この記事は2013年11月29日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

SFアーチェリーの2014年が発表となりました。

SFアーチェリーの2014年モデルが発表されました。ただし、WIN&WINアーチェリー同様、本日発表でも、生産の開始が1-2月、日本に届くのは来年の3-4月の予定です。そのため、現行モデルでいくつか販売が終了になるものがありますが、在庫処分セールは予定していません。2014年の中旬でも在庫が残っている分に関しては、行う可能性がありますが、当分先の話ですので。。

pre+limb

まず、リムですが、最上位のアルティメイト・プロが生産終了です。好評のエリートカーボンリム(フォーム)は引き続き販売されます。2010年から販売しているプレミアムカーボン(ウッド)は基本設計はそのままで、アップグレードされ、プレミアムカーボンプラスになります。ただし、価格は現行品より2割程度高くなります。

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pre+

ハンドルではカーボンハンドルが生産終了になります。アルティメイトプロ・ハンドルは評価が高いハンドルだっただけに残念です。あの価格ではWIN&WINブランドのハンドルWINEXなどと競合してしまうので、難しいのでしょう。

好評のフォージドプラスは継続、その他のアルミハンドルはアップグレードして、アクシウムプラス(AXIOM+)と、プレミアムプラスハンドルになります。

どちらも設計の見直しと、上位モデルと同じ高性能のティラー・ポンド調整機能を備えたリムポケットデザインへの変更がされています。特にアクシウムプラス(AXIOM+)ハンドルはかなりよい設計になっています。実物が設計通りに出来上がってくれば、お勧めしたいです。

コンセプトは低価格でもパワフルなリム・セッティングで使用できるハンドルということで、基本に沿った設計とフォルムを強化することで、全モデルより200グラムも重くなましたが、40ポンド以上でも問題なく使用できるハンドルになったように思います。この設計のまま製造されることを祈るのみです。

また、現行のアクシウムプラスリムも、かなり販売しましたが、記憶している限りでは全く破損がなく、非常に良いリムです。このリムはラインナップの拡大が計画されており、Mサイズで38ポンドまでしか製造されていなかったのが、46ポンドまで製造されます。46ポンドのアクシウムプラスを扱うかはともかく、このポンドまでアクシウムプラスハンドルは対応できるということでしょう。

2014年のSFアーチェリーは、モデル数の集約と、メインに売れているモデルのアップグレードが基本的な方向性です。また、為替や原材料の高騰の影響で価格がそれなりに上昇しています。こちらでの販売価格をどうするかはまだ決めていませんが、エントリークラスのモデルでは、ひいき目に見てもSFアーチェリーのコストパフォーマンスは飛び抜けていますので、製造コストが多少高くなっても、より高性能な方向への既存モデルのアップグレードという方向性は正しいと思います。

モデル数が増大し、WIN&WINの2013モデルも好調だったために、製造が滞っていた部分があるので、特にWIN&WINブランドと製造ラインが同じカーボンモデルの廃止も納得できるものです。モデル数を集約し、製造がスムーズにいく方が代理店としても助かります。

2014年の3から4月の入荷予定です。もうしばらくお待ちください。

カタログはこちらです。

SFアーチェリー 2014年カタログ
https://archery.co.jp/catalog/SF_ARCHERY2014.pdf


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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