この記事は2012年10月29日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

【予告】新しい事 その2

9月末から各業界の専門家の方に相談していた道具が次々に届いています。
残念ながら、今週の木曜日から、来週の火曜日までヨーロッパの方に出張に行くので、すぐに試せないのですが、11月中には、結果をアップしていきます。ヨーロッパへは、道具の選定ではなく、道具の運用の勉強をしてきます。残念ながら、日本ではこれらの機械を実際に運用して、アーチェリー用品のテストを行っているところがないので…ないのが当たり前と思っている方もいると思いますが、ヨーロッパにはあります。アメリカにも。追いつけるよう頑張ります。導入している機械は彼らに負けない精度のものです。

IMG_20121029_174706.jpg

本日届いたのは、振動吸収性能を調べる機械です。「振動がちょっと減った感じ」とかではなく。実際の数値で振動が減っているのか調べてくれます。
大きさの比較のためにbeiterの121ノックを置いてみましたが、かなり小さいです(大きいと自重が試験結果に影響を与えてしまうので)。しかし、ノックと同じ大きさで値段は…○○万もするのです…しかも、このピックアップだけで。
ほかには、信号を大きくする機械と、アナログ信号をデジタル信号に変換する機械と、デジタル信号をPCに取り込む機械と、それを分析するソフトが必要です。ブログの記事は適当に書いていると思っている方もいると思いますが、結構お金かかってます。。。
あ、あとシャフトのキャンペーンを行っています。ご検討いただけたら幸いです。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

7 thoughts on “【予告】新しい事 その2

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    素晴らしい試みです。
    今までのユーザーは道具を見た目やメーカー名と言ったフィーリング、クチコミで選んでいるのが現状だと思いますし、メーカーが掲げる性能はファジーな言葉で矢速が早いだの、振動吸収性能が増しているとかなので、選定の参考にもならないのが実際だと思いますので。
    そこに実測データが加わると、道具の選び方の根本から変わっていく気がします。
    まぁ性能は若干劣ってもデザインを選ぶこともあるでしょうが、わからないまま適当に決めるより全然いいです。
    期待してます。
    ところで、ヨーロッパに行かれている間は、入出荷は通常と変わりないでしょうか?

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >まぁ性能は若干劣ってもデザインを選ぶこともあるでしょうが、
    >わからないまま適当に決めるより全然いいです。
    ありがとうございます。正しいデータさえ提示できれば、あとは何で道具を選択されるのかはお客様の自由ですので、正しいデータの収集と公開に専念したいと思っています。
    > ところで、ヨーロッパに行かれている間は、入出荷は通常と変わりないでしょうか?
    全部自分一人がやっていた時代にはご迷惑をおかけしていましたが、入出荷は現在はすべて専任のスタッフが行っているので問題ないです。仕入れですが、メーカーとは通常メールで連絡を取っており、ヨーロッパにいる間は時差がなくなるので、むしろ、順調にできると思います。
    > 素晴らしい試みです。
    > 今までのユーザーは道具を見た目やメーカー名と言ったフィーリング、クチコミで選んでいるのが現状だと思いますし、メーカーが掲げる性能はファジーな言葉で矢速が早いだの、振動吸収性能が増しているとかなので、選定の参考にもならないのが実際だと思いますので。
    > そこに実測データが加わると、道具の選び方の根本から変わっていく気がします。
    > まぁ性能は若干劣ってもデザインを選ぶこともあるでしょうが、わからないまま適当に決めるより全然いいです。
    >
    > 期待してます。
    >
    > ところで、ヨーロッパに行かれている間は、入出荷は通常と変わりないでしょうか?

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは。
    シャフトキャンペーンについてですが、購入時にカットはお願いできるのでしょうか?

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お世話になります。
    正しいデータの提供で弓具の選択が大きく変わるかどうか楽しみなのですが、まで待てないので現状で語れる意見をリップサービス無しでお聞かせください。
    現在、昔ながらのユニバーサル方式の弓具を使っています。同じように悩まれている方々もいらっしゃると思いますが、それらの資産を全て捨ててまでフォーミュラに移行するほどのメリットとはどのような場合が考えられますか。(まぁ新年度モデルに興味があるということなのですが)
    レベルは中級者(ゴールドバッジ)です。素人なので数少ない伝聞では人によって評価が様々なのでさっぱり判断がつきません。プロの経験や知識から見たご意見をお聞かせください。(最終的には自分で使って合う合わないを判断するしかないのでしょうが、田舎の素人には難しいので…)

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はい。可能です。備考欄に書いていただければ、折り返し確認し、ダブルチェック後に加工しますので、納期は通常より1~2日ほど長くかかります。
    よろしくお願いいたします。
    > こんにちは。
    > シャフトキャンペーンについてですが、購入時にカットはお願いできるのでしょうか?

  6. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >それらの資産を全て捨ててまでフォーミュラに移行するほどのメリットとはどのような場合が考えられますか。
    >(まぁ新年度モデルに興味があるということなのですが)
    いろいろなアーチェリーの楽しみ方があると思いますが、ただレジャーとして週一度程度楽しまれているのであれば、デザインだけで決めても、有名なメーカーはみなそれなりにいいものを出しています。
    ですので、競技で一定以上の点数を狙うという観点で返信させていただきます。
    長くなります。最初に手短に書くと、フォーミュラはいいものですが高い。そして、先があまり長くないと思われる。長く使うのが難しい。なので、金銭的にかなり余裕がある方にしかお勧めできないです。
    まず、ハンドルについてですが、正直近年大きな進歩はありません。そのために、プロショップはどこも平均単価の低下に悩まされています。それは、試合結果にも表れていて、90年代までは弓具はどんどん良くなっていましたので、みんな最上位を購入していまし、トップ選手も定価で10万円近いハンドルしか使いませんでしたが、現在では、トップ選手がミドルクラスのハンドルを使うことも多いです。
    例えば、山本さんは一時期、サミックのアスリートを使ってハイスコアを出していましたし、今回のメダリストの早川選手はWINEXを使っています。
    アスリートは弊社での取り扱いは終了していますが、代理店での販売価格は40,320円です。WINEXは弊社で取り扱いしていて、38,800円です。
    もちろん、6万円~8万円台のMXK10やINNO CXTなどのハンドルを使う選手の方がまだ割合でいえば多いですが、 3~4万円のミドルクラスでもメダルが取れるというのは、今までにはない事態です。また、韓国・中国女子のトップ選手で、10年以上前に発売されて国内では終売になっているアギュラウルトラをいまだに使っている選手はそれなりにいます。
    個人的な感想としてジュラルミン(2000年ごろ)がハンドルに使われるようになってからは、センター調整機構の精度向上、リムとの接合部の精度向上以外に大きな変化はないと言っていいと思います。そのために、上位モデルと出来が良い中位モデルの差がなくなりつつあり、相性が合えば、3~4万円のハンドルでも世界のトップになれる状況になってきつつあり、プロショップは単価の低下に悩んでいます。
    もちろん、うちも悩んでいますが、だからと言って、6万円のION-Xが、4万円のWINEXよりも、1.5倍いいのかといわれると、そんなことはまずないです。ですので、フォーミュラハンドルは、コストパフォーマンスがいいハンドルとは言えません。
    逆に、リムの世界は全く違い、常にイノベーションが起きています。2000年から大きな変化がないハンドルに比べると、2000年前半のリム(例えばWINACT FOCUS)などと比べれば、F7やINNO EX POWERはどういう観点から見ても、大きく進歩しています。
    同様にハンドルと違ってトップ選手でミドルラインのリムを使っている選手はまずいません。アスリートのハンドルは疲れていても、アスリートのリムで世界で戦う人はいません。引き尺が長い選手はまた別ですが、引き尺が短い~平均までの選手であれば、ほぼ全員が最新の最上位のリムを使っていると思います。
    以上の観点から、道具の買い替えのアドバイスを求められた場合には、新規であればまずはハンドルにお金をかける、買い替えであればリムにお金をかけることをお勧めしています。
    ハンドルは正直、3万円後半以上のモデルを買っていただければ、ねじれて来るまで(練習量によりますが、ハンドルも6-10年くらいでへたってきます)は使い続けていただきたいです。
    逆にリムは毎年進歩していますので、余裕ができたら、新しいものに買い替えるのはいい選択だと思います。
    両方更新する余裕があれば、両方買ってくれると私たちは最高の気持ちになれますが、予算に限りがあるのであれば、その予算はリムにかけた方がいい結果が出ます。
    そのようにアドバイスした場合、フォーミュラはリムがほぼHOYTからしか供給されないので、リムの選択肢が少ないうえにHOYTリムのライフサイクルでしか、道具の選択ができません。それよりは、ユニバーサル方式の方がよいと思います。
    次に、フォーミュラ方式の性能の話ですが、なかなか考えられていると思います。ユニバーサル方式に勝るとは思えませんが、ハンドルもリムもHOYTが作っている以上、相性などでの故障・トラブルは避けられます。HOYTはフォーミュラを発売する2年前から、相性の問題からくるリムボルトの破損に悩んでいました。ユニバーサル方式には勝りませんが、この方式には安心感・安定感はあります。
    ただ、長期で見た場合にはいくつかの問題点もあり、個人的に一番心配しているのは、リムポケットの長さです。フォーミュラはリムポケットが長く、かつ、RX~ION-Xまでほぼ同じ設計です。この部分で、あまり斬新・革新的な進歩は期待できないと思われます。
    そのために、新しいハンドルの設計に使える場所は、ユニバーサル方式のハンドルよりも断然少ないのです。今回、テック式のハンドルが出ましたが、それ以外にどれだけデザインの自由度があるのか疑問です。もちろん、メーカーではいろいろと新しいチャレンジをするので、素晴らしいものが今後も発表されると思いますが、83年に登場し、30年近い歴史を持つユニバーサル方式(HDS)と同等のデザインの自由性がない以上、この方式自体の寿命も長くないというのが個人的な見方です(*)。
    *その理由は上記の通り、ハンドルに進歩が少なく、相性・デザインで選ばれて売れている時代に、デザインの自由度が少ない方式は不利です。
    今年、HOYTはユニバーサル方式でしか上位のリムを発表していないので、HOYTの中の人も同じ問題を抱えて、ユニバーサル(HDS・今年からはGP)の廃止を判断しかねている状況でしょう。
    以上の状況を総合的な判断した場合、移行にかかる費用(14万円くらい)を1-2年で償却できるのであれば、いいと思いますが、移行して、5~10年使っていくのであれば、同じ14万円で6年間、ユニバーサル方式で2年ごとにリムを買い替えていった方が、よりスコアに近づけるのではないかと思います。
    こんな、感じでよろしいでしょうか。
    > お世話になります。
    > 正しいデータの提供で弓具の選択が大きく変わるかどうか楽しみなのですが、まで待てないので現状で語れる意見をリップサービス無しでお聞かせください。
    > 現在、昔ながらのユニバーサル方式の弓具を使っています。同じように悩まれている方々もいらっしゃると思いますが、それらの資産を全て捨ててまでフォーミュラに移行するほどのメリットとはどのような場合が考えられますか。(まぁ新年度モデルに興味があるということなのですが)
    > レベルは中級者(ゴールドバッジ)です。素人なので数少ない伝聞では人によって評価が様々なのでさっぱり判断がつきません。プロの経験や知識から見たご意見をお聞かせください。(最終的には自分で使って合う合わないを判断するしかないのでしょうが、田舎の素人には難しいので…)

  7. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お忙しい中、丁寧な長文での返信ありがとうございました。
    >早川選手はWINEXを使っています…
    最新のトップモデルもいくつか試した上での選択と聞いています。
    今後の選択に大いに参考になりました。これまでもハンドル、リムを含め安くで提供していただき、本格的プロショップがない地方の人間としては大変助かっております。今後ともよろしくお願いいたします。

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