WIN&WINアーチェリーの2018年はNSリムのウッドコアバージョンです。

先ほどウィンのフェイスブックのページで2018年の新商品が公開されました。既存の商品の新色なども出ますが、メインは2017年のWIAWIS-NSリム(フォームコア)のウッドコアバシージョンとなります。ヨーロッパで公表するのはいつも通りですが(今回はイタリア)、いつもより早い発表となりました。出荷開始時期は発表されていませんが、毎年、翌年の春節あけくらいです。

他にはカーボン素材では、記憶が正しければ初めてのアジャスタブルVバーが追加されます。かなり高くなる気がしますが、耐久性があれば、面白い商品になるかと思います。このほかにも新商品があると聞いていますが、とりあえず発表されたのは以上です。毎年、発表から出荷までかなり時間があるウィンですが、ハンドルの新色のほうは塗装を変えるだけなので入荷早いかもしれません。


コア(CORE)アーチェリーのエアハンドルがアップグレードします。

1万を切る価格でセンター調整機能を搭載していたコア(Core)のエア(Air)ハンドルがアップグレードしました。エアハンドルは生産が終了しました。

ダイキャストハンドルなので、アップグレードと言っても形状は変わりません(ものすごく値段がかかる)。今回のアップグレードでは製法と素材を見直すことで、エアには使用ポンド上限がなくなりました。まぁ、ないとは思いますが、ターゲットアーチェリの常識の範囲内という感じでしょうか(60ポンド台に耐えられるとは思えません)。

新しいハンドルは同じ形状で、名称はゴーネクソー(Gonexo)となります。価格に変更は若干ありますが、販売価格はエアと同じで販売します。いくつかの色は在庫しようと考えていますが、来週初めに届く初期ロッドを見てから判断します。


PSEアーチェリーより2018年モデル一部で名称とグラフィックの変更が発表されました。

多くのお客様にはかかわりないかと思いますが、メーカーより連絡があったので。

2018年モデルのうち、PSE RealmはPSE RAMPEDに名称変更されるとのことです。また、PSE ReactはPSE RESPONSEに名称変更されます。

同時にリムグラフィックも変更後の名称で出荷されます。ターゲットモデルではないので、あまり大きな影響は発生しないと思います。


2018年、インドアワールドカップ初戦はリカーブが大口径シャフト、クレイトン選手コーチに勝てず。

日曜日、モロッコのマラケシュで2018年のインドア世界戦初戦が行われました。ワールドカップ初戦はマッテオ・フィッソーレ(Matteo Fissore)選手が優勝し、大口径シャフトの使用選手が優勝しました。いつも使っているシャフトが良いのか、インドアは大口径のほうがいいのかというテーマですが、個人的にはいつものシャフトのほうが良いと感じています。

16歳のジュニアで戦っていたクレイトン選手ですが、ステファン選手と準決勝ではレオ・ワイルド選手に勝利し、決勝で自身のコーチであるブレディン・ギャレンティ選手に敗れました。

次回、ステージ2はバンコクで12月2日/3日です。


2018年シーズン最初のワールドカップ始まりました。

2018年シーズン最初のワールドカップ、ステージ1マラケシュが始まりました。リカーブは韓国やアメリカのトップが参加しておらず、女子リカーブは全員予選通過の最下位通過点が215点(600点満点)とワールドカップとしては少し寂しい結果となりました。

逆にコンパウンドは多くのトップ選手が出場していて、現在、準決勝までのメンバーが決まり、ほとんどがいつもの顔ぶれですが、16歳でジュニアで戦ってきたジェシー・クレイトン(Jesse Clayton)選手が、予選1位のステファン・ハンセン選手を破り、ベスト4に残っています。今後が楽しみな選手ですね。

道具の方ではPSE/マシューズ/ELITEともに2017年路線を引き継いでいる新モデルでしたので、新モデルへのスイッチングをためらっているようなことはなさそうです。


EASTON スーパードライブ23のアジャスタブルポイントについて~重要追記あり~

イーストンの大口径カーボンシャフト、「ファットボーイ」「トライアンフ」が廃番となり、それに代わるものとして「スーパードライブ23」が登場しました。
そのスーパードライブ23用に用意されているいくつかのポイントの中で今回は「アジャスタブルポイント」についてのご紹介です。

ワンピースポイントとしては、イーストン製100gr(グレイン)と125grが販売されており、コンペティション製でも同じく100gr、125grが用意されていますが、今回紹介する「アジャスタブルポイント」はまず、ワンピースポイントとしては90grのみの用意です。他のグレインはありません。

「アジャスタブル」と言う事で、そこに「スーパードライブ23ポイントウエイト」を組み合わせる事で8通りの重量を実現できるある意味「超お得な」ウエイトシステムになっているのです。

どういう事かと言うと、百聞は一見に如かず、まずは内容の写真をご覧ください。

ごちゃっと何かしらネジや筒状のものが沢山入っていますね。これがウエイトです。
内容は、50grの筒状で中がネジの切られたウエイトが1種類で12個入り、そして4種類の重さ違うイモネジが12個づつで48個入り。
全部で60ピース入ってワンセットになっています。
イモネジの重さは10gr、25gr、40gr、60grとなっています。

と言う事で、この内容の組み合わせで8通りのポイント重量が構成できます。
まずウエイト追加なしのポイント単体で90gr
そこに10grネジだけを追加して100gr
25grで115gr
40grで130gr
60grで150gr
そして上記の組み合わせにさらに50grの筒状ウエイトを足して・・・
165gr、180gr、最大が200grとなるわけです。

50grの筒状ウエイトの追加ですが、イモネジがポイントと50grウエイトのジョイントの役割を果たしてくれるので、それで連結します。
ただ、10grネジの時のみ50grウエイトとポイントで連結するときは、10grネジがやや短いので、ねじ込み過ぎず少し残して連結してください。
*重さが決まったらネジ止め剤などで固定することをおすすめします。

~追記~
50grウエイトはその太さの為、ブッシング(SもGも)を通りません。
また、イモネジウエイトは、「Sブッシング」は通りますが、「Gブッシング」は通りません。
いずれの場合も都度ブッシングを外すなどの手間が介入します。
追記ここまで

このポイントウエイトの増減はゴールドチップやカーボンエクスプレスでも採用されているロングレンチ方式で、「イーストンアジャスタブルポイントレンチ」を用いてノック側からアクセスして交換します。

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インドア用カーボンシャフトのポイントグレインの選定には結構時間とお金がかかるので皆さん苦労されるかと思うのですが、この仕組み(ポイント、ウエイト、レンチ)ですとベストマッチを見つけ出す時間は掛かるかもしれませんが、お金はだいぶ節約できつつしかも納得のいくセッティングができると思います。

地域によってはもうすでにインドアシーズンが始まっているかと思いますが、セッティングにお悩みの方にとっては良い選択肢になるのではないでしょうか。


AVALONの低価格のスタンディングボウスタンドが入荷しました。

アバロンボウスタンドのスタンディングタイプが入荷しました。機能的には長く販売してきたカーテルのRX-10とほぼ同じです。強風下での安定性は劣りますが、チューニング時に便利な縦置き型スタンド。

違いは価格が2000円ほど安くなっている分、ソフトケースが付属せず、塗装も一色でシンプルです。

自分はボウスタンドケースに入れないので、こっちの方で十分ですけど、まぁ、好みの問題ですかね。

AVALON クラシックスタンド スタンディング


ボウテック(BOWTECH)2018年発表されるが、サイトダウンで詳細わからずです。

本日早朝、ボウテックから2018年ラインが発表されましたが、現在メーカーのサイトダウンで詳細がわかりません。

フェイスブック情報を確認する限りでは、ハンティングモデルのREALMで新しいリムポケット接合設計が取り入れられ、引き尺の長い選手用のターゲットモデルBT MAG Xが出るようです。

サイトが回復し次第確認します。


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エリート(ELITE)アーチェリー 2018年はいい感じのバランスです。

昨日、エリートアーチェリーの2018年ターゲットボウラインナップが発表されましたが、かなりいい感じです。

一番の目玉は、ターゲットで多くの実績を起こしたビクトリーの次世代モデルビクトリーXが登場するのですが、このモデルの凄いところは塗装などのオプションを省いて(3色のみ)大量生産することで、素材などは以前のものと同じグレードのものを使用しながら、価格を抑えてた事です。その他の違いとしては、ダウンセンターブッシングの廃止と、リムセーバーが別途購入となります。

まだ、新しい価格決めていませんが、アメリカの大手代理店ランカスターさんは849ドル(約9万6千円)で価格を提示しています。アメリカと違い弊社では日本までの送料を含めた価格にする必要があるので、まだ決められていませんが、世界大会で実績を多く持つ弓としては、かなり低価格で提供できる弓になります!

近年競技用ターゲットボウの価格は(円安の影響もありますが)どんどん高くなっているので、非常によく選択肢をエリートは提供してくれたと思います。

次に、レボル(Revol)に変わって、エリートのスプリットリムモデルで、初めて37と39インチのアクセル間を持つエシェロン(Echelon)が登場します。26.5インチからしか選択できませんが、37インチモデルで330fpsと十分にスペックです。新しい機能としては、従来のリムストップだけではなく、ケーブルストップ設定が可能で、そのケーブルストップのサイズも3つの大きさから選択でき、感覚を変えられます。

また、ケーブルガードは2軸調整可能なものが導入され、バーの先端を中に入れるか離すかだけではなく、バーの位置自体をストリングに近づけか離すかの調整も可能となります。ビクトリーではその調整はバーを回すことで行うので、バーの上下も変わってしまいますが、この新しいシステムでは上下の位置をそのままに調整が可能となりました。

以上、エリートの2018年ターゲットモデルです。

また、あまり問い合わせありませんが、ハンティングモデルはATAで発表するそうです。自分が愛用していたエナジー35は今年もラインナップに残りました!!

今夜、ボウテックの発表がある予定です。

今年は10日WA最初のインドアトーナメントがあるので、各社それまでに発表しないと、という感じであわただしいです。