この記事は2012年11月18日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

HOYT 2013年 Newモデル ProCompElite 後編

全く新しいデザインとなったHoyt2013年Newモデル、プロコンプエリート。
後編は、ハンドルセンター位置の変更と重心位置の見直しです。

【ハンドルのセンター位置】
これまではハンドルのセンター位置がグリップのいちばん深い場所(ピボットポイント)に有ったのが、今回採用されたデザインはバーガーホールのすぐ下の位置に変更されました。
下の写真はコンテンダーエリート2012と並べて比べたものです。

それぞれのリムの支点を結んだ線の真ん中(矢印)がセンター位置になりますが、コンテンダーエリートは写真で見て分かる通りピボットポイントに来ています。
一方プロコンプエリートはハンドルシェルのすぐ上・・・つまりバーガーホールのすぐ下にセンター位置が来ています。
2台を比べると、約1インチほどプロコンプエリートの方がグリップ位置(ピボットポイント)が下がった、と言えますね。
*サイズは近いですが厳密には同じ支点間距離ではないのであくまでも目安としてご理解くださいね。
これは、ストリングのセンター位置にも影響を与えます。
初期セッティングではバーガーホールに合わせてノッキングポイントを作る為に、ノッキングポイントも今までの位置の上下の比率から比べると限りなくセンターに置かれる、、、、と言う事になります。
と言う事は、矢がストリングの真ん中から押し出されるので、安定した矢飛びが期待できます。
そして、これまでのセンターがピボットに置かれていたデザインの弓のティラーハイトチューニングが、「上下差±0か、もしくは下リムを1~2mm低くしても良い」*最終的な判断は実射距離でのチューニングで判断してください。とありましたが、プロコンプエリートは「一切必要が無い」との報告が上がっています。
手間が掛からず、助かりますね。

【ハンドル重心】
しかしながら一方、ピボット(グリップ)が下にさがると、これに対し上側の重量が増すので、何も装着しない素の状態でハンドルを持つと、上カム側が、ぐい~んと手前に倒れてきます。
ましてサイトやレストなどを装着するとなおさらです。
上側が重い為にサイドスタビやダンパーウエイトなどの装着位置や個数、長さ、向きなど、
これまでのスタビライザーセッティング(バランスチューニング)とは一線を画す着想が必要かもしれません。
これまでと同じようなセッティングで臨み、上手く行けば見っけモンですが、場合によっては時間がかかるかもしれません。
*ただし、射手のグリップ形状や押し手掌の力加減には一定性や再現性、習熟度など個人差がありますので一概には言えません。
その為に!と言うわけで、このプロコンプエリートには新たに、これまでにはない位置に“ブッシュ”が搭載されました。
下の写真です。

同じくHoytのヴァンテージエリートプラスや、コンテンダーエリートには、下リムポケット近くのハンドル側面に1/4インチのネジ穴があり、これを利用してスタビライザーを装着しバランスをアレンジしている選手もいますが、プロコンプエリートでは、写真にあるステンレス製5/16インチ穴のブッシングが搭載されました。(センターロッドスタビやサイドスタビのネジ穴径と同じです)
ここにVバーなどを介して自由度の高いバランスアレンジが出来るようになりました。

そして、大きくなったシュートスルー幅。
左はコンテンダーエリート。右がプロコンプエリート。

並べた写真からして一目瞭然、幅広になりました。
コンテンダーエリートの41mmから46mmへ、5ミリも幅が広がりました。
レストの調整幅に余裕ができ、また、べイン(羽根)サイズの選択肢も広がりました。

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他のあらゆる弓の追従を許さない、妥協なき進化。

かなり意訳しちゃいましたがw、今後のコンパウンドシーンにおいてどれだけの旋風を巻き起こすのか?!かなり楽しみです。

通常モデル即納モデル何なりとお問合せくださいね~♪


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Yamada

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山田ヒロ - JPアーチェリー大久保店 店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_okubo@archery-shop.jp

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