この記事は2014年9月12日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

IAWC(The Indoor Archery World Cup) 2014-2015シーズンルールブック

IAWC2014-20151. インドアアーチェリー・ワールドカップステージ(IAWCS)

1.1. IAWCS 2014-2015シーズンには、リカーブ部門・コンパウンド部門の男女の部で、4つの大会が開催される。

・マラケシュ、モロッコ(2014年11月8−9日)
・バンコク、タイ(2014年12月6−7日)
・ニーム、フランス(2015年1月23−25日)
・ラスベガス、アメリカ(2015年2月6−7日)

IAWCのランキングで選考されるためには、選手は最低でも2試合で競技をおこなわなければならない(ラスベガス大会は必須)。(最高3つの結果から)最も多くのポイントを得た選手が、ラスベガス大会期間中におこなわれるIAWCF(ファイナル)への出場資格を得る。

1.2. 競技形式
マラケシュ、バンコク、ニームではすべて同じ形式で競技がおこなわれる。

−クオリフィケーションラウンドは18m60本、40cm三つ目的で競技がおこなわれる。
−エリミネーションラウンドは1/16エリミネーションラウンドフェーズで決勝のゴールドマッチまでおこなわれる。
−準決勝で敗退したセミファイナリスト同士はブロンズメダルマッチで勝敗を決する。

またラスベガスの最初の2日間のクオリフィケーションラウンド(最初の60本の合計点)は、選手のランクを決めるためにおこなわれる。

1.3. IAWCSの各大会では、下記の競技が開催される。
・個人部門(リカーブ男子、リカーブ女子、コンパウンド男子、コンパウンド女子)

1.4. IAWCR(ランキング)のポイントはIAWCSの4つの大会のいずれにおいても獲得できる。

ニームとラスベガス大会はポイント数が多く、マラケシュとバンコクはポイントが少ない。下記のテーブルを参照し、与えられるランキングポイントを確認すること。

1.5. すべての出場選手はIAWCSの各大会に参加する毎に1ポイントを得ることができる。しかし、下記の順位を獲得した選手については、いずれの大会においても付随するポイントがIAWCRに付与される。
IAWCR2014-2015

またIAWCSの4大会すべてに参加した選手は、上から3つの結果がIAWCRにポイントとして記録される。

1.6. IAWCSの4大会すべてが終了した時点で、各カテゴリー(リカーブ男子、リカーブ女子、コンパウンド男子、コンパウンド女子)における上位16名の選手がIAWCFに参加する資格を得る。

1.7. IAWCRにおけるタイ(同点)は下記の要領で処理される:

1位から16位まで:
・コンピュータによるコイントス

16位の決定(足切り)
・ラスベガスステージでのランキングポジション
・それでもタイの場合は、前の3つのステージ(マラケシュ、バンコク、ニーム)でのランキングが考慮される。4大会すべての参加した選手は、ランキングの最高順位のみが含まれる。
・それでもタイが解消しない場合、ラスベガスでのファイナルがおこなわれる前にシュートオフがおこなわれる。シュートオフは40cm垂直三つ目的に対して3射でおこなわれる。そこから点数の最も高い選手たちが1射のシュートオフをおこない、的の中心に最も近かった選手がファイナルへ進出する。

2. インドアアーチェリー・ワールドカップファイナル(IAWCF)

2.1. IAWCFは2015年2月7日、アメリカ、ラスベガスにておこなわれる。

2.2. ファイナル進出選手はラスベガスでおこなわれるワールドアーチェリーフェスティバルの第2ラウンドが終了した時点で発表される。ファイナル進出を希望する選手は、ラスベガス大会に参加しなければならない。

2.3. リカーブ個人部門ではセットシステムが採用され、3射5セットマッチでおこなわれる。決勝戦の形式は1射20秒の交互射ち、的はバーチカル、またはトライスポット40cmワールドアーチェリーターゲットフェイスを使用する。

2.4. コンパウンド部門では3射5エンドの累積点で競技をおこなう。決勝戦の形式は1射20秒の交互射ち、的はバーチカル、またはトライスポット40cmワールドアーチェリーターゲットフェイスを使用する。男女ともにXリングを10点、リカーブの10点のリングを9点として計算する。

2.5. ワールドアーチェリーの規則に則り、矢の直径は9.3mm(アローラップ含まず)までとする;ポイントの直径は最大9.4mmとする。

2.6. 2014年IAWCRによって各カテゴリーで選手は1位から16位までランク付けされる。選手はそれぞれ対戦相手が決定され、1対1のマッチプレイブラケット形式でエリミネーションラウンドがおこなわれる(1位対16位、2位対15位…)。したがって、競技は1/8ファイナルから始まり、次に準々決勝、準決勝、そしてブロンズ、ゴールドメダルマッチと続く。ブロンズメダルマッチは準決勝敗退者同士でおこなわれる。

2.7. IAWCFの競技スケジュールや詳細についてはwww.worldarchery.orgにて随時発表される。

3. 賞金

3.1. 2015年2月8日土曜日におこなわれるIAWCFラスベガス大会において、各カテゴリーの上位3名(リカーブ男子、リカーブ女子、コンパウンド男子、コンパウンド女子)は下記の「賞金」が与えられる:

1位:3,700USD
2位:1,800USD
3位:1,000USD

またファイナルの各カテゴリーの優勝者は、次回のIAWCSへの無条件参加資格が与えられる。これらの招待にはトーナメントへの参加費、3泊分の宿泊費が含まれる。

4. ラスベガス大会の関連情報
2015年には、下記の2つのインドアイベントがラスベガスでおこなわれる:

・2015年2月6−8日の期間、ラスベガスワールドアーチェリーフェスティバル、つまり、毎年伝統的におこなわれるラスベガスアーチェリートーナメントとトレードショーが開催される。最初の2日間はインドアアーチェリーワールドカップステージとして開催される。
・インドアアーチェリーワールドカップファイナルは2月7日の夜に開催される。

したがって、2015年ラスベガス大会で優勝する機会は2度与えられる!

5. 規定
インドアアーチェリーワールドカップルールは、ここに記載されている特定のルールを除き、原則としてワールドアーチェリー規約・ルールに則るものとする。

翻訳によるこれらのルールの誤解があった場合、原則的に英語版のものを参照するものとする。またワールドアーチェリーと運営機関は、いついかなるときでもルールの変更をおこなう権限を保持する。

IAWC RULES 2014-2015 原文

IAWC RULES 2014-2015 日本語訳 PDF(160KB) 


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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