この記事は2017年7月12日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ARC SYSTEME(アークシステム) Gravityスタビライザー

すでに販売を開始していますフランス・アークシステム(ARC SYSTEME)から直径15mmのスタビライザー「Gravity」のご紹介です。


ロッドの太さは15mmと細い部類に入るスタビライザーです。

まず一番初めにお伝えしたいのが、長さの単位がセンチなのです。
在庫するラインナップである、75cmで29.5インチ相当。
80cmで31.5インチ相当になります。

サイズ展開としてはこの80cmが最長となります。
以下のサイズは取り扱いしていませんが、あとは70cmと65cmです。

サイドロッドは30cmと35cm。
30cmで11.8インチ。35cmで13.8インチ相当になります。
展開は35cmが最長です。
これら以下のサイズはセンターと同じく取り扱いはしていませんが、25cmと20cmが存在します。

そして採用されるウエイトのネジ径が「ミリ」となっているので、一般的に流通しています「5/16インチ径」のウエイトや止めネジのたぐいが流用できません。


サイズは「M8」です。

*ちなみにセンターブッシングに入るネジ径は「5/16インチ」です、ご安心ください。

さて、付属のウエイトですが、ベースウエイト・1個とトップウエイト(ともにステンレス製)・1個で重さがそれぞれ63gです。
と言う事は126g+ネジが8gで134g。オンスに換算すると約4.7オンス分のウエイト・・・となります。

さらにこの丸型のウエイトと同じサイズで黒色の樹脂製のダミー的なウエイトも付属します。
これはそれぞれが共に11gです。
なので、トップ(ダミー)とベース(ダミー)で22g+8gのウエイトで30g。つまり約1オンス分のウエイトになる、と言う事です。

後は、ステンレス製/樹脂製のトップ&ベースを組み合わせて、さらに別売りの専用ディスクウエイト(30g(約1オンス)と60g(約2オンス))を組み合わせてお好みのバランスを構築してもらいます。

付属する「止めネジ」ですが、先述の通り「M8」サイズで長さは25mmです。
この長さですと増量できるのは1枚(30g)だけとなります。
2枚(60g)以上増量する場合は、別売りの長さの違う「止めネジ」をお求め頂いての設置になります。
在庫する止めネジは「40mm」と「10mm」。

以下を参考にしてください。
10mmを1個買ってさらに付属の25mmを組み合わせると3枚まで。
40mmを1個買うと3~4枚まで。
そして、10mmを1個と40mmを1個買うと、間に挟める最高が6枚となります。

例えば、6枚で180gですので、トップ(60g)+ベース(60g)+180g=300g(約10.5オンス)となります。

これより増やしたい場合は、適宜組み合わせを変えていけば可能になります。
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このロッドは一応「硬め」と言う事で評されていますが、実際は15mmと言う太さなので、使用ポンドににもよると思いますが私(山田)の弓(マシューズ/APEX8・59lb)でテストして見たところ、音は静かで振動の収まりも比較的早く、硬い印象は全くありませんでした。
「アリ」だと思います(^^♪

「Arc Systeme Gravityスタビライザー」はオンラインショップおよび店舗で販売中ですヽ(^o^)丿


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp
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8 thoughts on “ARC SYSTEME(アークシステム) Gravityスタビライザー

  1. 記事とは関係ありませんが、コンパウンドについて、ハンドル含め始めるのに必要な道具一式を揃えるためには最低でもどのくらいの予算が必要となりますでしょうか?
    ちなみに道具によると思いますがクイーバー等リカーブの物が流用出来る道具の予算は抜きで構いませんので、ご回答の程よろしくお願いします。

  2. コンパウンド初心者です。

    現在、借り物の弓とACGでプレイしていますが
    リカーブ時に作ったプロツアーでないX10があるのですがCPでも使えますでしょうか。

    使用弓具がprime/g5 impact 50ポンド
    矢のスペックは550番
    矢はレストから1インチ出る程度です。

    また、CPにおいて矢はレストから何インチ程出ているのが理想なのでしょうか。

  3. コンパウンドを始めたのでコンツアーCSの購入を考えていますが、白いスタビにありがちな日焼けによる黄ばみが不安です。

    最近の白いスタビは日焼けを起こしにくいと聞きましたが、コンツアーCSは日焼けによる黄ばみ、クリーム色になる現象が起こりますでしょうか?

  4. ざっくりですが、弓(3万円)・サイト(1万円)・レスト(3千円)・リリーサー(1万円)・矢(1万円)・ピープとスコープ(5千円)以外は流用できると思います。なので、最低で7万円くらいだと思います。

  5. >リカーブ時に作ったプロツアーでないX10があるのですがCPでも使えますでしょうか。

    使用できます。ただ、スパインが適合するか調べるためには引き尺が必要です。

    >また、CPにおいて矢はレストから何インチ程出ているのが理想なのでしょうか。

    安全のために0.5インチ程度は出ていることが推奨されていますが、長い分には問題ないです(限度がありますが)。グルーピングへの影響という意味で理想的な長さはないと思います。

    ただ、コンパウンドはリカーブと違いレストの位置が決まっておらず、その位置を調整してチューニングする事が大事なので、あまり出ていない(矢が短い)と、レストの位置をチューニングできなくなるので、通常少し長めに作るかと思います。

  6. 全くないとは言い切れませんが、発売されてから現在まで報告はされていません。

    ただ、ならないということはあり得ないので、2-3年は平気というったレベルで理解していただける幸いです。さすがに10年も使えば、変色はすると考えています。

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