小物あれこれ

新たに入荷した小物をご紹介します。

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≪CBE サイトスケール≫
CBE(CUSTOM BOW EQUIPMENT)から、コンパウンドサイト用サイトスケールです。
CM150530-19051901
サイトエレベーションのサイドにネジで留めるプレート上の“ものさし的”なパーツです。
コチラの箇所に取り付けます。
CM150530-19214402
CBEのサイト購入時は付属として#1~#10までは付いていますが、このセットは#1~#15までがセットされています。

また違った使い方として、CBE以外のサイトでも、30と60(50でも可)の2か所の実射サイトの線の幅にいずれかのスケールをあてがって、そのスケールから30と60(50)以外の距離のサイト位置を導くという使い方もあります。

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≪OCTANE(オクタン) カーボンピープ≫
オクタンから新製品であるオールカーボン製のピープが届きました。
CM150530-18552801
入荷したのは1/8インチ(3.17ミリ)サイズ。

サイズ展開は他に、3/16インチ(4.76ミリ)、1/4インチ(6.35ミリ)があります。

最大の特徴は、頑丈かつ超軽量。
重さは4.2グレイン。
これは当店で販売している「ジムフレッチャー/Truピープ(9グレイン)」の半分以下、「スペシャリティー/ウルトラライトピープハウジング(7.8グレイン*インサート抜き)」の半分近くの重さです。
これにより、わずかではありますが矢速のアップに期待が持てます。

光の散らかりを防ぐために色はつや消し黒となっています。
CM150530-18570604

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≪mybo シングルVバー≫
mybo(マイボ)のシングルVバーです。
CM150530-19073602
SAボルト付きのこのVバーは、サイドロッドの接続部分が「テーパーフィット形状」と呼ばれ、精度の高い加工によりオス部分とメス部分が“面”でガッチリ止まり、無段階調整範囲ながら、緩むことがありません。
CM150530-19092104
重さは118グラム(SAボルト込)。
SAボルト中心軸からサイドロッド取り付軸の中心までで、5センチの距離となっています。
サイドロッド調整のための六角レンチ(3/16インチ)が1本付属します。
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それぞれの商品は間もなく店舗およびあちぇ屋CPにて発売致しますヽ(^o^)丿


ホイットの新モデルプロディジーRXが入荷しました。

DSC_1105(↑写真左がプロディジー、右がプロディジーRX)
ホイットが世界選手権前に急きょ追加した新モデルのプロディジーRXが入荷しました。プロディジーとほぼ同じで、ハンドルのカーブ(Geometry)だけが変更されています。具体的にはグリップ(プランジャーホール)の位置とサイトの位置です。センターブッシングの高さは変更されていません。

DSC_1113手前がプロディジーRX(以降RX)で奥がプロディジー。RXのグリップ(プランジャーホール)の位置はプロディジーの的側のホールよりもさらに前に出ています。これが創業者ホイット氏の設計したハンドルカーブでGMXと同等のものです。

DSC_1109wセンターブッシングの位置、リムポケット等には変更ありませんでしたが、もう一点変更されたのはサイトマウントの位置です。グリップの位置以上の大きく変更され、奥のプロディジーではホールの延長線上よりもフェイス側に設けられているのに対して、RXではその延長線上よりも的側に設けられており、約3cmほどの違いになります。ですので、プロディジーからRXに変更した時にはサイトピンが目から離れます。移行した時にサイトが変わったとしても、それは矢速が変わったからとは限らないことにご注意ください。

グリップが前に出る(リムポケットの位置が体側に近づく)ことによってハンドルの重心は体側に近づくものと思いますが、サイトマウントが的側に移動しているので、使用しているサイトと重さ・エクステンションバーを出している長さによっては、重心がほぼ変わらない可能性もあるかもしれません。

本日より販売開始します。エリソン選手はすでにプロディジーからRXに移行し、一般アーチャー向けの出荷も先週の水曜日に始まっています。まだ、実績がないので明確におすすめとは言えませんが、クラシックな実績あるデザインを採用した今後期待のモデルハンドルの一つだと思います。


双眼鏡用のスリングが入荷しました。

DSC_1102DSC_1101アメリカ製の双眼鏡スリングが入荷しました。アーチェリー用品ではありませんが、自分がスコープから双眼鏡に切り替えた時にアマゾンでぽちっとすれば買えるだろうくらいの気持ちでいましたが、なかなか買えるところを見つけることができませんでしたので、スリングメーカー(Loc Outdoor Z社)から仕入れて販売することとしました。非常に滑らかな滑りの良いパラコード素材を使用しています(グリップのある素材は使いづらいです)。

Loc OutdoorZ 双眼鏡スリング


FIVICSのセーカープラスタブが入荷…かなりいい仕上がりです!!

DSC_1083FIVICS(ファイビックス)のセーカープラスタブが入荷しました。昨日は事前発表通りですが、仕上がりは予想を超えてかなり良いです。メーカーの本気さが伝わり、久しぶりに本気でお勧めしたいタブです。
ci_img_fivics_ファイビックス
その前に先日お客様と話していて気になったのですが、FIVICSという会社の読み方は「ファイビックス」です。いろいろな呼び方をしている方がいるようで、まぁ、文脈でわかるので問題ないですが、正しい読みは「ファイビックス」です。FIVCSというの造語で「HIGH FIVE(ハイタッチ) VICTORY(ハイ ファイブ ビクトリー)」からきています。

DSC_1078DSC_1082さて、このタブについて大事なお知らせがあります。このタブは20パターン以上の形状にセットして使用できますが、全部のパーツを使用することはありません。必ず、どれかが余ります。セッティングを変更するときには必要になるので、そのパーツをなくさないように気を付けてください。

DSC_1086これが通常のセーカータブと同じ状態です。この状態ではセーカータブの機能に加えて、手との接触部分の設定と重さの設定が可能です。

DSC_1089DSC_1091写真の左が通常のタブ同様のタブプレートのエッジが手と接する設定です。それに加えて丸みのあるパーツを取り付けてより柔らかい感じでタブの感覚を得ることができます。

DSC_1088さらにここにウェイトを追加することが可能です。1枚7gのアルミウェイトが付属していて、追加で購入することも可能です。

DSC_1087そして、今度新しく標準搭載されたのはEPフレーム。もともとセーカー1タブのために開発され、取りかけ時のタブの安定感を高めるための機構です。さらに角度の調整もできるようになり、形状もスマートになりました。
DSC_1092DSC_1094最後の機能はねじ穴を覆ってプレートの凹凸をなくすためのカバーです。これ用のねじのデザインがなかなかです。

DSC_1095(写真左が正しいねじで固定した時、右が小指サポーターで固定した時)
今回ちょっと感動したのはこのプレートをフラットにするためのねじ。セーカータブに使用されているパーツ固定ねじはすべて丸ねじです。このカバーは小指サポーターを固定するためのねじでも固定できますが、それを流用しての固定ではなく、プレートが完全にフラットになるために、別に皿ねじが入っています。性能上別に関係のないことですが、ここまでこだわることにFIVICS社の成長とこのタブについての本気さを感じました。

これだけの機能がついてセーカータブより3000円弱高いだけですのでかなりおすすめです。追加ウェイトは来月入荷予定です。


FLEXのダイナゲン弦に黄色を追加しました。

DSC_1077今日はFLEXからの入荷でした。3月に販売を開始してから非常の好評でしたのでダイナゲン弦のラインナップに新色の黄色を追加することとしました。サイズも増やしました。

また、ファーストフライト弦のラインナップに161/166cmのフォーミュラーサイズを追加しました。


SCOTT ANCHOR(アンカー)

SCOTT(スコット)からNewリリーサーANCHOR(アンカー)が入荷しました。

CM150519-16234903
ボディー素材にステンレスを採用したヘビーウエイト・リリーサーです。
機能面においては特に目新しい機能を搭載しているわけではありません。
ただ、これまでヘビーウエイトリリーサーと言えば、素材にブラス(真鍮)を採用したモノがおもだっていましたが、ステンレス素材を採用することで重量感を損なうことなくコストを抑える事が可能になりました。

CM150519-16391405
重量は3本掛フィンガーで156グラム。

ちなみに・・・
TruBall フルクラム 142グラム(Mサイズ)
TruBall HBC 140グラム(M-3本掛)
TruBAll HT プロブラス 140グラム(M-3本掛)

となっています。

アンカーのボディーサイズは1種類のみ。(ただしフィンガーバリエーションは2本、3本、4本掛です)
私の主観もありますが、このアンカーはTruBallサイズで言うと、MとLの中間ぐらいのサイズ感となっています。
詳しいサイズは以下の写真をご参考になさってください。
CM150519-16413807
CM150519-16404706
CM150519-16422608
CM150519-16450310

また、このアンカーは最近のスコット製リリーサーで採用されている「交換フィンガーデザイン」となっています。
2か所のネジで止まっています。 *交換用フィンガーはコチラ
CM150519-16385504

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ブラス(真鍮)は使用につれ、サビや黒ずみが出て来るのでたまには“磨き”が必要だったりしますが、ステンレスはその心配が無いので気持ちよく使い続けられます。
派手すぎない無垢なシルバー感がなんとなく“職人的”で好印象です。

スコット/アンカーはあちぇ屋CPおよび店舗にて販売中です。


スコットのステンレス製リリーサー、アンカー届きました。

IMG_20150515_151144スコットから入荷があり、ステンレススチールをボディに使用したヘビータイプのリリーサー、アンカー(Anchor)が入荷しました。もう一つシンプルなバックテンションリリーサー、フォーカス(Focus)が2015年モデルとして発表されていますが、こちらは在庫しない予定です。また、在庫切れだったリリーサーも再入荷しました。

スコットのリリーサーポーチ1年以上メーカーに在庫がないのですが…いつ入荷するのでしょうか。。

土曜日山田が休みですので、レビューは日曜の予定です。


【大久保店お知らせ】5月16日土曜日の営業について

毎度JPアーチェリー大久保店をご利用頂きましてまことにありがとうございます。
5月16日の営業についてご案内がございます。

5月16日(土曜日) コンパウンド担当の山田が終日不在を致します。
*店舗は通常通り12時~20時の営業です。

ご利用予定の皆様におきましてはご不便をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。


2015年ワールドカップ・ステージ1上海 ウィンの世代交代進まず

2015_st_rmg
2015_st_rwg昨日で2015年ワールドカップ・ステージ1上海が終了しました。個人的にはコンパウンドに転向したので、TRG7を2013年ワールドカップチャンピオンのマーティンがどのようなセッティングで仕上げてくるのか気になっていましたが、リカーブ側ではウィンがWIAWISシリーズを発表したものの、タブ/ダンパーなどのアクセサリー類を除けば、新モデルでどれだけ進化したのか評価に困る部分が多い内容でした。Nano MAXハンドルはウィンがINNO MAXハンドルを生産終了にしたので、INNO MAXのユーザーはいずれ移行しなければなりませんが、INNO EXシリーズは販売継続です(生産が若干遅れているようですが)。

個人的にはINNO EX POWER/PRIMEを使用している選手が買い換える意味があるのか、ウィンを使用している選手がWIAWISシリーズにどれだけ魅力を感じるのか疑問です。なので、今回のワールドカップに出場する選手たちの選択を気にして見ていましたが、やはりWIAWISに移行した選手は少なかったです。写真は男女のリカーブの優勝選手ですが、どちらもINNOシリーズのハンドルとリムを使用していました。

ホイット側はベテランのGMXさんが今年も大活躍してましたね。プロディジーRXは4月の3週目に出荷が開始されているので、まだ選手に行き渡っていないので評価はまだできないと思います。

世界選手権まで2か月ですので、4月にプロディジーRXを緊急発表したホイットのように、なにかのテコ入れがあるのか、それともこの傾向のまま世界選手権を迎えるのか…というWiawisリムの安定的な供給もまだ出来ていないのでテコ入れがある可能性は限りなく低いです。個人的な予想では前年度のワールドカップで大活躍したクアトロが今年の世界選手権でも活躍すると予想しています。

コンパウンドの動画まだアップされてない…。


Chicken Wing!

TRU FIRE(トゥルーファイヤー)からリストストラップ式のインデックストリガー・リリーサーが届きました。
「CHICKEN WING」(チキンウィング)と銘打たれたこのリリーサーは、トリガーの先端が交換式になっており、人差し指1本掛け、中指も含めての2本掛けと、射手の好みに応じて変更できるおもしろい設計のリリーサーです。
CM150510-131512049

人差し指1本掛けなら従来のインデックストリガーリリーサーと同様に、また、中指も含めた2本掛けタイプにするとバックテンションリリースがしやすい設計になっています。
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1/16インチ六角レンチで作業します。
CM150510-125414022

このテのリリーサーは基本的にパンチングショット(自らの意志でトリガーを引く)でお使いの方がほとんどかと思いますが、ちゃんと指先の置き方さえ理解していればバックテンションで撃つことが出来ます。
ただ、人差し指1本だとその動作イメージがつかみにくく、多くの人が実践できずにいるのが現状です。
このチキンウィングは中指も含めてトリガーに指を掛ける事で、より容易にバックテンションがもたらす必要な力がトリガーに伝わるようになっています。

これをマスターできれば、基本的にはバックテンションショットで、そして場面場面に応じてパンチングショットが出来れば風対策にもなり、結構なアドバンテージになるでしょう。

*個人的には、これに近いリリーサーとしてSCOTT「ロングホーンHEX」が挙げられると思います。

リリーサーヘッドは若干硬めにスイングします。
CM150510-125159004CM150510-125208005

スクリュー式のレングスアジャストメント設計ですので、手首付け根からリリーサーヘッドまでの長さ調整がとても簡単。
長さが決まればイモネジで固定です。
CM150510-125224008

トリガーチューニングですが、このリリーサーはトラベル調整(発射作動までの浅さ⇔深さ)のみ。
CM150510-125310014
トリガー圧は調整できません。
弓の引っ張り強さ(ポンド)によってトリガーの引く為の力が変るので、事前にしっかり調整~確認を繰り返してください。
締めこむと「浅く」なり、緩めると「深く」なります。
決して浅くし過ぎないようにだけ守って下さい。うかつに操作すると暴発します。
安全なトラベルを守って下さい。

ベルトは厚手の革と厚手のフェルトで構成されていて、がっしりと手首に装着でき、さわり心地のよい仕上がりになっています。
CM150510-125732030

リリーサー部分とリストストラップの連結には、太めのOリングが用いられており、リリーサーを使用しない時は内側に「バチンッ」と折りたたむことができます。
ヘッドが「ぷら~ん」と垂れ下がる事もなくスッキリとします。
CM150510-125650026

それにしてもパッケージの3面には、Chicken! Chicken! Chicken!と、これ見よがしにニワトリが猛プッシュされています。
CM150510-131301040CM150510-131307042CM150510-131316046
一般的に「チキン」って言葉は“臆病”などと揶揄した意味合いもあったりしますが、このリリーサーには微塵も感じさせない開き直り感に満ち溢れています。
むしろガンガン攻めていく感じすらも。

TRU FIRE「チキンウィング」が店舗およびあちぇ屋CPにて発売中ですヽ(^o^)丿