この記事は2016年2月2日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ボウマスター・ポータブルボウプレス&ブラケットが新しくなりました。

新たに入荷しましたボウマスター社の「ポータブルボウプレス」と「L型ブラケット」。

デザインが一新され、ボウプレスの方は短いアクセル間に対応し、Lブラケットは大きなカム直径に対応するようにデザインが変更になりました。

まずは新旧のボウプレスです。20160201_165531

左がこれまでのモノ、右は新しいものです。

変更点はプレスの際の要である“ジャックスクリュー”の長さが伸びました。

これまでは12センチだったスクリューが、新しいものは17センチへと5センチ伸びました。

その他の変更はありません。

これにより、従来では短いアクセル間の弓にはスクリューか短かったために最後までねじ込んでもプレス仕切れなかった問題が解消されました。

 

次にL型ブラケットです。20160201_165517

写真左の旧型のアーム部分が全長11センチに対し、新しい方は全長13センチになりました。

約2センチ伸びた事で、直径が大きなカムを搭載した弓にも安心してブラケットがご利用いただけます。

これまでの短いモノだと、ブラケット先端がリム端に掛かったとしても、ブラケットの下部がカムに干渉してしまい、カムやストリングに負担をかけていました。

アームが伸びた事でこの干渉が解消されました。

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ただし、この2商品のそれぞれ「ジャックスクリュー」、「ブラケットアーム」が伸びた新デザインがすべてにおいてマッチするかというと、そうではない事案があります。

それは短いアクセル間を持つ弓にプレスする場合に用いるプレスとブラケットの組み合わせです。

短いアクセルの場合は新型プレスがマッチしますが、それに新型ブラケットを組み合わせるとアームが長い分結局はジャックスクリューをねじ込む“尺”が足らなくなります。

この点を十分注意して、ご自身の弓にマッチしたプレスとブラケットの組み合わせをご準備ください。

 

 


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp

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