この記事は2014年8月10日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ベスト4選手のコンパウンドシャフトの羽根貼り付け位置

今行われている2014ワールドカップ・ステージ4では新発表のICEベインを使用しているDELOCHE Pierre Julien選手が優勝しましたが、その解説でベインの貼り付け位置にも、いくつかの選択があり、今後自分の課題として、ベインの貼り付け位置についてのテストをしようと思っています。

下記は解析ソフトを使用して、分析したベスト4に残った選手のベインの貼り付け位置です。調べた結果、0.5インチと1インチ2パターンでした。

Vane_1
1位のDELOCHE Pierre Julien選手 X10プロツアー & ICEベイン シャフトエンドから0.5インチ(13mm)

Vane_2
2位のレオ・ワイルド選手 X10プロツアー & FFP225ベイン シャフトエンドから1インチ(26mm)

Vane_3
3位のAlexander DAMBAEV選手 ナノプロ & FFP187ベイン シャフトエンドから0.5インチ(13mm)

Vane_4
4位のマーティン・ダスボ選手 ナノプロ & FFP187ベイン シャフトエンドから1インチ(24mm)

どれくらいの違いがあるか楽しみです。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

4 thoughts on “ベスト4選手のコンパウンドシャフトの羽根貼り付け位置

  1. 私はリカーブですが羽の位置などショップで矢を作ってから気にしたこと有りませんでした。
    山口さんの熱心な姿勢、同じアーチャーとして脱帽です。
    テストの結果、ブログにアップされるのでしたら楽しみにしてます。

  2. ありがとうございます。

    リカーブの矢の場合、クリアランスの関係上、フェザーと呼ばれるウィンドウにヒットしても、矢飛びに大きな影響を与えない羽根を使わない限りは、羽根をのシャフトエンドから離して張り付けることは難しいです。シャフトエンドからの距離をいくつかのパターンで試して、ベストな位置を選択できるのは、パラドックによって矢のクリアランスを確保する必要がないコンパウンドだからこそできることです。リカーブで1インチ以上離すことはあまりお勧めできません。

    リカーブベイン位置
    今回のベスト4の選手のうち3名の解析をしました。1名は左打ちなのでデータがないです。カメラ位置の問題でしょう。その結果、上から11mm(0.3インチ)、18mm(0.7インチ)、20mm(0.8インチ)と言う結果でした。

  3. コンパウンドボウの初心者です。
    アンカーの入ったときベインが少し顎に触れるのはよくないのでしょうか?
    上ので紹介している選手の方でも触れていそうなのが居ますが。

  4. ベインが顎に触れた状態を良しとする選手はあまりいないと思います。
    もし触れてしまっているのであれば、ドローレングスの設定、または、Dループの長さに問題があると考えられるのでプロショップに相談したほうがよいかと思います。

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