UUKHAの2015年ラインナップが発表されました。生産開始は9月の予定です。
特に目立った新商品はありません。
2014年ラインとの違いでは、ピュアカーボンリムのVX1000リムでノーマルカーブバージョン受注生産を開始するとのお知らせがありました。
より速い矢速とスムーズなドローイングを目指して、現在のVX1000リムは開発されましたが、設計担当によれば、クリッカーゾーンにおいては多少の抵抗がある設計の方が好きだという人もおり、そのニーズに答えるために、ノーマルカーブのVX1000の生産もすることにしたとのことです。
右のXカーブと言うのが今のVX1000リムの設計で、新しく出るのはそれを緩やかにしたノーマルカーブモデルです。
他のメーカーで言えば、引き心地はフォームコアモデルがXカーブで、ウッドコアモデルがノーマルカーブモデルに相当します。
受注生産となり、価格は通常のVX1000リムと同じです。
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Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。
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ノーマルカーブだとxカーブより矢速が若干落ちるのでしょうか?
>ノーマルカーブだとxカーブより矢速が若干落ちるのでしょうか?
メーカーでは同じになると説明されています。理由として、効率性はXカーブの方が高いが、ノーマルカーブの方がパワーの投入量が高いからです。
Xカーブ 100の力で引く = 効率性 90% 出力 = 90
ノーマルカーブ 101の力で引く = 効率性 89 出力 = 90
といったイメージです。ただし、生産すら始まっていないので…その点はご理解ください。
Eastonタングステンポイントの利点をお教えください
高比重のタングステンを使用することで、軽いポイントでも高いFocを得ることができます。
イメージとしては、ステンレスポイントが26インチスタビの先にウェイト3つだとすると、
タングステンポイントを使用することで28インチスタビの先にウェイト2つとなり、
全体ではウェイトが1つ減ったので軽くなったかもかかわらず、同じ重心位置を得ることができます。
あとは耐久性が高いので、長く使用できることでしょうか。
高いFOCで得られるメリットと低いFOCで得られるメリットを教えてください。
>高いFOCで得られるメリットと低いFOCで得られるメリットを教えてください。
まず、カーボンを使ったターゲット競技で低FOCのセッティングが得られるものはないです。基本的には矢が高いエネルギーを持っている状態(例えば飛び出しから30~50m程度まで)では高いFOC(12%以上)の方がメリットが多く、矢のエネルギーが低い場合(飛び出してから1秒後、70-90m地点)には、9-11%程度のスタンダードなFOCを持つ方が良い矢飛びを得られます。
横から入るようで申し訳ありません。高いFOC(12%以上)が70mに関してあまりいい影響がないのなら、なぜ今シーズン、ハイFOCの流れが高まったのでしょうか?お教えくださいよろしくお願いします!
>横から入るようで申し訳ありません。高いFOC(12%以上)が70mに関してあまりいい影響がないのなら、なぜ今シーズン、ハイFOCの流れが高まったのでしょうか?お教えくださいよろしくお願いします!
リカーブでは90mをうたなくて済むようになり、コンパウンドでは50mまでで良くなったからです。
という話の流れで何個か記事を書いた気はしますが、その話とは違う部分で自分が書いた話なら、リンクを張っていただけると幸いです。
話が合わないような書き方をしてしまいすみません。この記事の前のコメントにあります
>>高いFOC(12%以上)の方がメリットが多く、矢のエネルギーが低い場合(飛び出してから1秒後、70-90m地点)には、9-11%程度のスタンダードなFOCを持つ方が良い矢飛びを得られます。
上記の文章を読むと、一見70mでは9-11%の方が、ハイFOCよりも矢飛びが良いという解釈になるかと思います。
よってハイFOCは失速などの悪影響があり、70mでは矢飛びが悪いということなのでしょうか?
44ポンドFOC16%なのですが、ポンドが高ければハイFOCにもメリットがあるのでしょうか?
様々誤解しているところがあるかもしれませんので、様々お教え頂きたいです
以上よろしくお願いします
>矢のエネルギーが低い場合(飛び出してから1秒後、70-90m地点)
>様々誤解しているところがあるかもしれませんので、様々お教え頂きたいです
たぶん誤解されていると思います。矢が70から90m地点を飛んでいくのは90mを射つときです。70mの競技であれば、50から70m地点(飛び出してから0.75-1秒程度の時)での矢飛び・矢の振る舞いが重要になります。70m地点に入ったときにはもう的に刺さっています。
ですので、「矢のエネルギーが低い場合(飛び出してから1秒後、70-90m地点)には、9-11%程度のスタンダードなFOCを持つ方が良い矢飛びを得られます。」は「70mでは9-11%の方が、ハイFOCよりも矢飛びが良いという解釈」にはなりません。
…という回答でよろしいのでしょうか。自分も、もう少し日本語の書き方を考えてみます。
納得しました!!わざわざありがとうございました。