イーストン(EASTON)がこれから始まるターゲットシーズン(3D)に向けて、スーパードライブシリーズ23/25に続き、新しく27径のシャフトを追加しました。国内の競技会では使用できないので、在庫の予定はありません。
Superdrive 27 - EASTON ARCHERY
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Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。
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記事と関係の無いコメントで恐縮です。
日本のトップ選手が使っている、ウエイトコントロール機能が無いタイプのCXTハンドルを取り寄せて頂く事は可能でしょうか?
記事と関係ない質問失礼します。
今、コンパウンドに強い関心を持っているリカーブアーチャーです。
しかし、やはりオリンピックや国体の種目であるリカーブをやっているという勝手な自負から、中々コンパウンドに踏み切れない気持ちが心の中にあります。
もし仮にコンパウンドがオリンピックや国体の正式種目になるのであれば、本気でコンパウンドに転向します。
過去のJPさんの記事を読む限り、WAはコンパウンドのオリンピック化に向けて努力はしてリカーブとの差別化を図ってはいますが、IOC的にはコンパウンドを採用することでさらにオリンピックを肥大させるよりも、リカーブの混合戦を追加することで参加選手を増やさずとも種目を増やすことに成功し、コンパウンドのオリンピック化は難航しそうです。
2018年現在も、コンパウンドのオリンピック化に向けて進歩は有るのでしょうか。
コンパウンドは現状、2024年のオリンピック化も厳しいのでしょうか。
弓屋さん、いちアーチャー、WAの会員という様々な観点を持つJPさんに、この場でお伺いしたいです。
以前仕入れたことはあるのでできるとは思いますが、時間はかなりかかると思います。
>もし仮にコンパウンドがオリンピックや国体の正式種目になるのであれば、本気でコンパウンドに転向します。
現在、地域によっては、その地域のアーチェリー協会がコンパウンドでの練習を認めていない地域があるので、国体はオリンピックよりも難しいと思います。
>IOC的にはコンパウンドを採用することでさらにオリンピックを肥大させるよりも、リカーブの混合戦を追加することで参加選手を増やさずとも種目を増やすことに成功し、コンパウンドのオリンピック化は難航しそうです。
IOCとしては、商業化の拡大(収益の拡大)と、開催費用の縮小(経費を減らす)の両方を求められていて、今後は地域限定での開催が増えると思われます。
例えば、次の東京では日本国において、野球の人気が大きいので正式種目に採用(確定)されます。
しかし、次回の2024パリ五輪では、人気がないので、外されるという予想が大方です。
さらに、2028年ロス五輪では、MLBの協力があれば、アメリカでは人気があるので、再度、採用されるのではと言われています。
つまり、世界的な競技に加えて、その国で人気の準世界的な競技を、開催地ごとに加えることが今後の路線になると考えています(東京で成功すれば既定路線かと)。
参考
【MLB】2020年東京五輪野球復帰も、2024年は外される?
https://www.baseballchannel.jp/mlb/21086/
さて、東京、パリではともかく、アメリカ(ロス)においてはコンパウンド競技の人気は非常に高く、先日の世界選手権でも、アメリカで行われたので、リカーブよりもコンパウンド競技の決勝が最終競技になりました。ですので、2028年のロス五輪では、コンパウンド競技は正式種目に加わると予想しています。可能性は70%以上だと考えます。
ただ、次回開催の2032年にも、引き続き五輪種目となるかは、開催国でのコンパウンド人気次第だと思われます。
横からすみません。
ウィエトなしのCXTって、CXTライトとは違うのですか?
てっきりCXTライトが発表された時、「あ、古川さんハンドルだ」って思いました。
トップ選手が使ってたウェイト無し特別モデルを、水色とピンクの新色でライトとして出したんではないんですか?
CXTライトとトップ選手が使ってハンドルは、違うモデルなのでしょうか。
CXTライトは青とピンクで、それらは納期がおおよそ2-3か月です。2018年も同じです。
*2018年CXTカタログページ
質問に対して、てっきり、黒など特別なものだと思ったのでそのような回答となりました。基本設計は同じです。
記事と関係ない質問で恐縮です。
最近スタビライザーを長いものに交換しました。
飛び出しが良くなり、弓の直進性向上を体感できました。
ただ、矢の動的スパインが若干変わった様な気がしています。
一般的な理論では弓の飛び出しが良くなる事によってスパインは硬く(もしくは柔らかく)なるのでしょうか?
(弓の重量が変わった事によるスパインは考慮しないでいただいて大丈夫です。)
ご返答の程お待ちしております!
>一般的な理論では弓の飛び出しが良くなる事によってスパインは硬く(もしくは柔らかく)なるのでしょうか?
ないです。弓が飛び出し時には矢はすでに発射されています。リリースすると弦はハンドルに向かっていきますが、作用反作用の原理から、同様にハンドルもグリップ側の手に向かっていきます。支えているので、実際に動きはしませんが、圧力がかかっていきます。弦がブレースハイトに達した時点でその圧力はゼロとなり、その後に弓は飛び出しを始めます。なので、弓の飛び出し時には必ず矢はもう飛び出しています。
>(弓の重量が変わった事によるスパインは考慮しないでいただいて大丈夫です。)
状況から判断する限りでは、重心が的側に移動したことに伴う、動的ティラーハイト(フルドロー時のティラー差)が大きくなったことが原因ではないかと考えます。
分かりやすくご返答下さりありがとうございます。
>>状況から判断する限りでは、重心が的側に移動したことに伴う、動的ティラーハイト(フルドロー時のティラー差)が大きくなったことが原因ではないかと考えます。
なるほどです、、もし上記が原因であった場合はプランジャーの調整だけで済ませてしまって良いのでしょうか。それともティラーの変更をするべきでしょうか?
グルーピングが悪化した場合にはティラーハイトの再調整が必要です。悪化していないのであれば、プランジャーのみの調整でも問題はないと思います。
すみません。割り込みですが気になったので質問させてください。
〉状況から判断する限りでは、重心が的側に移動したことに伴う、動的ティラーハイト(フルドロー時のティラー差)が大きくなったことが原因ではないかと考えます。
静的なティラーハイトと動的なティラーハイト(ノッキングポイントの位置で変化する)の違いは分かるのですが、
1)(弓全体の前後の)重心の位置で動的なティラーハイトが変化するというところが分かりません。(図を交えながらでも)もっとわかりやすく解説してはもらえないでしょうか。
2)ティラー差(静的でも動的でも?)で矢の動的なスパインに変化があるというところが分かりません。
3)弓の重量が変わった事によるスパイン(の変化)が分かりません。弓の重量が矢のスパインに(どの程度)影響を及ぼしているのでしょうか?
以上お手数ですがよろしくお願いします。
>1)(弓全体の前後の)重心の位置で動的なティラーハイトが変化するというところが分かりません。(図を交えながらでも)もっとわかりやすく解説してはもらえないでしょうか。
弓の的側に重心が移ることによって、スタビライザーとつながっているハンドルには回転する力が加わります。その力によって、上のティラーハイトは広がり、下のティラーハイトは狭くなり、ティラー差は大きくなります。
>2)ティラー差(静的でも動的でも?)で矢の動的なスパインに変化があるというところが分かりません。
ティラー差とは上下リムの力のバランスです。それが変われば、発射時の矢に加わる力の大きさとベクトルが変化するので、矢の振る舞いは変化します。
>3)弓の重量が変わった事によるスパイン(の変化)が分かりません。弓の重量が矢のスパインに(どの程度)影響を及ぼしているのでしょうか?
重心の変化がここでは問題で、弓の重量とは関係がないかと思います。