この記事は2015年11月8日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

リカーブ弦の作り方について - 基礎編

弦を作ってみよう_JPアーチェリーお客様からリクエストがありましたので、リカーブ弦の作り方についての解説ビデオを制作しました。最もベーシックな作り方です。正規の道具を使用しています。個人用にもっと安い道具(例えば木の板と釘)で制作することもできますが、このビデオはできるだけ安く作ることを目的にはしておらず、競技をする上で弦の仕組み・作り方を理解することで、自分の道具に対する理解を深めることを目的にしています。

使用しているのは

1.スピギャ ストリングジグ
2.ワークベンチ (GREATTOOL ワークベンチバイス GTWB-300 アマゾンで購入)
3.Beiter ワインダープロ サーバー

です。原糸とサービングの性能による選択はせず、見えやすい色を重視して選択しています。

このビデオで解説しているのは弦として機能するものを作る手順です。わかりやすさを重視するためセンターとエンドで同じサービングを使用しています。

ただ、理想的な弦を作るためには手順ではなく、1.原糸の選択、2.ストランド数の選択、3.センターサービングの選択、4.センターサービングとノック溝のフィッティング、5.エンドサービングの選択、6.サーバーのテンション調整などを経験により学ぶことが必要です。


動画中のサービングの細かい処理が理解できなかった方には、上記の動画をお勧めします。かなりわかりやすいと思います。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

12 thoughts on “リカーブ弦の作り方について - 基礎編

  1. わかりやすい動画をありがとうございます。

    以前からの素朴な疑問なのですが、弦の上下でループの大きさが違うのはどうしてでしょうか。
    日本国内で販売されているほとんどのストリングがそうであり、初心者のうちは「大きい穴を上リムチップに通し、小さい穴を下リムチップにはめてから弦を張る」と当然のように教わって来ました。
    しかし一説では、韓国選手は上下同サイズのループを作るとも聞きます。

    私が聞いたことある噂がデマなら申し訳ありません。ただ事実なら、そのように作る理由も知りたいです。

  2. >以前からの素朴な疑問なのですが、弦の上下でループの大きさが違うのはどうしてでしょうか。

    上下で違う必要性はありません。コンパウンドでは同じ大きさです。

    大事なのは、リカーブ弦では上のループ(もしくはリムを通す方のループ)を大きく作ることです。大きくないとリムに引っかかり弓をはることができません。
    上のループを小さく作ることは不可能です。下のループはリムチップにかかるだけので、リムチップより少し大きければ問題ないです。
    また、ループは小さいほうが安全(リムから外れにくい)です。

    >しかし一説では、韓国選手は上下同サイズのループを作るとも聞きます。

    なので、下ループも上と同じくらいに大きく作るのであれば同じサイズのループで弦を作ることに問題はありません。

    弦をその場で作ってくれるプロショップであれば、依頼すれば、上下ともに大きいループで作ってもらうのは簡単だと思います。

  3. この記事とは関係のないことなのですが、最新の記事ですのでここにコメントさせていただきます。
    このブログは記事がおもしろいことはもとより、コメント欄にもかなりおもしろいことが書かれていると思います。いつからか【最近のコメント】に表示される数がヘったと思うのですが、今日のようにある程度コメントが書き込まれてしまうとコメントを見落としてしまう可能性があります。もう少し【最近のコメント】の表示数を増やせませんか。

    また、この記事についてです。タイトルの最後に基礎編とありますが、応用編みたいなものも後日書かれるということでしょうか。

    よろしくお願いします。

  4. >このブログは記事がおもしろいことはもとより、コメント欄にもかなりおもしろいことが書かれていると思います。いつからか【最近のコメント】に表示される数がヘったと思うのですが、今日のようにある程度コメントが書き込まれてしまうとコメントを見落としてしまう可能性があります。もう少し【最近のコメント】の表示数を増やせませんか。

    あまりに多く表示されてもごちゃごちゃするかなと思うので…フォントのサイズを落として、8個表示に調整しました。

    >また、この記事についてです。タイトルの最後に基礎編とありますが、応用編みたいなものも後日書かれるということでしょうか。

    お客様の反応によってどうするか決めたいと考えています。ここがわからない、ここをもっと詳しく解説してほしいという要望があり、
    かつ、それがその方特有の問題・疑問ではなく、一般的な問題・質問であれば、応用編や詳説編は考えています。

    基礎編というのは、続編があるという意味よりも、この動画を作るときのコンセプトです。
    動画というのは作業(動き)を説明するのには最適ですが、知識を説明するのには不向きです。
    かつ、長時間だと集中して見てもらうことが難しくなります。
    なので、この動画では説明する知識を最小限にし、作業の内容にフォーカスし、できるだけ長時間にならないように作りました。

  5. わかりやすい動画ありがとうございました。この動画ではサービングを巻いて終わっていたのですが、ノッキングポイントをつける作業もサービングを巻く作業と同じように行うのでしょうか?

  6. サービングに比べてノッキングポイントは多様な巻き方があります。もちろん、この動画で紹介されているのでも可能です。

    ノッキングポイント巻き方
    他にはこの写真のような巻き方も一般的です。

  7. ご丁寧な回答ありがとうございました。いくつか方法があるんですね…次回弦を作るときに試してみます。
    それともう1つ、センターサービングやリムチップを巻いたときにガタガタになってしまったのですが、矢飛びに悪い影響はありますか?
    お返事を頂けたら幸いです。

  8. >それともう1つ、センターサービングやリムチップを巻いたときにガタガタになってしまったのですが、矢飛びに悪い影響はありますか?

    ガタガタになってしまったというのは、サービンク間に隙間が空いてしまったということでしょうか?であれば、グルーピング(矢飛び)と言うよりも耐久性・一定性に欠けます、近射用などにすることをお勧めします。

  9. 回答ありがとうございます。隙間はあいてないのですが、なぞるように触ったときにボコボコしています。

  10. >隙間はあいてないのですが、なぞるように触ったときにボコボコしています。

    少なくとも、機械製の完成弦よりも質が低いような判断できるのであれば、競技用として使用しないことをお勧めします。

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