2014年アジア競技大会インチョンにMKの新型リム・ベラシティが登場

10649970_741500352575974_5540628945724303019_n↑2014 Incheon Asian Gamesのフェイスブックページより

8月に発表された新型ハンドル(名称未定)に続き、現在行われている2014年アジア競技大会インチョンにMKの新型リムが登場しました。Veraの三代目のVera3(Veracity)というウッドコアリムです。

10月の後半から出荷されると聞いていますが、アジア大会で、すでにテスト投入されているようですね。入荷が楽しみです。


試合の登録 インドアワールドカップ・ステージ2 バンコク

ワールドカップインドア2014ステージ2前回の記事から続く。詳細は公開しませんが、具体的な旅程が確定し、ホテルと飛行機(到着日)が確定したので、試合の登録をしてみることにしました。金額は215880円。3人で行くのですが、自分は一人部屋なので、5000円ほど多く払います。きれいに割ると旅費(直行便)は一人71,960円となりました。

では、登録をしてみましょう。

*あくまでも全体の流れの説明です。英語が全くできないのであれば、自力での登録はあきらめてください。メールいただければ、ボランティアでペイパルでの支払いまでは代行します。それ以降は個人情報なので自分で行ってください。

0登録登録サイトのアドレスは http://www.archeryworldcup.com/ です。ここのRegistrationを押しましょう。ちなみに、IEとファイアフォックスを使ってくださいとのこと。クロームの方は注意を。自分の競技を選択する。

1登録ここのPayのボタンをクリック。

2登録情報を記入する欄になるので、自分の情報を記入してください。パスポート番号と電話番号も記入が必要です。私が加工して削除しているだけです。

2_2登録下のNextを押すと支払い画面に移行します。支払いはペイパルによって行われます。

3登録
ペイパルの支払い画面です。

4登録
さくっと支払できます。

5登録
250ドルは米ドルではなく、シンガポールドル。本日のレートで22,451円でした。

前回の記事で9万円あれば、ワールドカップステージ2にと書きましたが、正確には 94,411円 かかりました。

フェイスブックで友人が雑誌アーチェリーと渋谷アーチェリーでツアーを組むという話があると聞きました。自力で手配ができない方はツアーがお勧めですが、練習時間は少なくなるかもしれません。

では、現地でお会いしましょう★

一連の流れの記事をこちらにまとめました  → 世界大会に出る


BCY Fiberが新型サービング、パワーグリップを発表。

PowergripServing200x257BCY Fiberが新型のサービングを発表しました。その名はパワーグリップ(Powergrip)サービングです。本日入荷です。

その名の通り、(原糸などに)グリップすることを目標としたサービングです。このサービングは同社のハローなど使用されている非常に耐久性があり伸縮しないスベクトラ素材に、柔らかいナイロンを加えて、伸縮性を持たせています。さらにサービングは特殊な樹脂でコーティングされており、表面の特殊樹脂とサービング自体の伸縮性によって、非常によくグリップするとのことです。

グリップ性を求めている方は是非お試しください。

BCY Powergrip サービング
http://archery.cart.fc2.com/ca109/1079/p-r-s/


ボーニングのアローラップの取り扱いを開始しました。

ボーニングのアローラップコンパウンド店にてボーニングのアローラップの取り扱いを開始しました。上記の8デザインを仕入れました。

Arrow_warp_list
在庫しているものは、カーボン、スモールカーボン、XSカーボンの3種類です。対応するシャフトの一覧表は下記のリングで確認してください。

対応シャフト一覧表(jpg)
対応シャフト一覧表(pdf)


エリソン選手使用のXS WINGS 50mmの販売を開始します。

DSC_0317ワールドカップファイナル2014で優勝したエリソン選手使用のXS WINGSの正式取り扱いを決めました。スロベニアのメーカーです。昨年の11月にテスト用に仕入れたものをまず販売します(4パックだけですが…)。間もなく、大量に入荷する予定です。
DSC_0315多くのサイズがありますが、当分はエリソンが使用し、また、リカーブ用として最も選択されている50mm(30mm)のミディアムベインのみを販売します。このベインのパッケージには30mmと表記されていますが、実際のベインの長さは50mmです。実測で52mm。ですので、届いたパッケージに30mmと書かれていても気にしないでください。
Xs_wing_50mm_brady_elison3
30mm_FLUORESCENT_522446c236208硬さはスピンよりも硬く、ガスプロに近く、ガスプロよりも少し硬いです。色によって硬さの違いはないです。主に高ポンドのアーチャーにお勧めで、30ポンド以下だとあまりメリットはないのではないかと思います。1枚1.8グレイン。

XS WINGS 50mm
http://archery.cart.fc2.com/ca29/1078/p-r-s/


バイターのペンにパーカーサイズのリフィル入りました。

DSC_0320ちょうどXS Wingsの紹介を書いているときにアマゾンから届きました。インクはパーカーのクインクフロー0.8で書きました。

目測通り、何の問題もなくパーカーのリフィル装着できました。パーカーサイズのリフィルの互換性ありとして商品ページの説明を更新しました。

Beiter ターゲットボールペン
http://archery.cart.fc2.com/ca19/1077/p-r-s/


バイター(Beiter)のターゲットペンは意外に高性能のペンが入荷。

Beiter_ターゲットペンバイター(Beiter)のターゲットペンが入荷しました。クイーバーに指すとこんな感じです。こういうものは色んなとこが作っているので、あまり期待していませんでしたが、届いたものを見てみるとかなり良いボールピンでした。ベースになっているのはドイツのMESSMER(メスマー)社の商品で、ドイツ製です。

ほとんどのメーカーのアーチェリーデザインのペンはあまり使いたくないような書き味、高くても1本50円くらいのボールピンをベースにしていると思われますが、このペンは書き味がかなり良いです。

一応本日より販売します。

DSC_0309続き…(手元に今ないので試していませんが)見た目、パーカー芯が使用できるように思います。パーカーサイズはリフィル(替え芯)の一つのスタンダードなサイズで、いろいろなメーカーから発売されています。互換性があるので、好きな書き味のものを選べます。実際、パーカー芯が使用できるかは明日入れてみる予定です。この時点では互換性はないという前提で販売します。この部分は明日更新します。


ワールドカップ・ファイナルでエリソン選手を見て思い出しました!

Xs_wing_50mm_brady_elison3
お客様から問い合わせがあり、エリソン選手のワールドカップ・ファイナルで使用したベインが知りたいということで、写真を見てみました。最近、リカーブ選手の道具を追うことをあまりしていなかったので、変えたの気が付きませんでした…。

Xs_wing_50mm_brady_elison2このベインが何かわかりますか?

去年から読んでいる方なら覚えているかもしれませんが、このブログでも11月に取り上げたXS-Wingsというメーカーのベインです。

XS-Wingsから紫のベインを仕入れてみました
https://archerreports.org/?p=7261

11月に仕入れてテストし、結果は良かったのですが、ちょっとサイズの問題があり、サイズ表記がちょっとわかりにくくなっています。具体的にはまだ整理していませんが、サイズ表記がややこしいな…と思っているうちにメーカーと話を進めるのを忘れてました…すみません。

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エリソン選手が現在使用しているのは、Xs-wingsの50mmのベインだそうです。同じもの、テスト用として前に入れたものの中にありました。これです。これを機に、もう一度話を整理して、メーカーと話してみます。


ザ・ターゲット 2014 届きました。

IMG_20140915_141839ザ・ターゲット(The Target)という世界アーチェリー連盟(World Archery)の公式アーチェリー雑誌の最新号が届きました。英語版。フルカラー、95ページ。

弊社が世界アーチェリー連盟のスポンサーをしている関係で定期的に大量に配達されます。大久保店にお越しの方と通販をご利用の方に(予定数に達しました)配りますので、希望の方はどうぞ。

まだ更新されていませんが、雑誌自体はすべて無料で公開されているので、中身だけ興味ある方はしばらくしたら、世界アーチェリー連盟のホームページからダウンロードすることができます。

The Target – World Archery official magazine
http://www.worldarchery.org/MULTIMEDIA/Magazine-The-Target


新時代のダンパーHUSHPUK、チューニング中です。

hushpuk_damper以前に、フレックスのエンジニアさんと新商品開発エンジニアの仕事について話したことを少し記事にしました。

“エンジニアのグレゴリオの話の中で最も興味深かったのは、人材採用の話で、この業界での競争力は「素材」しかないとおっしゃっていました。”
*最大手の競技用弦メーカー FLEX アーチェリー 訪問 その2

素材とは関係ない所では、ION-X向けのステルスショットなどが昨年発表されましたが、これは結局はコンパウンドの技術のリカーブへの転用です。完全に新しいアイデアの商品と言うのは難しいようです。

HUSHPUK(ハッシュパック)はSVLのリムセーバーと同様の商品で、振動吸収と静音化を目的としています。また、接着面を両面テープやシリコンカップではなく、粘着性高分子ゲルが使用されています。接着性高分子ゲルというのは…おでこに貼る冷えピタみたいな素材をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

この素材は自由に接着、再接着できます。油や汚れが付くと接着性が落ちますが、その場合は工業用アルコール、または、イソプロピルアルコール91%(消毒液として販売されています)でふき取って、乾燥されることで接着能力を取り戻します。いろいろなところに取り付けて、チューニングしながら、最も効果の高い場所を探ることが可能です。

DSC_0302
振動吸収を最大化にするためには、チューニングするときは弓をベアな状態、つまり、サイトやスタビライザーを付けない状態で近射しながら、ダンパーの場所をいろいろと動かして、最もハンドショック(手に感じる振動)が少ない場所に装着してください。静音化についてはいろいろな意見がありますが、逆に、静音化の効果を最大化するためには、すべての道具を装着した状態でチューニングした方が効果的といわれます…が、ハンターたちのように発射音をなくす事を追求したことがないので検証はしていないです。

DSC_0303ダンパーはフラットなデザインです。背は低く、逆にリムボルトの方が大きいです。なので、重さは非常に軽く65グレイン(4.2グラム)/個です。大きさは35mm x 28mmです。

IMG_20140915_132213もう一つのタイプのダンパーは細長いダンパーで、こちらは細長いロングボウのリム用、または、ホイットのコンパウンドのようにスプリットリム用のダンパーです。大きさは52mm x 21mmで、重さは93グレイン(6.0グラム)です。スプリットリムは4本のリムから構成されているので、使用するためには2セットの購入が必要です。

Hushpuk_deaton_archeryダンパーが軽いのでリムのしなる部分に取り付けても矢速への影響は最低限に抑えられると思いますが、まずは、ディートン選手が採用しているリムボルト付近に取り付けてチューニングしてみました。なかなか良い効果があったので、当分はここにつけて練習してみようと思います。効果の中でも、振動吸収性はおおむね予想通りでしたが、静音性能は予想以上でした。

IMG_20140915_132745細長いオブロンダンパーは1色のみですが、オーバルダンパーの方は3色、黒、緑、ピンクから選択できます。

DSC_0308コンパウンドの選手を中心に使用選手が広がっていますが、リカーブでも使用できます。ダンパーが軽量であることのメリットはリカーブの方が得られやすいでしょう。

本日より販売します。