再度…価格改定します。

今週にWIN&WINの商品の価格を改定しましたが、そのほかの商品の価格は2月にドル円が92円あたりで改定したものです。
本日で送金レート(通常の為替に銀行の手数料を乗せた海外送金の時のレート)が102円となりましたので、再度価格の改定をさせていただきます。たぶん、アメリカメーカーが結構な値上げ、ヨーロッパメーカーは少しの値上げになります。
基本的には、新しく入ってきたものから値段を変えていきます。現在5月、メーカーが生産終了などで値下げをする時期でもないので、価格改定といっても、基本的には値上げになります。5月いっぱい、少しずつ値段を変えていきます。
ご理解ください。


FIVICSからウェイトダンパーとAAEの新色赤入荷です。

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ゴールデンウィーク後の忙しさもだいぶ落ち着いてきました。しばらく、19世紀の話ばかりしていましたが、現代に戻ります。
5月1日に入荷したドインカーのAボムが50個入荷したにもかかわらず、2日で在庫がなくなってしまったのはびっくりでした。根強い人気がありますね。追加分も入荷しています。代理店に確認しましたが、まだ200個以上は在庫があるので、当分は安定供給できそうです。
本日は、アリゾナ(AAE)のマグネットクリップの2013年の新色「赤」が入荷しています。他の在庫切れの色も入荷しています。
FIVICSからも入荷がありました。
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何が新しいかわかりますか???

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そうです。カンタピンチです。4月にセーカータブの真ちゅうタイプの発売が発表されましたが、そのカンタピンチだけ先の完成したので送ってもらいました。
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セーカー1~3までどれでも使用できます(過去のJM1/2にも可)。重さは54gもあり、プラスチックカンタピンチが8gですので、タブをウェイト2つ分くらい重くすることができます。
ものは届いているのですが、肝心の価格がまだFIVICSから知らされていません。卸価格が分かり次第、値段を付けて販売します。
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それと、ウェイトダンパーが届きました。ウェイトとウェイトの間に入れて…弓の振動というよりもウェイトの振動をとることで、ウェイトが緩むことを防ぎます。赤と青と黒の3色ですが、今回は赤と青だけが入荷しました。
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Sサイズは20mmでCEX2/7やWIN&WINのウェイトなどに対応します。Lサイズは22mmで、CEX5/フェニックス用ですが、市販されているウェイトのほぼすべてが入ると思います。もともとの形は台形ではないのですが、装着すると、ゴムの部分が圧迫されるので、写真のように少し台形型のダンパーになります。ダンパーの硬さは柔らかめに作られています。重さは1つ2g。
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アッパーなどでも使用できます。ウェイトダンパーという名称通り、ウェイトの振動を吸収するためのダンパーです。弓の発射時の大きな振動を吸収するダンパーではないので、ご注意ください。


アーチェリーの理論と実践PDFにしました。

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アーチェリーの理論と実践(1887年出版)
PDFにしました。
翻訳開始から4週間。自分の理解の復習と、アーチェリーの歴史を学ぶための日本語の資料が少ないと感じてやってみました。
これにて、このプロジェクトは終了です。次のものに取り掛かります。
*原文の英語版はこちらで読むことができます。


明日から仕事に戻ります。

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3日間山篭りした結果…先ほど「アーチェリーの理論と実践(1887)」の翻訳が終わりました。ホームページにはすべてアップしました。この本は50年ほど前に著作権が切れていて、欧米では現在でもいろいろな出版社から出版されている名著です。日本語訳を印刷する予定はありませんが、PDFでも配布予定です…家のパソコンにはPDFにするソフトがないので、会社に戻り次第やります。
プロショップとして六年目。自分を振り返って、アーチェリーの歴史を復習するためのやりましたが、多くの新発見もあり、非常に勉強になりました。
まず、著者のフォード氏はしっかりと記録が残っている19世紀以降でもっとも偉大なアーチャーの一人で、その記録(現在のタブルFITAラウンドに相当する記録)は70年間破られませんでした。彼の道具に関する意見は、1930年代にアメリカのヒックマン博士によって、覆されてしまいましたが、彼の射形はそのまま現代のアーチェリーのベースになっていて、170年近くたった今でも、違う所を探すほうが難しいです。
詳しく・詳細に知りたい方は本を読んでいただくとして、あまり知られていないアーチェリーの歴史ネタをいくついくつかピックアップしてみます。
・王様アーチェリーに負けて、めっちゃ金取られる
次の要約は1531年、当時41歳で点数も最も優れていた時期の彼(ヘンリー8世)の私用の金庫の帳簿の内容である。矢1本につき1ギニーを賭けていたが、晩年のダドリー卿が60ヤードの距離で放った素晴らしいショットの数々は、まさしく分が悪い勝負だったに違いない。
「3月20日 トットヒルにて王がジョージ・コトンに7本差で負ける、6シリング8ペンス対45シリング8ペンス。」
「3月29日 トットヒルにて王がジョージ・ギフォードに負ける、12シリング6ペンス。」
「5月13日 4月最後のラウンドでジョージ・コトンが王に勝つ。3ポンド。」
「6月3日 ジョージ・コトンが王に賭けで勝つ。7ポンド2シリング。」
そして6月の最後の日にも「グリーンウィッチパークでコトン家の3人に王が負ける。20ポンド。その内の勝者には6シリングと8ペンス与える。」

・アーチェリー普及しすぎて衰退

アーチェリー大好きな王様は国民全員アーチェリーせよという法律を作り、アーチェリーは普及したが、スポーツ的な精神が廃れ、ギャンブルとして行われるようになり、スポーツアーチェリーは逆に衰退…。
ヘンリー8世が作った議会法(Acts of Parliament of England)とは
An Act concerning shooting in Long Bows. (3 Hen.8 C3 1511)
-すべての40歳以下の男性は弓と矢を持ち、シューティングをするように
・アーチャーみな坊主
きれいなルージング(リリース)を実行するためには、自分の頭の部位をすべてきれいにしておく必要がある。そして同じ理由から、ローマ皇帝レオも戦争に行くすべてのアーチャーの頭とヒゲを剃り、髪の毛がエイミングの邪魔をせず、またヒゲがストリングの邪魔をしないようにしていたのである。
・何のために…アクティブ・リリース
もう一つのリリースであるアクティブ・リリースと呼ばれるものは、デッド・リリースの進化形とも言えるものである。リリースの瞬間に指が全く動かないデッド・リリースとは異なり、一度は指が開くがストリングが離れた後、その前のポジション、つまりまっすぐ伸びる代わりに元の丸まったポジションに戻るのである。
…どんな利点があるのか、今となっては不明。
・サイトとピープサイトの原型に関する記述
(サイト)
常にリリースの手をコートの襟のボタンに当てていた晩年の聡明なるジェームズ・スペッディン氏は、「エイミングするポイント」を明確にするために弓に「サイト」を取り付けていた。これはまるで銃の銃口につける明るい鉄のビーズであった。小さな鉄のロッドの先端にこのビーズを取り付け(実際は明るいヘッドを持ったピンだった)、弓のバック面に追加した溝にこれを差す(上下させることもできる)ことで、彼の自然な(あるいはそうであるべき)「エイミングするポイント」が下であっても、それをターゲットの中心に合わせることを可能とした。ただしこの装置では、弓の僅かな曲面でもエイミングに支障が出てしまっていた。
(ピープサイト)
アメリカ生まれの装置で、ピープサイトという小さなアパーチャー(口径)の付いた小さな装置があった。これはボウストリング上で上下に動かすことができ、正しく設定すれば、エイミングする目によって丁度その真ん中にターゲットの中心を見ることができた。この装置は非常に弱い弓以外では役立たずだというように言われており、例え小さな震えでもエイミングに影響し、狙うことができなくなってしまう。
・砲丸投げのように…
さて、シャフトが飛んでいったあとでも、かつての悪しき習慣がアーチャーに根付かせてしまった間違いはたくさんある。特にシャフトの後を追って叫んだり、こんなにも誠実な競技であるのにも関わらず不誠実な言葉を吐いたりすることもそうだ。
– Toxophilus (1545)の引用


HMC 22 入荷延期に伴う特別キャンペーン

3月入荷予定が4月になり、さらに4月の入荷予定が5月になっているHMC22について、特別キャンペーンを行います。
一部代理店には入荷していますが、弊社で取り扱う分の入荷日は現状案内できません。一応ですが…4月17日に発送したといわれていますが、信用できるか微妙です。前回は4月2日に発送してと言っていたので。。。
INNO EX POWERリムから、WIN&WINさんはかなり良く頑張ってくれてきましたが、最近は景気が良すぎて、納期がすこし適当になってきています。少し残念です。また、WIN&WINで作っているSFの荷物も遅れが出ています。こちらについても大変申し訳ございません。
2度にわたっての発売日の延期について、大変申し訳なく思っています。それに伴い、特別キャンペーンを行います。
HMC22 スタビライザーの入荷後、2週間の間は下記の通りの特別価格で、提供させていただきます。
-HMC 22 センターロッド 10000円(通常価格 11800円)
-HMC 22 サイドロッド 5000円(通常価格 5800円)
-HMC 22 エクステンダー 4000円(通常価格 4800円)

すでに予約いただいているお客様にも、同じ価格を適用させていただきます。WIN&WINの言っていることをもう一度信じれば、5月中には入ってきます。もう少しお待ちください。


GAS PRO スポーツタオル差し上げます。

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本日、GASPRO(ガスプロ)からも入荷がありました。在庫切れのものに加え、ターゲットエフィシェントの新色の左が5パックずつ入荷しました。
また、プレゼントで写真のポーチ入りスポーツタオルをいくつかいただきました。GAS PROの羽(2インチのものでも、2.5インチのものでも)を注文してくださったお客様にプレゼントします。備考欄にメーカースポーツタオル希望とお書きください。先着3名様です。残り1名です(18:15)。ありがとうございました。


復刻ドインカーAボム…続々と入荷

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ゴールデンウィークの連休の間の平日で、昨日関税から出た荷物が続々と入荷しています。
まずは、ドインカーの復刻Aボムダンパーです。発売は…いつだったでしょうか…少なくとも10年前にはありました。当時(10年前)は圧倒的に硬く振動吸収が優れており、センター用のダンパーといえば、このAボムでした。
3年前にドインカーがAVANCEEなどに搭載されているカプセルタイプのダンパーを開発し、Aボムの製造を止めてしまいましたが、2013年のラインナップで復刻されました。確認しましたが、前のものからマイナーチェンジしたところはないと思います。
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34gで重量感があり、ゴムの硬さはV-ZEROとほぼ同じですが、使用されている量が違いますので、センターなど高い負荷がかかる場所では、今でも優れているダンパーだと思います。