Myboから新型ハンドル WAVEが発表、入荷は年末です。

mybo_archery_wake軽量のマグネシウムハンドルRIOで好調なMyboから新しいNCアルミニウム製の軽量ハンドルWave(ウェーブ)が発表されました。入荷は年内間に合うかどうか微妙といった感じです。
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Wave自体はミドルクラスのハンドルです。定価は決めていませんが、3万円前後になる予定です。デザインは今どきのハンドルとしてはかなりユニークで大きな穴がなく、15年ほど前に出たホイットのエラン(Elan)や、2000年前後のイタリアデザインのハンドルをほうふつさせるクラシックなデザインです。
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重さは25インチで1,130gの軽量ハンドル。現状23インチモデルは発表されていません。素材は6082アルミニウム合金が使用されています。デザインにこだわる多くのメーカーは6000系では6061を採用していますが、6082と6061の違いは明確には分かりません。もともとの素材の性質が近いので剛性は熱処理などによって変わり、どちらが優れているかは言えないが、6082のほうが若干しなやかさがあるようです。

このハンドルの製造はすべてイギリスで行われており、メイド・イン・UKです(Myboはブランド名でMerlinアーチェリーで製造されています)。RIOハンドルは10台以上販売してましたが、トラブルなしでしたので、Waveにも期待しています。


G5プライム 2016年新型モデル RIZE(ライズ)を発表。新素材82Xアルミニウムハンドルを採用。

ライズ_Rize_Prime_2016G5プライム 2016年新型モデル RIZE(ライズ)を発表しました。8月には2015年モデルのONE STX/MXを短くした36シリーズを発表していますが、このRIZEは全くの新規のモデルとなります。設計はアクセル間33.25インチ、ブレースハイト6.75インチ、IBO 335fps、重さは4.3ポンド(1950g)、対応するドローレングスは26-30インチ。

ライズ_2016_primeすでにレビュー動画がアップされています。矢速は2015年のRivalよりも5fps遅くなっており、RIZEはハイスピードよりも安定性を追求したモデルになっています。一番の特徴はコンパウンドボウで初めて採用された82Xという素材。通常競技用には加工しやすく着色も楽な6000番か、剛性はあるがきれいに発色させることが困難な7000番のアルミが使用されますが、新素材82Xアルミニウムハンドルがどんな特徴を持つのか楽しみです。


全日本ターゲット出場し、準優勝しました(男子コンパウンド部門)。

全日本ターゲットメダル_銀金曜日から本日までヤマハリゾートで行われていた全日本ターゲット出場してきました。結果、準優勝することができました。皆様の応援ありがとうございます。明日より仕事復帰します。

初めて、全日本選手権に出場したのは8年前、2007年だったはずです。競技フォーマットはシングル(1440)の時代でリカーブでの出場で、台風の中での試合でどうしたらいいかわからないまま、決勝トーナメントに進むことすらできませんでした。

今回の全日本の表彰式では、自分に初めてアーチェリーを教えてくれた高校の顧問の方から直接メダルを渡され、本当にアーチェリー続けてきてよかったと思いました。

明日からまた頑張ります。

今回学んだことは”自分の道具を信じる気持ち”。

準優勝したのとまったくすべて同じセッティングでとんでもなく低い点数をゲットした経験がありますが、道具との相性に悩んでも、あきらめないでじっくりと向き合うことの大切さを改めて感じています。モンテのアーを楽しんで今日はとりあえず休みます。


イーストンが新しいクイーバーラインナップ “ELITE”を発表

イーストンエリートクイーバーイーストンがYoutubeで新しいクイーバーライン”ELITE”を発表しました。同時に価格も届きましたが、名前にふさわしくちょっと高めのクイーバーです。

イーストンエリートクイーバー_2ベルト別売りで、ターゲットクイーバーとフィールドクイーバーがあり、5色での展開です。全部そろえると1万円くらいになります。年末までに入荷するかは微妙な感じです。


Easton Elite Quivers – Youtube


レッドブルがアーチェリースポーツにも参入

CNN-1LZUsAAAnnY宣伝活動としていろいろなスポーツのスポンサーとなっているレッドブルですが、アーチェリーイベントの開催も今後企画するようです。写真は8月にマシューズと協力して行われた”ボウ・バイアスロン”イベント。

レッドブルアーチェリー公式ページを見てみましたが、なんと参加できるのは米国居住者のみという制限が…残念。
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イベント自体は山林の中の1マイル(1610m)のコースを走りながら、14-40ヤードの距離に設置された的(5つ・距離表示なし・レンジファインダー使用可)を射つというもののようです。1番上の写真を見ると11分程度で1周しているようです(優勝者は8分35秒)。結構高低差のあるコースを走るようで…大変そう。

Red Bull Archer’s Paradox
http://www.redbull.com/us/en/events/1331735391654/red-bull-archers-paradox-2015

明日から全日本ターゲット出場してきます。


Avalonから新しいリカーブ向けダンパーが入荷

DSC_1270コンパウンド向けのユニークなボウスタンドなどを製造しているAvalon(アバロン)から、新しくリカーブ向けのダンパーを仕入れてみました。予想よりもはるかに硬さがあるダンパーで興味深い商品です。

DSC_1268そして、大きさも想像以上で、ウィンのBWダンパーと比較すると倍くらいはありそうな感じです。ダンパーとしてはセンターロッドにも、サイドロッドにもおすすめできます。ウェイトをあまり装着しない場合には、もう少し柔らかいダンパーのほうがよいかもしれません。

Avalon カーボンプロダンパー

コンパウンドでは、本日マシューズより正式に連絡があり、2016年の発表はターゲットモデルが11月1日、ターゲットモデルが11月16日とのことです。また、2015年で生産が終了したホイットのプロエッジエリートの在庫品の価格を大幅に下げました。希望が合う方にはお買い得だと思います。カーターからは生産終了の連絡があり下記のモデルの生産が終了します。

即時販売終了
ハンマー
ハニーDo
フェアチェイス L
ハニー L 3本掛

下のものも生産終了ですが弊社に在庫あり。

フェアチェイス S
ストラップレス 
スクイーズミー 

この3つは在庫限りで販売終了します。
よろしくお願いします。


Legendの新型リカーブケース…射場では気を付けてください!!

DSC_1261Legendから新しいデザインのリカーブケースが入荷しました。こりゃ…危険ですね。

Competitor-archery-backpack_レジェンド細かい収納とアローケース。中の設計はこれまでのレジェンドのアーチェリーケースとは大きく変わりません。ターゲットフェイスにはなんと点数まで書かれています。射場で背負って移動するときにはご注意を!

的は80cm的よりも少し小さいくらいで印刷されています。的と間違って狙われないように!


出来立てほやほやMoxie Archeryとシュートスルーボウ Badger Xがついて

Moxie_badgerX2014年の9月にこんな記事「Strother Archeryも2015年シュートスルーモデル Moxie XIVを発表」を書きました。がしかし、続報が全くなく、開発が難航しているのかと思ってました。

obsessionBows
しかし、2016年のラインナップに乗るのかと調べてみたらそういうことではなく、2015年中旬にStrother Archeryが別のコンパウンドメーカーObsession Bowsさんに買収されて、開発自体がなくなっていました。

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ただ、フェイスブックの友人がMoxie XIVとほぼ同じデザインの弓Badger Xというモデルについて書いており、調べてみると旧Strother Archeryのスタッフなどが新規にMoxie Archeryというメーカーを立ち上げ、2016年のATAに向けて最初のラインナップを準備すべく頑張っているようです。

本当に出た来たほやほやで評価する時期にはないですが、ターゲット競技用の弓の新しい選択肢として期待です。

Moxie Archery
http://www.moxiearchery.com/


ホイット、2016年コンパウンド残りについて

HOYT_powermax_2016コンパウンドの2016年ホイットの残りについてです。まず、廃盤になるモデルは「Pro Edge Elite」「Faktor 30」「Charger」「Charger LD」「Nitrum 34」「Nitrum LD」「Nitrum Turbo」「Carbon Spyder ZT 34」「Carbon Spyder ZT Turbo」「Carbon Spyder ZT LD」の10モデル。事前の予想通り、2015年結果を出したターゲットラインナップは大幅に変更はなく、10モデル中9モデルがハンティング用です。

プロエッジはハイパーエッジに、カーボンスパイダーZTはカーボンディファイアントに、ニトラムがディファイアントになりましたのはもう紹介しましたが、チャージャーはパワーマックスというモデルに生まれ変わります。スペックに大きな変更はなく、矢速が3fps増です。
HOYT_ignite_2016また、エンシリー向けとして人気イグナイト(Ignite)は新色が出ます。

以上が2016年になります。価格は来週までには決定できると思います。

この後は、G5 PRIME、そして、Mathews発表があるはずです。ご期待ください。


ホイットより、2016年のテーマのフルドローATAについての投稿が

フルドローATA昨日、ざっくりとホイットの新しい設計テーマのフルドローATAについての説明しましたが、ホイットのフェイスブックでわかりやすい比較の投稿がありました。写真はカーボンディファイアントとカーボンスパイダですが、ターゲット競技用のハイパーエッジでも同じリム(Ultraflex)とカム(DFX)なのでこの写真でも理解の助けにはなります。

フルドロー時のATA(アクセル間)を長くすることでストリング間の距離がフルドロー時でよりか離れ、この場合では3.45インチの違い。それによってピープの位置フェイス側に移動し、頭のポジションもよりATA(ブレース時通常測定)の長いモデルに近づくということです。一点注意していただきたいのは、リムのカーブ(ディフレクション)を変更することで、フルドローATAを長くするのがこの設計であり、とにかくデカいカムを搭載することでストリング間を離しているわけではないという点です。

ポディウムとハイパーエッジの違い-0.00.00.00そして、もう一点。去年のこの時期にはノーカムシステムで同じことを書きましたが、新しいモデルではハンドルが大幅に長くなっています。写真はおおよその比較で、競技用モデルとしては現行品で一番長いと思われるポディウム40とハイパーエッジの比較です。ATA36インチのハイパーエッジではハンドルの長さはATAの94%でおよそ34インチ、ATA40インチのポディウム40ではハンドルの長さはATAの75%で、30インチ。ATA比で約19%もハンドルが長くなっているのかわかります。ATAはハンドルがほぼ同じ(約100%)のTRGには及びませんが、34インチのハンドルはホイット市場でも結構な長さだと思います。

ホイット2016スペック表それにしても、24モデルもあるのか…すげぇ。