PRIME by G5から 「ONE(ワン)」が入荷!

早々の発表から結構な時間を経て、当店にやっとこさ「ONE(ワン)」が入荷しました。

現物を手にしてみると、アクセル間39.25インチ。
かなりの大柄なボディーに見えます。
ロングハンドル・パラレルリムがなせるフォルムですね。
見栄えがいいです。個人的には好きなフォルムです。


さて今回入荷した「ONE(ワン)」は、60ポンド・右ハンドル・色はジェットブラックです。
そして、引き尺は27.5インチ。

「ONE(ワン)」はPRIMEが提供する、ターゲット競技に特化したデザインとなっています。

ご存じでない方の為に案内しておきますと、「ONE(ワン)」は引き尺が27.5インチからの展開で、0.5インチ刻みで31.5インチまで引き尺が用意されています。
*引き尺調節が出来ないカムとなっています。注文の際は“ドンピシャ”サイズでご注文下さい。引き尺変更する場合はカムを交換するかたちになります。

カムは新たに投入された「PCTカム」。

PRIMEから販売されている弓には全て「パラレルカムテクノロジー」が採用され、それぞれのモデルにマッチした設計のカムが搭載されます。
「PCTカム」は他のモデルには無い特徴を備えています。
それは、2通りのドローストップ形状が選べるという点。
・ケーブルストップ・・・一般的なドローストップに用いられる、奥行きのあるウォール感
・リムストップ・・・この上ない超ハードなストップ感

「ケーブルストップ」はこのペグにケーブルが当ります。

このペグは反対側から六角レンチで留まっています。

「リムストップ」はこの上記のペグ(ピン)を抜き去り、下の箇所に付属のペグを取り付けます。

付属のペグ

ケーブルプレッシャーのテンションを軽減する効果を持つ、セントロイドなどに搭載されている“曲がるケーブルガイドバー”「Ti-GLIDE」からバージョンアップされた「I-GLIDE」となってこの「ONE(ワン)」には搭載されています。

グリップは、極めて・・・・本当に極めてシンプルなデザイン形状です。


残念なのは、チープな感じたっぷりのネームプレート。
印刷されたシールがはりつけられているだけなので、ハイエンドモデルなのに所有感が全く満たされない残念な印象となっています。

ま、その部分はさておき。

7000番台アルミを用いたハンドルのフォルム、上下の重量バランス、高めの(7.5インチ)ブレースハイト、好みのスタイルに変更できるドローストップ、安定のパラレルカム。

あとは実戦での実績次第ですね。


第一回 日米対抗アーチェリー大会の優勝者は…酒屋さん!!

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1937年、自分の知る限り、そして、アーチェリー連盟の公式記録において、日本で最初に行われたアーチェリー大会の詳細の資料を取り寄せしていたのですが、本日郵送で到着。
80年前に行われた試合なので、自分が知っている人はいませんでしたが(5位の方は浦上栄さんの著書は何冊か読んでいます)、1位の方は、2、5、7位の師範(Archery Teach)を抑えての、南千住の酒屋さん(Liquor Dealer)のシゲノさんでした。和弓の世界では有名な方なのでしょうか?
写真下は開会式の様子。左から東京アメリカンスクール校長、在日米国大使館の方、日本側の主催者である大日本武徳会の小山松吉さんです。
これから資料読み込みします。


フーコーの使い方忘れた…。

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最近英語ばかり読んでいたので…母国語で文書が読めるのって楽しい!!
前の記事でアーチェリーの「歴史」から、最新のアーチェリー用品のレビューの基礎を作るという事を書きましたが、その詳しいやり方を思い出そうとしたら忘れてました…。
どちらの本もお当時お金がなかったので、図書館で読みましたが…いざ、それをベースに仕事しようとすると、図書館で読んだ程度の理解では全く歯が立たず…机の隣においておくことにしました。2冊で約8,000円…仕事に使うたぐいの本は本当に高いです。。。
アプローチとしては、
フーコー的方法で歴史を扱うことは、歴史の目的論をとらないことだ。すなわち進歩(昔と違って今は素晴らしい)、もしくは退歩(昔の方がよかった)を前提としない。「現在」を過去とちょうど同じくらい、私たちにとって不透明なものとして理解するためするに歴史を用いる。どのようにして現在が過去から直実に発展したのかをたどることではなく、要点は現在を診断する方法として歴史を用いるところにある。
*かっこの中の自分が加えたもの、それ以外は本文から。
というやり方です。さすが専門書、説明がまとまってます。


FIVICSの練習用タブフレームが入荷しました。

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本日、FIVICSから入荷があり、Co-Starバックパックなどが補充されています。
新しい商品としては、たぶフレームEPというものが入荷しました。もともと、セーカー1タブは握りこまないように設計されていますが、実用性を考えてのサイズになっています。
こちらの商品をセーカー1タブにつけることによって、ほぼ完全に握りこむことを修正でき、正しいアンカーを身につけることができます。
ただし、これを使用すると著しくタブが使いにくくなるので、基本的には練習用(制限時間がないとき)に使用することをお勧めします。もちろん、試合でも使用できますが、1射にかかる時間は5秒は長くなると思います。1分3射だったら結構アウトな数字です。
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Sサイズ~Lサイズの3種類ですが、Mサイズだけ、Sサイズのセーカータブでも使用できます。取り付けと取り外しはかなり簡単です。この商品を使用して正しい取り掛、アンカーを習得した後は、取り外して試合に臨んだ方が良いと思います。


JPアーチェリー大宮店にラジオの取材です

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JPアーチェリー 大宮店に女性のためのスポーツ情報をお伝えするNACK5のJO-SPOという番組が取材に来られました~。女性スタッフの村田が店長として切り盛りしているプロショップです。
福島和可奈さんというタレントの方がアーチェリー初挑戦してくださいました。
放送は6月3日(月)~6日(木)
朝10時10分~10時20分
NACK5のJO-SPOです!!


古いこと

古い記事をアップデートします。

今思うと面白い題名をつけたなと思いますが、けっして予測していたわけではありません。
10月に「【予告】新しい事 その1」という記事を書きました。その反応として、期待してくださる方もいれば、書いてあることは正しいとしても、自分が愛用している商品の批判は見たくないというコメントもあり、その結果、別のサイトを移行し、おりたたみました。うっかり目に触れることはありません。「Continue reading →」というボタンを押してはじめて、続きが表示されます。
そして、今思うのは…古いことです。
アーチェリー用品の正しい評価について、そのシステムを構築してきましたが、最終的に行き着いたのは「古いこと」でした。

レビュー 日本製の低価格カーボンサイト T-9 AR
http://jparchery.blog62.fc2.com/blog-entry-1041.html

長くブログを書いているといろいろな反応が返ってきます。誤字脱字はともかく、今でも覚えているのは、ミザールハンドルを間違って「アルミ製」と書いてしまったことなどで、お叱りを受けて直ちに訂正しました。
逆に、正しいことを書いていてお叱りを受けたのが上記の記事(細かいことはコメント欄をご確認ください)です。2013年ではもう少し理解が進んだかもしれませんが、プライベートブランドというものは、販売者と製作者が違います。読者の方で、販売店が自分で作っていると勘違いされている方がおり、レビューの中で作り手に対して経験不足と評したことが、販売店に対して経験不足と言ったの様に受け取られ、お叱りを受けました。
正しい情報もあれば、間違っている情報もありますが、一番危険なのは、正しいと思い込んでいる間違った情報ではないかと思います。今回、コメントを頂いたのでお客様の勘違いを正すことができましたが、コメントを頂かなければ、すっど勘違いで私が批判される事態が続いたのかと思うと…恐ろしいです
弓具の評価を公開していくうえで、まずは、そういった誤った認識(この記事の場合はプライベートブランドは販売店が作っているというもの)を正していかないと、記事で提供する情報が正しくとも、間違った形で受け取られ、単純に自分が間違ったことを書いてしまったなら自己責任ですが、受け取り手の勘違いによって思わぬトラブルや批判が生まれるのではないかと考えるようになりました。これが今年の1月くらいの事です。
しかし、そんな心配をしていても…逆に考えるとアメリカやヨーロッパでは、自分がやろうとしているような弓具の評価・レビューというのは当然の様にアーチェリー雑誌に掲載され、広く読まれています。欧米人にできて、日本人にできないはずはないでしょう。
では、その違いはどこにあるのかと考えたのが、2月。
そして、「古いこと」…つまり、歴史があるのかないのか、、正確には歴史が語られているのかどうか、そこに違いがあるのではないかと思うようになりました。
欧米のアーチェリー用品のレビュワーと言っても、だれもゼロから道具の評価テストを立ち上げたわけではなく、そこには、1920年代から積み重ねられた知識と常識があり、レビューをする人間はその文法・文脈にのっとり、発言しているからこそ、誤解されずに、正しい情報が流通するのではないかというのが自分の現在の仮説です。
それに対して、前の記事で書きましたが、日本のアーチェリーのメディアの多くの商業主義に上に成り立っているものです。それらは歴史の様に積み重なるものではなく、流れていくもので、歴史や過去はむしろ邪魔です。
有名な話ですが、これはボジョレーの毎年の”自己”評価です。
1995年「ここ数年で一番出来が良い」[1]
1996年「10年に1度の逸品」[1]
1997年「1976年以来の品質」[1]
1998年「10年に1度の当たり年」[1]
1999年「品質は昨年より良い」[1]
2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」[1]
2001年「ここ10年で最高」[1]
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」[1]
2003年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」[1]
2004年「香りが強く中々の出来栄え」[1]
2005年「ここ数年で最高」[1]
2006年「昨年同様良い出来栄え」[1]
*以上、ウィキペディアからの引用
さあ、どれが一番いい出来だかわかりますか?
メーカーにとって、過去の話(歴史)を蒸し返されては、商売上いろいろと困ることが想像できると思います。
ただ、これはボジョレーに対する批判ではないです。本当にお酒好きで毎年ボジョレーを飲む人は、むしろネタとして「評価文」を肴にして飲むので、批判するようなものではないと思いますが、まれに、評価を本気にしてしまう人がいたとしたらかわいそうだなとも思います。
アーチェリーで検索すると、入手できる資料(本)は2007年が一番古いのです。アーチェリーのことを学ぼうとしても、この6年間に生み出されたことしか知る事ができません。ちなみに、アメリカでは古くは16世紀の資料から、フランスは15世紀の資料から入手できます。さらに、亡くなったアーチャーの多くが、著作権を放棄し、それらの本を無料で公開することで、死してもアーチェリー界に貢献するのです。素晴らしいと思います。
例えば、アーチェリー歴史学の第一人者であり、WA(FITA)やUSA Archeryの歴史を書いたRobert J. Rhode(2000年没)さんのページなどがあります。
HistoryBooks by Robert J. Rhode
http://www.texasarchery.org/Documents/NAAHist/History.html

誰もが自分は過去の上に立っていたと知っているからこそ、自分も踏み台になりたいと願うのでしょう。
日本で2007年にアーチェリーを語った人にしても、ゼロから何かを生み出している人は少ないのではないかと思います。過去の知識・知恵の上に立って発言しているケースがほとんどでしょうか。しかし、それを読む人はその過去を知るすべがありません…英語の資料が豊富にあるので、ないというよりも、簡単には知ることができないといった方が正確でしょうか。
さらには、歴史がまとまった形、整理された形で存在しないことをいいことに、勝手に書き換えられたりしています。例えば、私たちも行っているハイスピードでの弓具の研究は、日本のY社が初めてだとい某記事には書かれていますが、アメリカでは1930年代から行われており、これは私がこっそりと手に入れた情報ではなく有名な話です。なぜなら、その研究からスタートしたのが、まさに現在の弓具の形を作ったヒックマン博士だからです
また、同時期には和弓の世界でも、旧海軍兵学校の協力のもと、120fpsで弓具の動きを撮影し、弓具の研究が行われていました(*)。どちらも80年以上前の話です。
*「紅葉重ね 浦上栄 著」でその写真を見ることができます。
このような例は本当にたくさんあります。現在のアーチェリーは19世紀の後半から、脈々と続いてきたもので、多くの研究によって進歩してきたものです。アーチェリーの記事を書くほどの偉大な人達ですから、常識的な知識を知らないとは思えません。ほとんどのケースで知っていて、わかるはずがないと思って、歪曲して伝えているのでしょう。
これは、考え過ぎだといわれるかもしれませんが、感性の科学には突っ込みが入り訂正記事が出ました。これはステークホルダーがたくさんいるからです。しかし、Y社が世界初だというハイスピードカメラの話は、間違っていたとしても、わざわざ突っ込みを入れる関係者はいないのでしょう。
前者と違って、誰もその誤った情報によって、損をしない場合もあります。記事の前半で商業主義と書いたのはそういう意味です。アーチェリーの道具や歴史について圧倒的に、情報を握っているのはプロショップの人間ですが、誤った情報を見つけても、それによって損をしない限り放っておくのが、美徳の様な雰囲気があります。
日本で弓具のレビューが困難なのは、そんな流れがあるのだと思います。レビューで難しいのはネガティブ(批判・否定)な部分です。弓具を知らない人は批判が的外れであることが多く、業界に中にいて知っている人は、生活がかかっているので、悪く書くのは怖いものです。欧米人にそれができるのは、その場で取得したデータや理論だけではなく、歴史的な文脈の中で肯定・否定をしていくからだと思います。
5月にホレース・フォードの本を翻訳したのをはじめ、ホイット氏のインタビューの編集(*)など、弓具のレビュー以前に取り組むべきことがあるように感じます。
*彼は生涯にわたって弓具の進歩を願い、フォームコアをはじめてとして、数多くのイノベーションを起こしましたが、一部の人間によって、なぜか弓具に関して保守的な人間であるというイメージが作り上げられています。しかし、英語で書かれたどの文書を読んでも、彼は前衛的な人間です。
現代のアーチェリーが19世紀から続いていくものであり、弓具は20世紀初頭にはじまる一連のイノベーションが現在まで続いているのです。大天才でない限りで、その流れの中でしか、道具を評価することができないと思いますし、実際自分は凡人なので、自分が書くとしてもその流れの中でしかすることができません。
HMC+とHMC22の記事を書きましたが、現在でも限られたトピックの中であれば、書くことはできます。しかし、ハンドルやリムの様な大きな枠組みの中で道具のテスト・評価をするためには、まず、そのフレームワークを読む方に提供することから始めるべきと判断しました。
欧米人がそのフレームワークを持っていて、日本にはない(と自分は感じる)のは、今に続く歴史を15世紀からたどって知ることができるかどうかの差に集約され、そして、正しいアーチェリーの歴史を語ることで、日本でもそのようなものが、時間はかかっても成熟していくのではないかと思っている今日この頃です。


何ともベーシックな一冊でした。

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写真の上は本の裏表紙です。
予約していた、世界初の1400点アーチャーで、12個の世界記録を持っていたCLINT FREEMAN氏の著書「Compound Archery my Way(コンパウンド・アーチェリー・マイ・ウェイ)」という本が届き読んでみましたが、全編通していたってベーシックな技術についての解説本でした。。。ちょっと残念。
新しいものとしては、道具についての解説で、最近流行りのスピードボタンについての章がありましたが(自分が知る限りでは技術本でスピードボタンにこれだけのスペースを使った本は世界初)、理論的な解説についてがほとんどで、スピードボタンのチューニングや、ワンポイントアドバイス的なものはありませんでした。
英語ですが、大久保店においておきます。5,000円もしたのに…。
著者は上記動画のオーストラリアチームでカーボンマトリックスを使用している選手です。


ワールドカップ上海 田畑選手が銅メダル獲得!!

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昨日行われたワールドカップ上海で田畑選手がフルセットの試合を制し、銅メダルを獲得しました!!!
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右側が勝者・田畑選手の点数です。おめでとうございます!!


1:15秒あたりから準決勝の様子が収められています。1週間以内には、ブロンズマッチの試合の様子がアップされるはずです。