初配布データ ベアボウゲージです。

タブをいじっている間に作ってみました。122mmのベアボウ検査ゲージです。公式モデルがあるのかなと思って調べてみましたが、定義は+-0.5mmの誤差と結構精度が悪くても良いみたいです。

この設定で出力し、52分。3つ出力して、計測した結果は誤差+-0.2mm程度でしたので十分に実用に耐えると思います(お客様で出力される場合はお客様の環境によります)。

樹脂ですので環境によっては変形する可能性もあるので、中央に校正・確認用のドットを入れてあります。円が121.5mm – 122.5mm内であることを確認してください。

ベアボウゲージ 122mm (STLファイル)

ご自身で印刷するか、DMM.makeのような出力サービスを利用されるか、お店で、ほぼ原価で販売させていただきます。

ベアボウゲージ - JPアーチェリー


自分のタブを作る その2

タブづくり、三日目。設計はほぼ完了しましたので、最終的な完成品を出力しようとしましたが、まさかのここで1日つまづくとは。。

国内で製造されている手作り・少量生産のタブの多くは使い捨てなのはもったいないと思っていました。プレートにねじ穴を入れるだけで、使い捨てではなく、交換して長く使ってもらえるのにな…と思ってはいましたが、このねじ穴が難しいのです。軽く考えててすみません。

使用している素材はPLAという樹脂ですが、この素材は印刷して(200度)、冷めると少し縮みます。熱収縮性というらしいのですが、65mmのタブ全体で0.2mmほど縮みます。0.3%ほどなので問題ありません。

今回、一般的なサイズの2mmのねじを選択したのですが、タップを入れるための下穴は1.6mmですので、0.2mm単位での誤差は致命的です。さらに印刷の精度も0.2mm単位ですので素直に1.6mmで設計した下穴は見事に失敗しました(失敗してから考えて初めて理由が分かった…)。

そこで自分の環境を確認する意味で、全部違うサイズの下穴を設計して印刷。サイズとしては2.0mm-2.2mmで出力すると、1.6mm程度の穴になることが確認でき、この問題は解決しました。

個人で使うようとしては他のメーカーに似てても問題はないと思いますが、一応、YOSTっぽいカーブを修正し、1.6mmの下穴の出力に成功。

しかし、ここで新しい問題が。まず、仕事上タップにはかなり慣れていると思ったのですが、5/16″(7.8mm)のタップと、直径2mmのタップを厚み2.5mmの樹脂に入れていくのとでは難易度が全く違います。スタビライザーなどと違い、性能上真っすぐ切れている必要はないのですが、しかし、それにしてもまっすぐ入りません( ;∀;)

もう一点はプリンタの設定の怪。左がお試しで速く印刷したもの。右は本番用にゆっくり丁寧に印刷したもの。普通の2Dのプリンタでは常識である、ゆっくり印刷したほうがきれいに仕上がるわけではないことに絶句。。なんで…続く。


自分だけのオリジナルタブを作る。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

と、正月からタブを作っています(笑) ずっとやりたかったのですが、まとまった休みがなく着手できていなかったので、年末年始の休みを利用して、大みそかに設計して、本日・元旦に出力しています。

最近、新型のタブでは価格の高騰が続いています。選択肢が広がるのはいいことだとは思いますが、こんなに高いんならもう自分で作ろうと思ったのがきっかけでした。スタビライザーには性能が存在しますが、タブには(タブ革を除き)存在しません。自分のフォーム・手に合うかだけです。高いタブは基本拡張性が高い(自分の手に合わせやすい)か、コンツアータブのような立体的なデザインになっていて加工にコストがかかるかです。

1万円を超えるタブがある中、実は、2万円くらいで自分のタブを作ることができるます。CADの知識は必要なので、お手軽とは言いませんが、パソコンに詳しいのであれば、2-3時間の勉強で作ることができます。

以下、参考になればと思い記事にしました。アーチェリーは詳しいですが、立体物の製造に関しては素人です。実際完成しているので、間違った情報はないと思いますが、もっといい方法、いいやり方がある場合はあると思います。

製造中・30-60分で完成します。

必要なもので購入が必要なのはタブを印刷するプリンタと材料だけです。プリンタは1万円から購入できますが、情報量の多さとメンテナンスを考えて、Ender3プロという機種にしました。材料と合わせ25000円でした。

自分のタブですから、タブは自分で設計する必要があります。人にもよりますが、いきなり設計するのは難しいと思うので、まずは自分の使っているタブをまねて、その寸法を測って、一回作ったほうが簡単だと思います。設計には趣味なら無料で使えるfusion 360を使用しました。

Fusion 360

fusion 360

自分はYOSTを使っているので、それっぽいものを作ってみました。下の方にタブの製造番号などをくりぬいて設計したのですが、小さすぎて、印刷時につぶれてしまいました。

届いたプリンタの説明書を読んで初めて分かったのですが、3Dのプリンタも2Dのプリンタと一緒で基本は印刷しかしてくれません。どのように印刷するかは事前にPC側で設定する必要があります。3D印刷の場合、スライサーソフトと呼ばれるものを使用します。

このソフトで印刷の質・スピード・密度(内部が空洞かぎっしり詰め込むか)などを設定していきます。この設定が一番難しく、丁寧にやれば、ほぼ成功するものの印刷に3時間もかかってしまうことも。スピード重視だと30分で終わるが失敗することもあります。知識ではなく、経験を積んでいくしかない部分だと思います。

cura

スライサ―も無料で使用できる高性能のものがあり、自分はCuraというソフトは選択しました。インストール時には英語になっているので、日本語で使用したい方は設定から言語を日本語に変更して再起動が必要です。

Ultimaker Cura

二つの無料ソフトと1台のプリンタがあれば、後は、失敗しながら、トライしていくだけです。

二つ目に設計したタブです。あくまでも自分に合わせているので、レビューなどをしませんがいい感じです。文字も、凹ではなく、凸で作ったことではっきりと出ています。ここまでで勉強・プリンタの組み立てなど全部入れても10時間くらいです。あと二日、もう少しいじっていきたいと思います。

openTabとあるのは、今後自分で設計したタブでいい感じのものに関しては、設計図(stl)は公開します。3Dプリンタがあり、無料のスライサーで自分の印刷環境に合わせて設定していただければ、作ることが可能です。仲間からの投稿も受け付けます。今年もアーチェリーを楽しみましょう!