台頭する中国メーカーたち。

選手末のマカオオープン、中国メーカーSANLIDAの上位モデルHERO X10が登場しましたね。使っている選手のスダライザーがとんでもなく高いドインカーHEROなので、予算的な問題で選択していなそうです(笑)

(アーチェリー業界外)一部のメーカーは「Made in PRC」と表記して中国であることを隠蔽しているようですが、中国のアーチェリーメーカー堂々としたものです。写真は先日、国際大会でメダルを獲得したPYTHONハンドル。めちゃめちゃ中国アピールです!

現在、中国メーカーの多くはOEMをメインとしています。個人的な理解で、理由としては、それが楽だからのようです。言われたとおりに作って納品して終わりという姿勢のところが多いです。単価も安いので、修理という概念もあまりなく、壊れたら新品に交換。それでも、利益は出ているのでOKといった感じです。

その中で、高価格帯の商品に挑戦するメーカーが出ており、当然価格が高くなれば、OEMで納品して壊れたら交換では、利益が出ない(もしくは管理できない)ので、少しずつですが、メーカーとして良いものを作って、故障率を下げて、そして、メンテナンスもするという概念が出ているようで、それに伴い設計もメンテナンス込みの一つ高いレベルのものに変わってきていると感じています。

さらに、自分たちの強みは製造する事だと理解したうえで、高価格帯のコンパウンドモデルでは、設計をアメリカのエンジニアに委託、ハンドルやリム(ゴードンファイバー)、弦(BCY)の材料も、それぞれアメリカの有名会社から仕入れ、製造・組み立てに特化するというメーカーもあります。

また、韓国もそうだったように、ナショナルチームのフィードバックによって国産ハンドルを開発するわけですから、中国の選手の技術の向上に伴って、開発力も向上すると考えれます。

近年、いくつか仕入れてレビューしていますが、競技レベルで、4-5年のうちには、自信を持ってお勧めできるようなものが発表されると予想しています。

低価格で高いパフォーマンスをたたき出すアローシャフトが増えたことで、イーストンも低価格の競技用シャフトを発表したように、競技用レベルのアイテムの価格の低下にもつながってくれるではないでしょうか。


ウィン&ウィン(WIN&WIN\WIAWIS)の2019年が発表。

ウィン&ウィン(会社名)・WIAWIS(ブランド名)の2019年ラインが発表されました。今週末のJVD OPENと同時に行われている展示会に合わせた感じですね。ただ、毎年書いていますが、発表後すぐ流通するホイットと違って、ウィンは流通まで時間がかかるので、実際の登場の来年になると思われます。

さて、まずは、生産終了から。

・WIAWIS Nano MAXハンドル
・INNO AXTハンドル
・WIAWIS ONEリム
・WIAWIS ACS Nano スタビライザー

がなくなります。ナノMAXプラットフォームがなくなるため、2019年では全ハンドルで共通のグリップが使用できるようになります。今在庫確認しているところで、生産終了品のうち、スタビライザー以外は値下げして販売終了します。

新しいものでは、まぁ、出るだろうと思っていたのが、ACS15スタビライザー。イーストン、アリゾナに続いての流れです。15mmスタビライザー増えすぎですけど、こちらはリカーブ向けに特化して開発されているので、イーストンやアリゾナのものとは差別化できると思います。

ハンドルは2つ、カーボンタイプのものが登場します。アルミハンドルで好評のATFの製造がいまだ追いついていないのですから、アルミハンドルが出ないのは納得です。一つは新しいカーボングラファイト素材を使用したTFT-Gハンドル。塗装が難しいからか、ウィンにしては珍しく1色のみです。

もう一つはカーボンコンポジットハンドルのCX7(カタログではCXT-7と表記)ハンドルです。価格表まだですが、一つげ的にはRCX-100ハンドルと同じ立ち位置です。低価格のカーボンハンドルと思われます。ただ、重さは1300gもあるので、ちょっとカタログだけではターゲット層が想像できないです。こちらも1色のみ。

2018年のリムは出来が良かったと思います。ほぼ破損は起きませんでした。2019年はリムにグラファイト、プラス、コアにグラファイトフォームという新しい素材を採用しています。ホイットがフォームから撤退して、バンブーコアに移行したのと対照的に、ウィンはフォームコアの方を新しいモデルに選択しています。

その結果、ホイットは過去最速という売り文句でVelosを出しましたが、ウィンの新しいリムは矢速を損なうことなく、安定性、滑らかさ、そして強度を高めたことが売りのようです。リムが硬ければねじれ、破損の確率は下がりますが、硬いリム=高性能という認識は、あまりなく、柔らかいリムを好む選手もいます。このあたりは市場に出てから評価されるでしょう。

もう一つのCX7は情報が少なく、現時点では何とも評価できません。これで、ウィンはフォームコア5モデル、ウッドコア2モデルとなりました。

それ以外ではディスクウェイトと新しいダンパーが登場します。レインボー色凄いですね(笑)

以上、入荷を待ちたいと思います。また、INNO EXシリーズがどうなるか判断できなかったため、在庫を減らしていましたが、継続となったのでまた仕入れます。

WIN&WIN アーチェリー 2019


イーストン(EASTON)のハルシオンは15mm設計。

イーストンのカタログには間に合わなかった新しいスタビライザー、ハルシオンの詳細が発表されました。15mm設計とのことで、現行のスタビライザーだとビースティンガーのMicro HEXの13mmよりは太くなりますが、コンツアーCSの先端側(14.4mm)がそのまま一本のスタビライザーとなるようなイメージです。

となると、これで剛性を出すためには、少なくともCSよりも良い材料が必要なので、価格はCS(25,800円)よりも高くなってしまうかもしれません。価格情報を待ちます。


残念です…ベガスシュートでドーピング。

インドアシーズンの準備をしていたら知ったニュースなのですが、ベガスシュートの男子コンパウンド部門で優勝したボブ・アイラー選手が、直後のドーピング検査で、ベータ遮断薬のプロプラノロール(不安解消、心拍数や血圧の低下で身体の揺れを少なくする)が検出され、タイトルを剥奪、2年間の出場停止の処分を受けたとのことです。

残念です。。。


マーケティングしないAAE、新しいスタビライザー完成してました。

2019年商品でよいと思います(笑)完成時期知らないので…。

AAE(アリゾナ)は本当に営業をしないので、新商品はほぼ自分で見つけるしかありません。久しぶりにサイトを確認したら、今年初めからトップアーチャーによって、プロトタイプのテストが進められていたHot Rods Advante x がもう在庫有りで、売られ始めているではないですか!!聞いてないっすよ。仕入れ値確認して発注します。

特徴としては、現在のトレンドである極細タイプのスタビライザーとなります。イーストンも新しく発表したし、どんどん増えますね。

また、昨年新しい出たハイブリッドベイン(EPとPMの両方の特徴を持つという意味)は、サイスが3種類だったのが、HY-16/1.85 Shield/2.0 Shield/23/XB(クロスボウ用)と5サイズ増加します。どのサイズを在庫するかは少し相談して決めたいと思います。

また、AAEは近年カタログも作っていないので、この後2019年ラインに向けてまとめての発表はこれからもいと思います。


われわれは「ただの的あて」をしているという事。

朝にタイムリーな話題が。剣道での話ですが。

昨日、飲み屋で友人から新しい飲み友達を紹介され、話はアーチェリーに。まぁ、必ずと言っていいほど聞かれるのが、弓道との違い。私は弓道はやったことがないのですが、以前にNHKでの放送。


増渕は平成4年に29歳という史上最年少で天皇杯を優勝している。ところがその翌年、全ての矢を当てたにもかかわらず予選敗退。審査員の一人に「ただの的当て」と酷評された。
(gooより)

という番組を見ました。そこから、的あてがアーチェリーで、的あてじゃないのが弓道と説明しています。

*ウィキペディアによると「的中だけではなく、射形、射品、態度などを総合して審査員が採点する」

お金で剣道の段を買ったり、奈良はボクシングで勝てたり…

(基本的に)選手のパフォーマンスがそのまま結果となり、接待や金銭授受などによる不正のおこりえない、「ただの的あて」をしていることを私は誇りに思います。こういうことをしている人間って、自分がしていることが自分の愛するスポーツの価値を下げていると考えないのでしょうか。残念です。

居合道昇段で金銭授受 八段審査で数百万円、接待も 内閣府が調査 産経ニュース


TOPOINT サムトリガー・リリーサー – TP420~BLACK

中国のメーカー「Topoint」からリリーサーが届きました。
「TP420」

【内容】

・六角レンチ(2サイズ)
・4本掛け用パーツ&ネジ
・交換用トリガースプリング
・リリースロープ(サービス)

3本掛けモデルですが、付属のパーツを装着すると4本掛けにもなるんです。

調整は一般的なトリガーリリーサーと同じくテンション調整とトラベル調整が行えます。

《テンション調整ネジ》

《トラベル調整ネジ》

いずれもその側面にはロックイモネジが存在しますので作業後は忘れず行いましょう。

コッキングは1つの動作でフックも同時に閉じてくれます。

各所のサイズです。

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中国メーカーのリリーサーだけに何といってもその売りは価格です。
初心者の方が手ごろな価格でトリガー式リリーサーを手にしたい、というニーズには十分こたえてくれると思います。

しかしながら当面取り扱いはしません。
製品精度に問題はなさそうですし、動作が不安定と言う印象もありません。
ただ、一通り市場に出回って評価が一定数までたどりつくかどうか、、、という思いがあります。
今後、好評価が続けばもちろん取り扱いに向けて再考いたします。

今回はテストのために仕入れたリリーサーを特価品としてお出しします。
1点だけなのでお早めに。


リムのねじりチューニングをサポートするツールの登場。

言われてみると確かに必要ですね。今までリムのアライメントはセンター調整という左右一軸でのみ調整でしたので、バイターのリムゲージや、ハンドルのリムボルトなどを基準点として調整することで問題がありませんし、リムがねじれている場合には交換する(経年変化の場合は諦める)しかありませんでしたが、プロディジーシステムから、リムをユーザーが意図的にねじって使用する事が可能となりました。

私たちは、この機能を使用するメリットを感じませんので、考えていませんでしたが、当然の流れとして、この機能を使用するユーザーは、リムのねじれを確認しながらチューニングをする必要があります。

現在、キックスターターでリムのねじれ(ブレース状態で)を可視化するチューニングフォークなるものが開発資金を募集しています。興味がある方は是非。

*リムをねじる機能がないハンドルでは、このツールは機能しません。

Archery Tuning Forks: Tools For Better Bow Alignment