この記事は2016年1月10日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

【ATA2016】ボウテックがファナティックのマイナーチェンジモデルを発表

Fanatic2_Black時差ボケがとれず、こんな時間に仕事しています。さて、ボウテック(Bowtech)がATAにて新しい弓をBT-Xとファナティック2.0を発表しました。

DSC_1444まず、ターゲットモデルのファナティック2.0。昨年発表されたモデルのマイナーチェンジです。より安定性を向上させた設計になっています。一番の違いはカムの変更で、それによってリムの角度がより立ち、アクセル間が36.5インチから1インチ伸びて、37.5インチに。ブレースハイトが7.75インチから0.4インチほど低くなり、7.38インチに。0.1ポンド重くなりました。また、矢速は10fps低下して315fpsになりました。マイナーチェンジで10fps落としてくる変更は珍しいです。

*すべてロングドローモデルの数値

DSC_1445もう一つの変更点はシュートスルーの位置で、前のモデルに比べてシュートスルーのウィンドウの位置を上に上げました。これは前モデルで手の大きさ・グリップによっては指がウィンドウに触れてしまうという問題が報告されていたことに対する改善です。

DSC_1446また、弓のグリップのテクスチャ(手触り)が変更されています。以前のものはつるつるでしたが、少しグリップのある感じになりました。これは性能的な点というよりも、以前のモデルの高い価格(国内定価158,800円)、原価を下げるのが目的で、光沢のあるアルマイト塗装を施さないことで原価が安くなります(*)。

*この変更で原価が安くなるかどうかはメーカーの持っている装置によって異なります。同じ原価で作れるメーカーもあります。

日本での価格はまだ決めていませんがも、15万円を切る価格で販売できることは間違いないです。

2.0ではカムが2種類用意され、対応するドローレングスは26-31インチから、ショートドローカムで24-29インチ(国内ではほぼこのサイズになるかと思います)と、ロングドローの28.5-32.5インチになります。3月から出荷が始まるそうです。

DSC_1447もう一つの新モデルはコンパクトなバランス重視のBT-X。ショートドローモデルとロングドローモデルがあり、28インチカムモデルで、ドローレングス25.5-28インチ、アクセル間31インチ、重さ4.2ポンド、矢速333fpsで、価格は10万円程度です。矢速重視、軽さ重視など突き詰めたモデルが多いボウテックでは久しぶりのバランス重視モデルです。こちらは取り寄せでの販売とする予定です。
prism-2016ボウテックの姉妹ブランドのダイヤモンドからはDEPLOY SBとPrismが発表されました。プリズム(Prism)の方はなかなか面白いモデルで、簡単に説明すると低価格でカラフルなフュエル(FUEL)です。フュエルは黒しかないので、スペックが合えば、カラーのプリズムのほうが良い方もいるかもしれません。

ドローレングスは同じ18-30インチ、プレーハイトも同じ7インチ、ハンドルの設計も同じです。違いでは、アクセル間は0.5インチ短い31インチ、調整可能なポンドが5-55ポンド(フュエルは14-70ポンド)、矢速は25fps低下し、295fpsで、重さは0.2ポンド(約100g)軽くなっています。サイト(ハンティング用)とピープとレストが付属しているパッケージの形で提供され、価格はフュエルより5000円ほど安いです。取扱いする予定で出荷は2月末です。

以上が2016年のボウテックです。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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