この記事は2015年6月29日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

Mybo(マイボ)のマグネシウムハンドルが入荷しました。

Rio_supercast_25BLACKイギリスMybo(マイボ)からダイキャストマグネシウムハンドルが入荷しました。Myboは老舗のイギリス・マーリン社が手掛けるブランドの1つで、記憶が正しければ2013年末に設立されました。初期のころに商品を見たことがありますが、アイデアはいいものの、最後の仕上げが少し雑な印象でした。それから2年経ち、全体的にレベルが向上したようですので、本格的に取扱いを開始しようと思います。

DSC_1174自分が知っている限りでは、ホイットのエクリプスを最後に25インチサイズのダイキャストマグネシウムハンドルは市場から消えました。マグネシウムは柔らかく、その分軽いのが特徴で、その後、より軽く剛性があるカーボンがハンドルに使われ始めたことで、上位モデルにはもう採用されない素材になりましたが、その柔らかさに対する評価はいまだあるかと思います。このハンドルは25インチで重さは1,020gです。

DSC_1175初期モデルはプラスチックグリップでしたが、現在ではラバーグリップが採用されています。また、低価格モデルはどこのメーカーは中国や韓国で製造する傾向にありますが、こちらのハンドルはイギリス製です。

DSC_1173DSC_1178リムポケットは一般的なセンター調整機構になっています。ハンドルにはセンターブッシングのみがあり、アッパーロッドなどは装着できません。仕上げはパウダーコートペイントです。

本日、黒が入荷していますが、このサイズ以外も取り扱いできます。まずは、マグネシウムハンドルに対する国内のニーズが予想できないので、黒以外は取り寄せで対応します。需要が多ければ在庫しての販売に切り替えたいと思います。

DSC_1176Myboの商品はほかにもいくつか入荷しています。これから一つずつチェックしています。


The following two tabs change content below.
アバター画像

Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

18 thoughts on “Mybo(マイボ)のマグネシウムハンドルが入荷しました。

  1. マグネシウムの方がアルミより振動吸収性が高いと聞きますが、その辺はどうなのでしょう?

  2. グリップは見た目ウィン並びにSFの物とそっくりですが、互換性もあったりするのでしょうか?


  3. 金属の特性が違うので比較することは困難です。大まかに言えば、アルミハンドルはビースティンガーのような剛性のあるスタビライザーで、マグネシウムハンドルはバイターのような柔らかいスタビライザーです。どちらの方が振動をより吸収するのかはセッティング次第となります。

  4. >FORGED+ハンドルのラバーグリップで試しましたが、お互いにハンドルにはぴったりはまりますが、ネジの位置は半分ほどずれていてネジを締めることができません。

    とのことですので、互換性なしです。削れば装着できると思われます。

  5. 軽くて新入生にもおすすめできそうですね!

    しかしどうしてここまで安いのでしょう?
    安いのはいいことですし、値段で判断すべきではないかと思いますが、スタビライザー以外のデメリットがあるのかと少し不安です。

    リムやサイト等はどのメーカーのものでも問題なく使用できますよね?

  6. >しかしどうしてここまで安いのでしょう?

    販売価格で1-2万円台のハンドル(定価が3万円程度のハンドル)というジャンルは昔から存在します。
    現行では、ホイットのエクセル、サミックのアバンテ、SFのアクシウムなどが存在しています。

    >安いのはいいことですし、値段で判断すべきではないかと思いますが、スタビライザー以外のデメリットがあるのかと少し不安です。

    高価なハンドルとの違いは精度と強度です。
    高い精度と強度(高ポンドで使用したい)を求めるのであれば、1-2万円台のハンドルでは満足できないかと思います。

    >リムやサイト等はどのメーカーのものでも問題なく使用できますよね?

    「どのメーカーも」と言われてしまうと、問題ないとは言えないです。
    具体的なメーカー名で質問していただければ正しい回答ができるかと思います。

  7. いいえ、チューニング方法はウィンのような左右からねじで調整するやり方です。ワッシャー調整ではありません。

  8. ありがとうございます。

    では、40ポンド以上でガンガン上を目指して射っていきたい人には向いておらず、どっちかって言うとアバンテなどのエントリーモデルハンドルって感じですね。
    でも高ポンドでなければ大丈夫ってことは36ポンド以下の女子が上を目指していく中で使うハンドルという選択肢はありですか?

    あと、すいません、リムは具体的なイメージはなかったので、HOYTやWINの一般的に使われているリムです。

  9. >では、40ポンド以上でガンガン上を目指して射っていきたい人には向いておらず、どっちかって言うとアバンテなどのエントリーモデルハンドルって感じですね。

    はい。エントリーモデルです。

    >でも高ポンドでなければ大丈夫ってことは36ポンド以下の女子が上を目指していく中で使うハンドルという選択肢はありですか?

    全く問題ないです。

    エントリーモデルでは38-40ポンドまでが一つの目安ですが、これは28インチ引きをベースとしています。ハンドルにかかる負荷には引き尺も関係してきます。

    より正確なのはスパインを基準として考えることで、適合スパインが600番よりも柔らかければ問題なく使用できます。

  10. 始めてコメントさせていただきます。とある関西の大学の女子大生です。

    私が今使っているハンドルは重たくて、負担が大きいので買い換えようかと思っています。
    そんなときに見つけたのがこのハンドルで、まずこの軽さに惹かれました(笑)

    また私はS社の軽いけど振動吸収性の悪いスタビライザーを使っているため、硬いハンドルより柔らかいハンドルのが良いのかなっていうのも気になる点でした。

    しかし、いろいろな先輩の話を伺うと、このハンドルはマグネシウム製かつデザインも懐古的なハンドルで、高ポンドじゃ使えないのでお勧め出来ないというように言われました。

    まあ、私はドローレングス25インチの実質ポンドが30ポンドなので、高ポンド云々は大丈夫だと思いますが、それ以外の点でもデメリットはやはりありますか?

    今、大体653点ぐらいを出していて、これから全国大会を目指して行きたいと思っている感じの中級者です。

  11. >しかし、いろいろな先輩の話を伺うと、このハンドルはマグネシウム製かつデザインも懐古的なハンドルで、高ポンドじゃ使えないのでお勧め出来ないというように言われました。

    検討していただいているのであれば、価格も確認していると思いますが、このハンドルは現価格15,800円です。
    理屈も大事ですが、先輩が心配しているのは、恐らくこれまでの実績として、1万円台のハンドルでよい結果を残した選手がいないことです。

    30ポンドということで、ハンドルが耐えられないということはありませんが、より上を目指している方にお勧めする事には自分も躊躇があります。

    現在使用しているハンドルとサイズを大きさ(23″ or 25″)を教えていただけませんか?

  12. 上のコメントをした者です。
    私が使っているのはFivicsのSRVハンドルの23インチハンドルです。

  13. SRVは販売したことありませんが、カタログを見ると23インチで1220gもあるかなり重いハンドルですね。

    RIOも選択肢としてはありですが、フォージド+のほうがお勧めです。日本のヤマハ時代からの基本設計を踏襲(調整機構は違う)し、長い実績があり、アルミ鍛造ハンドルなので強度も十分です。重さは1020gで現在のハンドルよりも200g軽くなります。

  14. フォージド+ですか、考えてみます!

    今のより軽くて、お勧め出来る23インチハンドルって他にありますか?

  15. ほかには、PSEのXアピール(1150g)で若干軽くなる程度、FB5.3(580g)で大幅に軽くなります。

  16. X-appealですか…他大学の友達に使っている子がいるのですが、チューニングがずれやすいとかなんとか言ってた気がします…

    でも丁寧な回答ありがとうございます!がんばって考えてみます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です