スタン(STAN)2016年はロック付きのマイナーチェンジモデル

スタン_シュートオフTLスタン_エレメントTL (2)2016年のスタン(Stanislawski)が発表されました。特に新しくデザインされたリリーサーは含まれておらず、新しく発表された「シュートオフTL」と「エレメントTL」は既存のモデルにチューニングの確認や素引きの時にリリースしてしまわないようにシアーをロックする安全機構がついてだけのマイナーチェンジモデルとなっています。

一応新しいモデルですが、特に新規扱いはせず、既存のもので売れたものから新しいTL付きモデルに置き換えていきます。ピンポイントでTLモデルがほしい方は連絡ください。2月後半から出荷が始まると聞いています。


ワールドカップインドア2016 ファイナルはブロードウォーター選手が優勝

VEGAS16_B16_7397ベガスシュート2日目の夜に行われた、ワールドカップインドア2016 ファイナルは予選(*)10位進出のブロードウォーター選手が優勝しました。

*これまでの各ステージの順位によって与えられたポイントの合計

ジェーシー・ブロードウォーター選手はAAEのホットロッド(HOT RODZ)のナイトラスをずっと使用し続けている選手なのですが、AAEが2016年向けにホットロッドのラインを一新したことで、いつ新しいモデルに乗り換えるのかなと思ってチェックを続けていたのですが、ついにワールドカップファイナルまで、そのままで行きましたね。

ということでこのタイミングで紹介します。

アリゾナ・ナイトラス・スタビライザー2013年に販売を開始したホットロッドシリーズですが、何名かの選手には採用され評価されましたが、大きくセールスを伸ばすことはありませんでした。そこでアリゾナは2016年にホットロッドラインを一新することを決定して、3つのラインとして新しく出発します。

・ホットロッド ナイトラス(Nitrous) – 既存のナイトラスと同じ剛性のまま29%軽量化したロッドを採用した最上位ターゲットモデル

・ホットロッド ストリート(Street) – 剛性を重視しながらも、価格を低く抑えたエントリーモデル(それでもHMC22くらいの価格)

・ホットロッド プロストック(Pro Stock) – ハンティング向けショートモデル(10.25インチ)

ATAでアリゾナ/グリッパーとミーティングをしましたが、昨年までは積極的にアリゾナのスタビライザーは扱いしてきませんでしたが、コンパウンド向けのスタビライザーでは、ビー・スティンガーに対する高い評価(自分も使用しています)はそのままとして、イーストンのコンツアーCSの予想以上の高いレベルでの仕上がり、安定のドイツのアークテックなどがありますが、ドインカーのVバーデザインでの迷走と、最上位モデルの異常な価格帯への移行という流れには、ちょっとついていけないところがあります。2016年も積極的にお客様にお勧めしていいのか迷っています(予算の上限はないという方は別として)。

まだ、実射での評価はしていないので、新型のナイトラスを本格的に販売するかは決めていませんが、グリッパーと接続するシステムの拡大とロッドの軽量化で価格は2015年とほぼ変わらずという方針のアリゾナのほうが、より正しい方向に進んでいるように思います。

新しいナイトラスの出荷は3月と聞いているので、入荷後評価が良ければ本格的に取り扱いをしていこうと思っています。また、旧モデル(現行モデル)は在庫限りとなるようなので、欲しい方はお急ぎください。


ベガスシュート2016 2日目

ベガスシュート2016-2日目最近ちょっとけがをしたので、仕事が終わったらすぐに帰っているのですが、テレビを見ていたら、”SWITCHインタビュー 達人達(たち)「厚切りジェイソン×金田一秀穂」“という日本語学者さんと外国人芸人の対談番組をやっていて、なかなか面白かったです。言葉って難しいですね。

さて、ベガスシュート2日目が終わりました。

ベガスシュート2日目リカーブベガスシュート2日目リカーブ女子ベガスシュート2日目コンパウンドベガスシュート2日目コンパウンド女子コンパウンド男子では14位までが600点満点です。1位はチャンス選手とセルジオ選手。

また、夜にはワールドカップインドアファイナルが行われました。これに関しては別途記事にします。


ベガスシュート2016始まる。

VEGAS16_B16_6186アメリカでワールドカップ最終戦、ベガスシュートが始まりました。本日は1日目。WAルールではないため、特にコンパウンドでは基本的に最終日までの900点満点を取らないと、決勝に進むことはできません。

ベガス2016_1日目
ベガス2016_1日目女子
ベガス2016_1日目CP
ベガス2016_1日目CP女子

上からリカーブ男子、リカーブ女子、コンパウンド男子、コンパウンド女子です。コンパウンドでは34人が300満点。

12647456_1171757366209029_6023702499505220293_nあの、2014年のワールドカップ(ターゲット)を制したディートン選手がまさかの290点…下から数えたほうが早い順位に!!理由は…写真でわかりますね。

試合結果 World Archery Festival 2016 / NFAA – National Field Archery Associationhttp://www.ianseo.net/Details.php?toId=1277

明日に続く。


カーターの2016年モデル、ワイズチョイス(Wise Choice)が入荷しました。

カーターワイズチョイス2016本日、カーターから入荷があり、新商品のワイズチョイスが入荷しました。

写真のストラップは付属しているもので、装着された状態で納品されます。形状はファーストチョイスにインデックスフィンガーホールを加えたもので、シンプルなデザインです。本日より取り扱いします。


ホイットアパレル2016年ラインが入荷しました。

ホイットアパレル2016ホイット(HOYT)アパレル2016年ラインが入荷しました。
バケットハット2016
ホイットシューターシャツ2016上の新しいデザインのバケットハットは今後継続的に在庫して販売していきます。下の新しいデザインのシューターシャツはサイズ確認のための限定入荷です。シューターシャツに関しては今後は取り寄せのみでの扱いです。


エリートが37インチビクトリーと新しいリカーブボウを発表

Victory37_bannerElite-Victory37-ninjaDSC_1455ATAで発表されたエリートの37インチモデルのビクトリーですが、先日、正式に価格が届きました。自分用にすでに1台発注しています。サイズはエナジー(35インチ)とビクトリー(39インチ)のちょうど中間の37インチで、新しいVカムを搭載したことで、矢速はエナジーと同じ、5fpsアップの330fpsを実現しました。まさに探していたモデルです。届くのが楽しみにモデルです。これが出てなければハロンXにしてましたね。。。

Origin_recurve_bannerBlack-Originもう一つ、びっくりしたことにエリートがリカーブボウの製造に乗り出しました。発表されたのはハンティング用のハイスピードカーボンリムを搭載したOrigin(オリジン)というモデルで、ターゲット向けではない(短い)ので取り扱いはしませんが、今後、リカーブラインでも成功すれば、数少ないコンパウンド・リカーブ両方でターゲット競技向けラインを抱える大メーカーになるかもしれません。リカーブラインについては今後に期待ですね。


イチローズモルトの秩父蒸留所に行ってきました。

160124_163218昨日は去年10月に子供を旅行に連れて行って以来の休みをいただき、秩父に行ってきました。一般には公開されていないのですが、知り合いのバーテンダーさんの引率で、2004年に設立されたイチローズモルトの秩父蒸留所に行ってきました。写真は社長の肥土伊知郎さん。ここでしか飲めないニューポット(蒸留したばかりで未熟成のウィスキーのもと)をいただきました。

160124_150506なんでも建前の大手さんとは違い、現場の方々の本音が聞けて非常に良い経験でした。特に大手が(建前では)否定している瓶内熟成(または腐敗・劣化)についての意見は非常に興味深かったです。

2011年くらいまでは普通に飲めましたが、近年評価が上がりすぎて、非常に購入しにくいウィスキーとなってしまいました。昨年は、以前販売していたトランプシリーズが4800万円で落札されたというニュースがありました。10年で価格が100倍近く高騰。高いお酒の範囲を超えていますね。また、普通に買える日が来るのを楽しみにしています!


マシューズ Newターゲットモデル Halon-X 絶好調

12573892_1001225593299912_4368788353988747732_n先週のニームに続き、昨日、アメリカでインドアの一大イベントであるランカスターアーチェリークラシック(Lancaster Archery Classic 2016)が開催され、リカーブではSean McLaughlin選手が優勝しました。コンパウンドではニームのギャレンティン選手に続き、コンクエスト4から発表されたばかりのハロン(Halon)-Xに変えた昨年のベガスシュートを制したアレックス・ウィフラー(Alex Wifler)選手が優勝をしました。

また、2位(予選1位)がエリート(ビクトリー40)のレオ・ワイルド選手、3位(予選4位)がハロンXのギャレンティン選手、4位(予選3位)がプライム(ワンSTX)のクリス・シャッフ(Kris Schaff)選手とトップ選手が多く離れたホイットが予選~決勝まで4位に一人もいないという事態に。珍しいです(*)。今週末、ベガスシュートではどういった結果となるのでしょうか。

*ホイットチームのトップ選手が出場していなかったわけではないです。シュロッサー選手やジェシー・ブロードウォーター選手が出場しています。

ATAで実射してきたハロンXですが、新しい技術を使用していながらも、コンクエスト4のようにクラシックなマシューズの弓に仕上がっているところが、コンクエスト4派のアーチャーの支持されているのでしょうか。アレックス選手が自身のフェイスブックに投稿したレビューによれば、ハロンXはコンクエスト4に少しTRGの要素を混ぜたような弓で、許容性はコンクエスト4と同じだけあり、ウォールの感覚はTRGのようだとのことです。

自分は次の弓がビクトリーになっているのですが、ハロンXもいいですね。