この記事は2013年12月7日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

超軽量ハンドル 580gのFB5.3ハンドルが入荷

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2013年世界ターゲット選手権の観戦記”その1″しか書いていないことに今気が付きました。帰国後、すぐに2014年のラインナップの発表が多くのメーカーからあり、その更新作業の中で忘れていたようで申し訳ないです。

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SONY DSCというのをこのハンドルの入荷で思い出しました。世界選手権でフランジィーリさんと話した時に、新しいファイバーボウのハンドルFB5.3を娘のカーラがこの試合で使用しているから、あとで見せてあげるよ言われ、予選終了後に何枚か写真を撮って感触を確かめさせてもらいました。上の写真は実際にカーラ選手が試合で使用した弓のものです。

そのことの記事を書いたつもりだったのですが…見つけられず。

軽量ハンドルという言葉を1,000g前後のハンドルで使ってしまっているので、このハンドルは超軽量といっていいと思います。基本設計はFB6.3ハンドルと同じです。FB6.3ハンドルが25インチハンドルであるのに対して、FB5.3ハンドルは23インチハンドル。25インチハンドルが630gで、新しく入荷した23インチハンドルは580gしかありません。

高剛性の高性能フルカーボンハンドルでありながら、重さはオプティモのようなウッドハンドルや、ローランのような樹脂ハンドルよりも軽いです。

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グリップは丸みがあるスタンダートなサイズのミドルウッドグリップです。

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リムポケットはファイバーボウ(Fiberbow)独自のシステムで、基本的には下リムのボルトだけを偏芯させてセンター調整をします。上のボルトもボルトを交換することで偏芯させての調整は可能ですが、別売りです。

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ハンドルは軽ければいいというものではありません。競技スタイルに応じ適切なハンドルの重さが存在します。この600gを切る超軽量ハンドルは、例えば、ベアアーチャーにとっては軽すぎてほぼ使用されていませんが、車いすで競技されているアーチャーの間ではかなりの人気を得ています。

高性能なハンドルです。ただ、とても軽いが軽すぎるになってしまうアーチャーにはおすすめできません。軽さを追求するアーチャーにとっては最適な選択肢だと思いますが、すべてのアーチャーに勧められるものではありません。とにかく軽いハンドルを買って、あとはスタビライザーなどで調整すればいいというものでもありません。重心はその作戦で調節可能ですが、モーメントの調整はかなり困難です。

また、出版日の古いアーチェリー技術ガイドなどで「軽いハンドルがお勧め」などと書かれていたとしても、著者の人が想定しているのはたいてい1,000g程度のハンドルのことであり、このような超軽量ハンドルをことを指しているケースはあまりないと思われます。ご注意ください。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、その後コンパウンドに転向。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

4 thoughts on “超軽量ハンドル 580gのFB5.3ハンドルが入荷

  1. またも多くの質問失礼致します。

    ハンドルの組み合わせに関して回答頂きたいです。

    1.27インチハンドル×Lサイズリムの組み合わせを仮にした場合、ハンドルの破損する確立と道具の持つ性能の落ちる具合等があれば、教えて頂きたいです。
    (ハンドルの中央に必要以上に負荷が掛かる?等)

    2.また、上記↑の組み合わせで、弦のサイズは特注、もしくは自作のみの入手になるのでしょうか?
    (通常それらの組み合わせは想定されていないか?)

    3.ユニバーサルモデルと、フォーミュラモデルの上記↑の組み合わせの影響の違いはありますか?
    (ハンドル構造の違いで、組み合わせに影響するか?)

    4.テック(補強芯)の有り無しで、ハンドルの組み合わせに与える影響はどういう事がありますか?
    (テックの有無でサイズ別に影響が出るか?等)

    多くの質問、長文大変申し訳ありません。
    これまた個人的な感覚の質問かもしれませんが、
    ご回答の程よろしく御願い致します。

  2. >1.27インチハンドル×Lサイズリムの組み合わせを仮にした場合、ハンドルの破損する確立と道具の持つ性能の落ちる具合等があれば、教えて頂きたいです。
    (ハンドルの中央に必要以上に負荷が掛かる?等)

    この質問の意図がわかりません。基本的に27インチハンドルとLリムは市場で考えられる最も大きな弓です。
    例えば、68インチをどのような23インチ/25インチ/27インチのどのハンドルで組み、
    その差は何かであれば答えられますが、72インチが必要なアーチャーにはそもそもその選択肢しかないはずですので、
    この組み合わせに対して性能が落ちる具合という言葉がどのような意味を持つのでしょうか?

    もう少し具体的に質問してください。

    2.また、上記↑の組み合わせで、弦のサイズは特注、もしくは自作のみの入手になるのでしょうか?
    (通常それらの組み合わせは想定されていないか?)

    販売されていますが、在庫はしていないです。
    理由は需要の少なさです。

    3.ユニバーサルモデルと、フォーミュラモデルの上記↑の組み合わせの影響の違いはありますか?
    (ハンドル構造の違いで、組み合わせに影響するか?)

    1同様どのような状況を想定しているのかわからないので回答できないです。

    4.テック(補強芯)の有り無しで、ハンドルの組み合わせに与える影響はどういう事がありますか?
    (テックの有無でサイズ別に影響が出るか?等)

    1同様どのような状況を想定しているのかわからないので回答できないです。

    すべての質問に言えることですが、質問されたときに、大事なのはお客様がどのようなものを欲しているのかということです。

    お客様が質問の中で使用している”性能”とはそういうものです。

    低ポンドで弓を使用しているアーチャーには”矢速”が性能となるでしょうし、
    高ポンドで弓を使用しているアーチャーには”安定性”が性能となるでしょうし、
    鼻が低くセンターアンカーの場合には、弦が鼻につくことが性能になるかもしれません。

    安定した弓なのか、矢速が速い弓なのか、飛び出しがよい弓なのか、これから時期インドアを頑張りたいのか…等。
    それがわからないことには回答は難しいです。

  3. 早速返信頂き、感謝です。

    浅慮過ぎる質問に対し、細やかな回答有難うございます。
    私自身は、重い弓を使用したいと考えており、なおかつ大人しい弓の組み合わせを探していました。
    そこで思い至ったのが、27インチハンドルとLリムの組み合わせです。
    一般的にはあまり目にしない(というか個人的に見た事が無い)組み合わせなので、実際に使用する感覚をおおまかにでも知りたいと重い、質問にいたりました。

    一番に知りたい72インチ用の弦について分かったので、ハンドルについての質問はまた改めて、別の機会にお伺いさせて頂きます!
    アバウトな質問で大変失意礼いたしました。
    わざわざ返信頂き、有難うございます!

  4. >私自身は、重い弓を使用したいと考えており、なおかつ大人しい弓の組み合わせを探していました。
    >そこで思い至ったのが、27インチハンドルとLリムの組み合わせです。
    >一般的にはあまり目にしない(というか個人的に見た事が無い)組み合わせなので、実際に使用する感覚をおおまかにでも知りたいと重い、質問にいたりました。

    弓の感覚はお客様のドローレングスにもよります。この場合は、より安定感を得たいために実際フィットするドローレングスよりも長い弓を選択するということであれば、
    これからのインドアのシーズンには良い選択だと思います。
    アウトドアのシーズンになると現在の70mwラウンドでは高いポンドでないと、矢飛びが悪くなることが予想されます。

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