最近、好調のXs-Winnsから2015年の年初から2つ新色をラインナップに追加するという連絡がありました。写真下の青と赤の2つが追加されます。
うん…今まで写真などではこのメーカーの特徴的なパステルカラーでXs-Wingsのものを判別していたのですが…この青ではお客様から「この選手の羽根は何」と聞かれたときにスピンとかなり迷うことになるような気がします…この色が出回ったらわからないときは素直にわからないというしかなさそうです。
今年の4月に新しい代理店となったLoc Outdoor Z社から2015年モデルの情報が届きました。全体に大きな変更はありませんが、マシューズのハーモニックダンパーにかわって、バイブレーション・リデュース・インサートという資料からはリムセーバー社(SVL)などが使用している素材に近い素材を使用した制振素材を搭載したダンパースリングが登場します。
来年の1-2月頃の入荷予定です。
(↑ウィンのフェイスブックより)
今年は異様に早かったウィンの発表。自分が予想していたのは、今週末ドイツで行われるベルリンオープンでの発表でした。
また、発表の少し前から、いくつかのショップがINNO MAXハンドルをかなり安い価格で在庫処分していたので、おそらく2015年には残らないんだろうなと思っていましたが、予想通りWN&WINのホームページから削除されました。店舗では現在の在庫限りでの販売に切り替えます。ただ為替の事情により、当分は値下げしての販売の予定はありません。来年の今頃まで在庫が残っていたら下げると思いますが、必要な方は早めに確保したほうがよいかもしれません(Wiawis Nano Maxハンドルが後続モデルですが価格はかなり上がる予定です)。
6月に発表されたフランジィーリが開発したG1ハンドルが入荷しました。発表時との違いはグリップで、ウッドグリップではなく、3Dプリンタによって製造されるプラスチックグリップに変更されています。少しざらつきがあります。
センター調整機能はスタンダードなものです。ウィンのハンドルと同じような手順で調整できます。
クリッカープレートは2種類付属していて、メモリがついています。クリッカーはMKなどで使用されているM4ねじ用のものが必要です。
このハンドルで一番の特徴は6か所にウェイトを装着できることで、これによってハンドルの重さだけではなく、装着場所を変更することで、ハンドルの重心を変更することも可能です。ただし、ベースの1350gに追加していくことになるので、なかなか重いハンドルになってしまいます。追加ウェイトは別売りです。ウェイトを追加後、上からカバーをします。
そして、オプションでウッドグリップに交換できるのですが、スタンダートデザインに加えて、フランジィーリが設計したボールグリップを装着できます。このグリップはのグリップ上でのプレッシャーポイントが変化することによるミスを最小限に抑えることを目標に、開発されたものです。独特なフォルムを持っております。ちなみにこう書いていますが、これまでこのグリップはイタリアのBest社向けのものしか存在しなかったので、自分は触ったことがあるものの、ハンドルにつけて実射したことはありません。現在発注はしていますが、ハンドルとともには入荷しませんでした。入荷が楽しみです。
イタリアにはBestやベルナルディーニなどいくつかの名の知られたメーカーがありますが、いずれも日本では受け入れられていません。理由は一つではないとは思いますが、大きな要因としては、手作りの工程が多く、かつ、”イタリア人感覚”で作業しているので、メーカーとして何の問題もないハンドルでも、日本人には不良品に見えるためです。今回入荷したものもセンターブッシングがド・センターにはありません。メーカーは顧客に育てられるとも言いますが、このあたりイタリア人はあまり気にしないので、メーカーもこのレベルで問題ないと出荷してきます。
以前のこのことで某メーカーと長く議論したことがありますが、結局「うちはこれで問題ない。日本人がそれを受け入れないなら、買ってもらう必要はない」的な結論にたどり着きました。販売ページにも書きましたが、G1ハンドルは興味深い特徴がいくつもあるので、取り扱わないよりも、注意書きを入れて、気にされる方は店舗で実物を確認して購入してもらう方がよいのではないかと思いましたので、この売り方を試してみたいと思います。うまくいかない場合は再度検討します。よろしくお願いします。
先日、新しいリリーサーを発表したTRUですが、昨日、新商品についての情報のフルパッケージが届きました。
AbyssとFULKRUMはともに3本掛けのみとなっています。それとともに、もう一つの新しいリリーサーFang RC/Fang Miniの情報も届きました。基本的にはハンティング用のリリーサーですが、Fang Miniは価格も安いのでユース用として選択することはできるかもしれないですね。
動画もたくさんあるのですが、業務と並行してやっているので、時間があまり取れず、とりあえず、4つ作ってみました。あとは、年末の休みにでも時間をとって処理します。今回はメンバーが全員試合も出場する関係であまり多くの機材を持ち込めませんでした。動画も一眼レフの動画モードで撮影したので、いろいろと不満な点もありますが、適切な使用機材を知る上で、次回に向けていい勉強になったと思います。
アーチェリーTVに近くもっと画質の良い動画がアップされると思いますが、個人的には矢をつがえてセットするところからの動画が少なく、そこからとるよう努力しました。また、ピーターなどの動画は挨拶して、依頼をして、近くから撮ったものです。無断でこれだけ接近しているわけではないので。念のために。
今年の6月に発表されたレオ・ワイルドのシグネチャーモデル「HBC」に続き、新しいシグネチャーモデルの「Abyss(アビス)」と「Fulkrum(ファルクラム)」を発表しました。開発協力はジェシー・ブロードウォーター選手です。
Abyssはトリガー式のリリーサーで、Fulkrumはバックテンションタイプです。。2つ同時に発表された理由はこれから同じハンドルの形を持っているためで、天候や個人的な事情で、バックテンションリリーサーとトリガーリリーサーで切り替えを行っても同じようにリリースできるように設計されているからです。ハンドルの形状はHTリリーサーをベースとして設計されました。親指をかけるフィンガーホールはインサイドアウトが設計のベースです。
Fulkrumリリーサーの特徴としては、クリッカーのスピードを調整できることです。スタンダードクリッカー、ファストクリッカー、ファスタークリッカーの3種類があるそうです。3本掛けのみでの発売です。
Abyssリリーサーの特徴としては、トリガーリリーサーでありながら、親指を中心として、ジョーの位置を円形状に調整できることです。バックテンションタイプではインサイドアウトなどがありましたが、トリガー式では初だと思います。
入荷は来年の1月の予定です。