最近解禁された金属プレートですが、多くのタブではレーザーで目盛りが刻印されています。金属プレートの優位性はプレートが決して変形しないことですが、逆に位置を決めるときに動いてしまいやすいという欠点がありました。
そこで、この新しいT2 HDタブでは、目盛りをレーザーではなく、プレートを削って入れることで、プレート面に凸凹を作り出し、ストリングウォーキング時にしっかりと溝に爪が引っかかるようになっています。ある程度、爪の長さがあれば、一度決めた位置がズレないよう設計されています。
加工しやすいブラスを使用しているので、その分タブも重くなっていて、スタンダードが35g(ノーカット時)に対して、65gとなります。ベアボウにおいて、タブの重い方が優位という話も、不利という話も聞かないので、好みの部分でしょうか。
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Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。
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