アーチェリー業界頑張ってます!

いろいろなところでコロナウイルスの影響が出ていますが、影響は人それぞれなのが特徴でしょうか。昨日、都知事がキャバクラ禁止令を出しました。友人にオーセンティックバー関係の方が多く、みんな怒っていますが、けど、正確に「接待飲食店等営業」「特定遊興飲食店営業」「深夜酒類提供飲食店営業」の店には行かないで下さいと言ってもほとんど伝わらないので、難しいところですね。

飲食とは反対に医療関係の人たちは忙しくしているようです。弊社は多少なりの影響を受け、店舗での営業形態を一時的に限定して営業させていただきます

【大事なお知らせ】大久保店の営業について

アーチェリー業界内でも協力体制ができていて、概ね問題なく動いています。いろいろなメーカーがコロナ対策を打ち出しています。昨日、シュルードからは外出できない状況で、オンラインの通販を利用した場合に、自分がいつも利用している地元のディーラー(地域のプロショップ)にキャッシュバックできるプログラムを打ち出しました。団結して乗り切るための非常に合理的でメリットのあるプログラムだと思います。

ただ、前の記事でも書きましたが、アーチェリー業界の力が及ばない流通・運送に影響が出ていて、特にアメリカ地域と、自社便を持たない運送会社です。納期の案内が難しい場合がございます。まだ、先が見えていないですが、みんなで頑張りましょう。

あ、新しいスピギャのハンドル(カートこれからです)と、AVALONのスコープサイトピンの新在庫が入荷しています!


完成矢加工無料サービスについて

新型コロナウイルスの影響で世界的な混乱が生じており、日本国内では各地で外出自粛要請が発令され、アーチェリー界隈においても大会中止や射場閉鎖など多大な影響が出てきています。
そんな中、ここ最近特に矢の注文(完成矢加工)に関するお問い合わせを多くいただくので、(すでにご存じの方には不要かもしれませんが)改めてご注文時の注意点などをご案内いたします。

【RC(リカーブ)の方向け】
加工を受注する前にまずそもそも矢の選定方法がわからないというお問い合わせを多数頂戴します。
その場合、大まかに3つの情報をお尋ねします。
1)実質ポンド・・・(リムの内面等に記載(印刷)されている)表示ポンドではありません。使用する本人が実際に引いた際に発揮される強さ(ポンド)です。表示ポンドと実質ポンドを混同しないようにご注意ください。

2)作りたい矢尺・・・「引き尺」と混同しないようにしてください。特に初中級者の方はクリッカーを使用しないため、やや長めに矢を作成するのが通例です。

3)アルミで作るかカーボンで作るか・・・初心者の方にはアルミ矢をお勧めする場合がほとんどです。

【CP(コンパウンド)の方向け】
スパイン選定に関してはRCほど矢尺に対してシビアではないので許容範囲が広めですが、短すぎる矢尺はレストダウンなどを起こした時は大変危険なので、レスト先端と矢が接触している箇所(コンタクトポイント)から少なくとも1インチ(約2.5センチ)以上前方でカットする矢尺にしましょう。(最長で3インチ程度までを目安に)

【共通事項】
・オンラインショップでの完成矢発注は「在庫ある商品は概ね10営業日以内の発送」ルールにはあてはめません。適用外です、恐れ入りますがご理解ください。

・シャフトだけのご注文で「ポイント」「ノック」「ベイン(羽根)」も付属されると勘違いされる方が散見されます。全て個別にご注文いただく部材となっております。必要な部材をお求めください。

・組み合わせ内容が間違って(例:シャフトとポイント、シャフトとピンアダプタetc)ご注文を頂くことがあります。よくご確認頂いた上でお申し込みください。

・加工内容の確認時期はご注文者さまの作成順番が来てから、です。それまではこちらからは特に何も連絡はいたしません。恐れ入りますが連絡をお待ちくださいませ。

・ネーム入れは以前まで漢字やひらがなでも受注していましたが、現在はアルファベットのみとさせていただきます。ご了承ください。

・作業項目にある「アローラッピング」とは「アローラップ」を購入いただいたお客様向けの加工です。お求めにない場合は無効です。

・価格が10,000円未満のシャフトには「ネーム入れ」「アローラッピング」の2項目は無料加工に含みません。ご希望の場合は「低価格シャフト有料加工サービス」をお申し込みください。

【ご注文の際は】
◆矢のカットサイズは次の3つのパターンからどれか1つをお示しください。
1)(ノック・ポイントを含まない)シャフトだけの長さ
2)ノックの溝底から(ポイントを含まない)シャフトの切断面までの長さ
3)ノックの溝底からポイントを含めた尖った先端までの長さ
*指定のパターンが2)や3)の時は採用するポイントやノックが何かをお聞きする場合があります。情報としてご準備ください。

◆ブレークオフポイント(重量調整可能タイプのポイント)装着の場合は、取り付けるグレイン数(重さ)を何グレインにするかを決めてそれをお教えください。もし、この重さが分からない場合はお気軽にご相談ください。

◆納品後の再加工については、まずお客様の方でポイントの脱着をして頂く事が前提となります。その上で「店舗へお持ち込み」或いは「往復送料をお客様でご負担頂ける場合」のみ無料で再カットいたします。その他の再加工はお断りいたします、ご容赦くださいませ。

以上です。
上記について、またそれ以外についてご不明な点等がございましたらお気軽に店舗までお電話、もしくはメール(cp_okubo@archery-shop.jp)にてお問い合せ下さい。

ご注文、お待ちしておりますヽ(^。^)ノ


SANLIDA X10ダンパーウエイト

先日発売開始となったSANLIDA(サンリダ)アーチェリーの「SANLIDA TEAM700-ES」の拡張用にダンパーウエイトが登場しました。

3つに分離できるこれは総重量が10オンス(約283.5グラム)。
先端が3オンス、真ん中の(黒の)ダンパー内臓ウエイトが2オンス、ベーウエイト型のが5オンスとなっています。


ネジ径は1/4インチ。
真ん中の黒いのは「DOINKER Heroドインカーウエイト 1.7oz」みたいなの、と言えばわかりやすいでしょうか。

3つ全部繋げると全長は74mm。外径は31mmです。
ベース部分の一段小さくなった箇所の径は25.2mm、つまり1インチとなっています。

1/4ネジウエイトシステムで使用できるので、SANLIDAスタビはもちろん、アバロン「インフレキシブル・スタビ」「ドインカー・スタビ」などで使用できます。
もちろんRCでも(1/4ネジ径)使用できます。

ぜひお試しをヽ(^。^)ノ


アバロン(AVALON)紹介のシーズン2はアロープラー 100円です。

ダンパーを紹介価格にて80個近く納品しましたが評価が楽しみです。ただ、店舗での需要はほぼなく、店長と相談しましたが、リカーブアーチャーのみが対象だからではないかとのことで、確かにそうですね。ベアボウなどはダンパーの仕様も許されませんし。

ということで、今回はすべてのアーチャーが使用するアロープラーにしました。必要なものですが、最初の時(自分の弓を買う時)には買わない商品ですね。ただ、体力が付き、ある程度ポンドが高くなってくると必要になってくるアイテムだと思います。

今回もできたら何かほかの商品と一緒に買ってください。前回はほぼすべてのお客様に協力していただけました。感謝します。

また、店舗でも、CPカートとの同梱の可能です。今回も50個の在庫限りとさせていただきます。よろしくお願いします。

【特価】AVALON アロープラー

4月より繁忙期に入ってくるので紹介キャンペーンは今回で終了します。今後、低価格のアクセサリー類をアバロンに集約させていく予定です。また、FIVICSのアロープラーは取り扱いを終了します。この告知後しばらくしたらカート削除します。

(取扱い終了)FIVICS アロープラー


TRUBall Short-N-Sweet’rがちょっとだけアップデート


TruBallのから販売中のリストタイプリリーサー「ショート-N-スイーター」。バリエーションとしてトリガー形状の違う「S1」と「S2」の展開だったのですが、この形状を一つにした「ハイブリッド」が発売されました。


このトリガーパーツの取り付け方を下記のように向きを変えるだけで形状が変更できる、と言うものです。

是非お試しくださいヽ(^。^)ノ


スムーズな移行のための1本、KAP R-24ハンドル入荷しました。

お客様から相談があり、入荷しました。少し特殊なモデルですが、ニーズが合う方もいらっしゃるかと思います。

昨日、ホイットの本社が閉まると聞き、コロナの影響だとすっかり思っていましたが、そうではなく地震があったそうで、その影響でした。多くの試合が中止されていますが、製品は問題なく生産されています。ただ、飛行機のフライトが大量にキャンセルとなっているために、物流は不安定なところがあります。


初心者が最初に使用する事の多いウッドハンドルは、基礎を身に着けるのに非常に有効ですが、競技用ハンドルに移行するときには、グリップの設計が大きく異なります。そこで相談があり、AXIOMリムなどで一式交換すればよいのですが、既存の資産(オプティモやポラリスなどのねじタイプのウッドリム)を有効に活用するために、ねじタイプのリムが使用できるダイキャストハンドル(*)を取り扱うことにしました。

*金属トハンドルでないウッドハンドルは強度的にあのような太いグリップにしか加工できないです。

貸し弓の最初のウッドハンドルと、最初に買う金属ハンドルの間にある仕様です。ニーズに合う方がいれば是非。

W&W/KAP R-24ハンドル


ウィン&ウィン(WIN&WIN)2020年カタログです。

ウィンの2020年ラインの販売は結構前に始まっているのですが、なぜか、配布用のカタログ(PDF版)が届かないので、元に紙カタログをスキャンして、PDF版として配布します。

新しい商品ではマルチダンパーなどが新規に届いています。

WIN&WIN Archery 2020(PDF)


タンパーのウェイトの長さとチューニング。

現在、アバロンのダンパーを紹介価格として100円で販売していますが、最も人気のセットがこちら。ドインカーのAボムダンパー1つにアバロンのコントロールダンパー2つ。合わせてちょうど3,000円で弊社からのお願いもご理解いただき、なるほど、いい組み合わせだと思います。

さて、以前にも同じような記事を書いたような気がしますが、当時は適切な価格のディスクウェイトが存在しなかったので、アップデートして、ウェイトとダンパーに関係について書きます。

適正価格のディスクウェイトを本格的に販売開始します。

まず、ダンパーの選択ですが、センタースタビライザーには柔らかいダンパーを使用しないというルール以外には自由に選択できます。センターの先に柔らかいダンパーを使用するとエイミングのコントロールが不安定となります。ですので、必ず硬いものを使用してください。アッパーとサイドに関しては、グリップまでの距離が近いので、ダンパーの硬さがエイミングのコントロールに影響を及ぼすことはほぼありません。

最近、ディスクウェイトが流行っている理由としては、スタビライザーのロッドの重量が昔に比べて軽くなっているためかと思います。センター/サイド/エクステンダー全体で100g程度減っていれば、ウェイトにして4つ程度増やすしても、弓の重量は同じです。同様にリムの重量、サイトの重量も軽くなっています。

ディスクウェイトと通常のウェイトでほぼ同じ重さにしてみました(111g&112g)。この時、ディスクウェイトの長さは0.7インチ、通常のウェイトは2.2インチの長さとなります。長さにして約3倍違います。両方同じ重さですので、静的状態の時、ダンパーに与える負荷は同じですが、動的状態の時(発射後振動しているとき)には、スタビライザーと同様にモーメントの効果が働き、長い方が振動が大きく、長くなります。ダンパーを振動させたい場合には通常のウェイト、させたくない場合にはディスクウェイトがお勧めです。

通常のウェイトの利点としてはウェイト自体に長さがあるので、ウェイトの中でダンパーの位置を変えることによって、振動の程度とダンパーの(ロッドの根元までの)距離を変更できるという点です。全体の重量は変わりませんが、先端に移動させるほどソリッドな感覚を得ることができます。

スタビライザーは高価で買ってしまえば、なかなか交換できませんが、ダンパーとウェイト、その長さと重量を使って感覚をチューニングすることができるということです。それぞれの特徴をまとめると、

・ディスクウェイトはロッド全体の長さに影響を与えることなく重量変更でき、ソリッドな感覚を得やすい。
・通常のウエイトはロッドの全体の長さに大きな影響を与えるが、その長さの中において、ダンパーの位置を変更できるので、柔軟な運用をすることができる。

ぜひお試しください。


GilloからGT25ハンドル入荷、約30%ポンドが調整できます。

Gilloの非常にユニークな設計のGT25ハンドルが入荷しました。個人的に見て、多くのチャレンジングな要素があり、昨年11月発売だったのですが、しばらく様子見をしてました。約半年間、特にトラブルもなく評価もよいので販売を決めました。念頭にはベアボウでの使用が想定されていますが、リカーブでも楽しんめるハンドルだと思います。ただ、パーツを非常に多く使用していますので、男子のトップレベルの45ポンド以上での使用には向かないと思います。

1.ハイブリッド設計

まず、ハンドルとリムポケットで異なる素材を使用しています。ハンドルとリムポケットを別々に作ってボルトで固定するという製法は昔からありますが、自分が知る限りでは、同じハンドルでライザーに6061アルミ合金、リムポケットに7075アルミ合金を使用するという設計は初めてです。このような設計の理由としては、ベアボウではスタビライザーが使用できないので、ライザー部分をしならせて振動を吸収させようという考えがあります。しかし、一方でリムポケットには耐久性と高い剛性が求められるので、このハンドルではそれぞれに適切な素材を選択して組み上げています。

2.ILFとFormulaで共通のライザー

写真を見ていただければわかる通り、このハンドルでは同じライザーでリムポケットを交換することでILF(GP)とFormulaの両方に対応します。ただ、個人でやることは許可されていなく(改造行為・補償対象外)メーカーの工場送ることが必要なので、イタリアから遠い日本では、費用的なあまり価値のある機能ではないかもしれません。ユニークな点はMKなどのハイブリッドハンドルでは、ILFでもFormulaでも同じ弓の長さになりますが、このハンドルでは2インチ長さが変わります。

この設計の意味は、ベアボウでは同じ弓の長さの場合、ハンドルが長い方がシューティングは安定しますが、ハンドルが短い方がストリングウォーキング時の5mと50mでの差異を最小限にできます。ベアボウターゲットは2020年に始まったばかりなので実践的なノウハウではなく、理論上での話となりますが、ターゲット競技でフィールド競技よりも長いハンドルが有効かもしれません。

3.フローティングリムポケット機能

リカーブの方でも楽しめる機能としてはこの設計となります。通常のハンドルではリムボルトを上下することでポンドを調節しますが、このハンドルでは、リムポケット自身を上下(傾ける)させることでポンドを調節します。リムとリムボルトの位置関係は変化しませんので、幅広い調整が可能です。その回転幅は9回転、標準位置は一番緩めたところ(ラバーが伸び切ったポイント)から4回転締めこんだところです。+-15%のポンド調整が可能で、36ポンドのリムの場合、おおよそ30ポンドから40ポンドまで10ポンド調整が可能です。ただ、リムにおいては効率性が最も高い部分が限られていますので、そこから角度が変わるほど効率性は落ちます。ですので、効率性(大雑把に言えば=矢速)を重視する場合には有効な機能ではありません。


商品ページにこの記事を紐づけていますが、調節方法は独特です。まず、箱だしそのままでは使用できません。2つの固定ねじが付属していて、リムポケットを調整後、このねじでボルトシャフトを固定することが必要です。

ポンド調整のやり方も独特です。まずは黄色のねじを緩めてリムポケットが動くようにして、黒の矢印のリムボルトを回して(このとき必ず赤い矢印のねじが連動して動いていることを確認)調整し、調整後黄色のねじを締めこみ、再度に赤の矢印に上下1つずつ固定ねじを入れて固定します。ねじが多いので、使用前にはねじにゆるみがないか確認してください。

コンパウンドでは一般的なチェックですが、このホールにねじが貫通していれば安全に使用できます。ここに隙間がある場合は、ねじを緩めすぎでいるので、危険です。

色の表現はあまり得意ではないですが、塗装もちょっと変わっています。PSEのハンドルみたいな色です(表現が下手で申し訳ない)。、

GT25ですが、非常にユニークでいじるところも豊富にありますが、その分初心者の方には向かないと思います。可動部が多い分チューニング・チェックしないいけないところも多いので。

なぜか黒がカラーオプションにないので青を在庫しています。

Gillo GT25 ハンドル