用選手がナショナルチームの選考会を突破し、(自分の知る限りでは)初めて世界戦にデビューします。

マイナーだったころに自分が高く評価した商品がその後実績を重ねていくほど、ショップの仕入れ担当としてうれしいことはないです。頑張ってください!!

*現在取扱いしているのは、この次期モデルの”WIND DRAGON PRO-X プラス”です。28インチは本店/30・32インチはCP店です。

…なぜか、代表の集合写真にいませんが…コンパウンド男子チームの3人目は今年プライム/イーストンからエリート/ゴールドチップに移籍したクリストファ・シャッフ(Kristofer Schaff)選手です。頑張ってください!


ゲーター(Gator)カップでエリソン選手が4枚羽根で優勝。

(USAアーチェリーより)
アメリカで行われたゲーター(Gator)カップでエリソン選手が優勝をしました。

世界レベルのトップ選手であるエリソン選手がアメリカ国内の試合で優勝することは珍しくないですが、興味深いのがそのセッティングで、あまり採用されていない4枚羽根セッティングで試合にのぞみ優勝しました。

低ポンドの場合は失速を招きますが、高ポンドであれば、今後注目されるセッティングになるかもしれません。ハイスピードカメラも低価格で入手できますので、4枚羽根で問題となるクリアランストラブルの解決が容易になった時代だからこその変化かもしれませんね。


極細スタビライザーがついにトップ選手のトレンドに。

2010年のアバンシー(16mm)など、これまでもスリムなスタビライザーはありましたが、2017年のワールドカップ上海から一気に使用選手が増えました。メーカーもこれに対応して、多くのブランドが登場し、間違いなくこれからのトレンドになりそうです。

下記は今回のワールドカップのトーナメントで見かけたスリムタイプのスタビライザーです。

2015年 FUSE カーボンXスリム(16mm)
2015年 Doinker HERO (14.5mm)
2016年(多分) RamRods Classic Carbon(12.7mm)
2017年 Arc Systeme Gravity(15mm)
2017年 Fivics フェニックス 1500D(15.5mm)
2017年 MK KOREA MK-XR(不明)
2017年 Doinker ESTREMO (16mm)

スリムロッドは他にも多くの種類がありますが、今回の世界戦で使用されたスタビライザーだけでもこれだけのものがありました。2017年の世界選手権に向けて、この傾向が拡大していくのか注目です。

*細かい定義はありませんが、私としては現状の各メーカーのラインナップを見ると、16mm(約0.6インチ)以下が細いスダライザー、22mm(約0.875インチ)以上が太いスタビライザーといったところで理解しています。

**今回のワールドカップのリカーブベスト4で最も使用されたスタビライザーはHMC+(3名)で、直径は20.5mmです。


ハンセン選手、弓を間違えるもNano Pro RZでワールドカップ・ステージ1優勝!

本日行われたコンパウンドファイナルで、ステファン・ハンセン選手が個人優勝しました。新しく出たCX Nano Pro RZシャフトでの最初の世界戦のメダルです。

決勝では珍事件が。動画では1:38:00あたりです。シューティングラインに入った後、急いで戻って弓を交換しています。最初は弓具故障かなと思いましたが、ナレーションを聞くと???

6本目まで緑のエクスプレッションでシューティングしていたのが、このエンドでは赤の弓を持ってシューティングラインに入っています。本当に持っていく弓を間違えたようです。すごい集中力です!!


2017年ワールドカップ・ステージ1、3日/4日目終了し、週末のライブ中継へ。

2017年ワールドカップ・ステージ1上海の3日目と4日目が終わりました。ここまでは写真のみですが、週末は試合が中継されます。

コンパウンドでは、写真の現世界ランキング96位のパトリック・コグラン(Patrick Coghlan)選手が三位決定戦に進出し、2010年以来のワールドカップでのメダルがかかった試合となります。対戦相手はレオ・ワイルド選手。旧ポディウムボウの特徴的なダンパーシステムであるAir-shoxをわざわざ外して使用する特徴的なセッティングとなっています。

また、予選2位のリカーブアメリカ代表チームが、初戦で、カザフスタンチーム(予選15位)に敗退するという結果となりました。3選手は個人戦では、5位/7位/9位とよい結果を残していますが、団体戦ならではの結果でしょうか。

エリソン選手の今年からのセッティングですが、一点紹介を忘れていたビースティンガー
アルミエクステンダーを使用しています。取り扱いはできますが、在庫の予定はない商品です。以前ドインカーが同じ様な商品を販売していましたが、あまり売れなかったことと記憶しています。

特徴としては非常に高い剛性を持つものの、振動吸収性能はかなり劣るタイプのエクステンダーです。

日本チームでは、早川選手が女子リカーブの三位決定戦に、男子団体リカーブも三位決定戦へ進出します。

また、今週末の第50回全日本社会人ターゲット選手権大会へのスタッフ出場のため、日曜日まで通販の発送が休みとなります。ご理解ください。


メーカーにはメーカーの都合があるが、いいものはやっぱりいい!

昨日、記事にしたキ・ボベ選手は672点で2位通過。男子1位通過はキム・ウージン選手。彼もGMXハンドルを使い続けるようです。

テクミチョフさんからのツイッターブロックからの、イーストンの謎のチャート表の間違いを2か月認めないトラブルから始まった今年。メーカーにはメーカーの都合があるとは思いますが、トップ通過、しかしも、男子も女子も生産が終わったハンドルを使い続けているのは、メーカーとしてはいかがに思うのでしょうか。


今年最初のワールドカップ始まる、キ・ボべ(Ki Bo Bae)選手はまだGMXで頑張る!

今年最初のワールドカップ・ステージ1上海が始まりました。昨年発表されたウィンS21はまだ出荷は始まっていませんが、テスターでだれか使っているかなと思ったものの、初日の写真では確認できませんでした。

写真は数多くのメダルを獲得し、現在も世界ランキング2位のキ・ボべ(Ki Bo Bae)選手ですが、生産が終了した2017年になってもまだGMXで頑張るようです。

リムはINNO EX プライムでスタビライザーはHMC+と2010年当時ですべて手に入った道具です。道具は新しけりゃいいってものではないということですかね。コンパウンドでもコンクエスト4(2007年発表)で実績を残している選手もいますし。

*ただし、消耗品は新しいのが良いと思いますよ。3年物のX10ではさすがに戦えないかと…

予選は明日からです。


ファイビックス(FIVICS)のハンドル・リムでヨーロッパ記録更新(70m 353点)

ついにレコードで実績を残すレベルまで来ましたね。イタリアのネスポリ選手(Mauro Nespoli)がファイビックス(FIVICS)のハンドル・リムでヨーロッパ記録を更新(70m 692=353+339)したとのことです。おめでとうございます。

(FBの一般公開写真より)

使用している弓具は下記の通りです。

ハンドル: Fivics Titan X2
リム: Fivics Titan Wood コアリム
スタビライザー: CEX2000シリーズ
シャフト: CX Nano X-treme シャフト

です。

今年最初のワールドカップは来週末に行われます。各選手どんなセッティングで臨んでくるのか楽しみです!


アバロン(AVALON)トップアーチャーに採用される、ケースだけど。

低価格でユニークな商品を提供しているアバロン(AVALON)ですが、初めてトップアーチャーに採用されました。ケースだけですけど。

アバロンのカムプロテクターを絶賛したのは、フランスのトップアーチャーのセバスチャン選手(Sebastien Peineau)。現在世界ランキング9位の選手です。

アバロンのスタビライザーやシャフトがトップ選手に採用される可能性は低いですが、ユニークな商品は多くの方に使っていただけると思います。

AVALON カムプロテクター