【更新】イーストンの最新チャートについて

解決しました。この記事は1月25日版について言及したもので、訂正された3月1日版についての記事ではありません。この問題は解決済みです。

先日、弊社が提起した新しいチャートの問題ですが、大手の渋谷アーチェリーさんがジョージ・テクミチョフ氏のコメントとして、

現在EASTON公式HPに掲載されているスパインチャートは、近年のCPの傾向に合わせて再計算され、エネルギー蓄積力の高いモデルに合わせてあるそうです。現在掲載されているバージョンが正しい

(本日付け 渋谷アーチェリー ONLINEスタッフブログより)

というコメントを公開しました。イーストンの公式コメントではないですが、まぁ、中の人のコメントですので、公式コメントと同じと言ってもよいでしょう。取り急ぎお知らせします。

それに伴い弊社と違い、渋谷アーチェリーでは新しいものの使用をお勧めしています。どちらの意見を重視するかはお客様の方でご判断ください。プロショップ間でお勧めするチャートが異なってしまっている事態はお客様にとって幸せなものではないということは理解しています。少し理解するのに時間をください。

私が聞いている話では、そもそも問題のチャートは計算し直されたものではなく、上記の写真のように、旧の方では「Bow Rating 321-340FPS」の欄がずれている(*)ことを修正したものだと聞いています。

*これは自明です。いくら再計算されたからと言って、55-60ポンド時の推薦が23インチの場合、2016年モデルがT3で、2017年モデルではT7と4番手も硬くるはずはありません。それほど劇的な技術は起きていないです。

今日はもう帰る時間(9時10分)なので、私のコメントは明日以降としますが、あまり納得のいかない回答です。


ウィン(W&W)のWIAWIS-TFT/WIAWIS-NSは来週の出荷開始です。

ウィン&ウィン(WIN&WIN)のウィアウィス(WIAWIS)TFTハンドル/WIAWIS-NSリムは来週の初めに出荷開始するようです。それぞれどれだけ在庫となるかは入荷後に確定させます。ジェーク選手のレビューでもよい評価なので楽しみです。

TFTハンドルには間違いなくグロッシーとマットがあります。NSリムにはグロッシーとマット色の2色存在するという情報もありますが、弊社で把握している限りでは、1色のみでの展開です。

WIAWIS S21/AFTハンドル/WINEX2ハンドルはまだ入荷時期未定、WS700サイトは取り扱いしない予定です。


パインリッジ(PINE RIDGE)のアジャスタブルボウスタンドが入荷しました。

本日の新規入荷はリム幅に合わせて調整可能なボウスタンドです。


まぁ、便利商品といったところでしょうか。脚の長さも調整できます。リム幅は1.28″(3.25cm)から3.14”(8cm)対応で、メーカー曰く対応できない弓はないとのことです。12色もありますが、在庫は黒のみとさせていただきます。

PINE RIDGE アジャスタブルボウスタンド

取引先のランカスターアーチェリーが、アンダーアーマーとコラボするというので、1つ自分用に予約したジャージが届きましたが…うん。シンプル!!


キネティック(KINETIC)よりロープライスバンブーリムがファイバー

キネティック(KINETIC)から低価格のバンブーコア/グラスファイバーリム、コスモリム(KOSMO ACCURATE BAMBOO ENERGY)が発表されました。実売価格で1万円を切ることができると思いますので、現在市場のあるものの中でも、最安値の部類に入ると思います。

これまでのラインナップを見ても、もともと実績ある工場で製造しているので、品質に問題がある可能性は低く、よいリムではないかと思いますが、キネティックの作り方は安定的に製造するのではなく、数量をまとめて一度に大量に工場に製造を依頼する方式(=それによってコストダウンできる)ですので、一度在庫切れになると次回入荷までに時間がかかったりすることが販売するときのハードルです。

現在販売しているILFタイプで最安値のAXIOM+リムは販売実績(弊社で300本以上)も、納期も安定しているので、これにとって変えるという選択肢はないと感じています。

ただ、低価格で品質が安定しているリムに対するニーズはあると感じていますので、テスト後何らかの形で取り扱いしていこうと思います。


【重要→解決】イーストンの最新チャートの使用は停止してください。

(最新版)

解決しました。この記事は1月25日版について言及したもので、訂正された3月1日版についての記事ではありません。この問題は解決済みです。

【追記】
何名かのプロの方と話をしましたが、やはり新しいチャートには問題があるという結論となりました。コンパウンドでは、トルク低減(要求スパインを柔らかくする)の方向に開発が進んでいる現状で、セレクトチャートを硬く修正する理由がないことや、訂正されなかったハンティング側のチャートとも整合性がとれていないなどが根拠です。弊社としてこの問題は弊社の顧客には弊社のサイトに掲載されている旧バージョンを使用する事をお勧めし、後はイーストンが修正するかだけを見守ることとします。

(追記ここまで)

先週末、イーストンよりアローセレトクチャートの訂正のお知らせがありました。1月25日バージョン(Target 2017 Revision 1.0 1-25-17)として、現在イーストンのホームページでダウンロードできます。

クリックしてTarget-2017-Revision-1.0-1-25-17.pdfにアクセス

弊社が確認したところ、これは既知の不具合を修正したものとして発表されたものですが、そのミスの修正だけではなく、シャフト選択のコンパウンド側がかなり大きく変更されています。

私の28インチ・58ポンド・325fpsの場合、前チャートではT10でしたが、新しいチャートではT12となっています。2番手も変更されています。


チャートは技術の進化に応じて、少しずつ変わることは知られていますが、自分が知る限りこれほどの劇的な変化はありませんでした。現在これが正しいのか確認中です。それまでは新しいものを使用しないことをお勧めします。2016年のもの、または、上の弊社のチャートを使用する事をお勧めします。

まぁ、気がついたのはこの件で連絡しようとした時ではなく、ジェーク選手の移籍の記事を書いた時ですが、イーストンのエンジニアのジョージ・テクミチョフさんにはブロックされてしまったので確認には時間をいただきますorz