この記事は2014年11月9日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

ジェシー選手のポディウムXエリート初期セッティング その2

2ジェシーチューニングジェシー選手による、ポディウムXエリートのチューニングビデオの新しいものがアップされました。新しくアップされたものでは、ケーブルガードとノッキングポイントとレストの角度についてです。
2712の場合、アジャスタブルケーブルロッドを少しだけ内側に入れることで、矢を少しオフセットし、ケーブルからのクリアランスを確保できる。弓のトルクを減らす=ドローサイクル・ショットサイクルを通して真直性を持つことができ、ハンドルの回転トルクを減らすことができる。

そして、ペーパーチューニングをする。ドローレングスとカムタイミングの確認のため。それぐらいでよい。ノッキングポイントを直角か最大でも1/16″高くセットする(初期チューニング)。ブレードはバーガーホールの中央。以前は少しだけ上の位置にセットしていたが、弓のジオメトリーが新しくなってからは、まずは中央からのセッティングでテストをおこない、チューニングをしていく。

細かい点は基本的には個人の好みに合わせてファインチューニングしていく。初期チューニングで必要なことは明らかである。

・センターショットがまっすぐ
・ノッキングポイントの高さが合っている
・ピープが正しい高さにある
・使い慣れているスタビのセッティングにする
・ドローレングスとポンドを以前のものとほぼ同等にする

上記がセッティングできたら、レンジに出てしばらく射つ。このときの記録を取ること。感覚はすぐに忘れてしまうので、思い出すために。感覚のパターンが見えてくるので、次のチューニング方法を見出すヒントになる。

Spiral Proカムもモジュール式になって、ドローレングス調整もカムの回転位置の調整もでき、非常に便利になった。過去のSpiralカムと感覚もそれほど変わらないので、とても良い。
ブレードの設定は使用する矢によって違う。ここでは X27(2712)、250グレインポイント、アローレングス32″の矢がノッキングされた状況で説明する。まずは矢を指で浮かして、フルドローのときと同じような状況を再現する。フルドローのときは矢の支点がレストの他にノッキングポイントもあるので、完全にレストだけで矢の自重を支えているわけではない。この手法をとって擬似的にフルドローの状態を作り出す。矢の重さが完全に乗ってしまうとチューニングにならない。角度をフラットにしすぎていると、ベインがブレードやレスト本体に当たってしまう。 逆に立ち上げすぎてしまうと、ブレードを曲げたり壊してしまう。
適切な角度
動画のような、この間の角度が最適である。
適切な角度_測定その角度が何度なのかは動画では語られていませんが、こちらで測定したところ、24度前後でした。

以上、皆さんの参考になれば幸いです。

Apptituneもよろしくです。

その1はこちらです。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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