この記事は2012年7月29日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

ロンドン・オリンピック アーチェリー 男子団体インタビュー

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写真はBBCのキャプションみたいですが、前の記事でも書いたとおり、本人の著書の翻訳・出版で仲良くなったフランジィーリ選手が表彰台で感激の涙と、その後のBBCのインタビューが素晴らしいのですが、イギリス国内でしか見ることが出来ない制限があり、串を刺さないと見られないので、テキストベースの別のインタビューを日本語に翻訳してみました。


下記、引用元 ロイター通信 
http://www.reuters.com/article/2012/07/28/us-oly-arch-armtea-wrap-day-idUSBRE86R10U20120728


『フランジーリ、金メダルへの道は矢筋のごとく真っ直ぐだった』
夢の実現、運命の絡み合い、長年の苦難—一本の矢によって夢が実現した土曜日。
 Michele Frangilliがうった最後の矢がイタリアをロンドン五輪金メダルへと導いた。イタリアはロードクリケットグラウンドで行われた男子アーチェリー決勝ラウンドでアメリカ代表を制した。世界ランク1位のBrady Ellison率いるアメリカ代表はフィランジーリが射線に入り10点をうつまでは自分たちが金メダルを獲れると確信していた。
 静寂、唸り、矢が的に刺さる音、歓声。
 「これが夢だった。最後の矢で10点を出し勝利をつかむこと。その夢が叶った」と彼は言った。金メダルを首にかけ、泣きながら語った。「10点でなければ負けることはわかっていた。歓声も大きかったし、プレッシャーも感じていた。だからこそなにも考えずにうたなければと思った。」「矢を放ち、10点に入るのが見えた。すごくきれいな射ができた。」
 フランジーリのチームメイトであるMauro NespoliとMarco Galiazzoは最後の一射が的に向かって飛んで行ったのをしっかりと見届けた。彼ら2人は2008年アテネ五輪で韓国に2点差で敗れ、金メダルを逃した経験がある。
 アテネ五輪男子アーチェリー個人金メダリストのGaliazzoにとってチームタイトルの獲得は非常に特別なことであったと言う。「団体での金メダルは私たちが長年追いかけてきたことだった。」「私たちは自分たちのベストを尽くしたし、そのおかげで夢を実現できた。」
 アメリカ代表にとって団体での銀メダルは、Lee Ki-sikコーチの元での大きな成長を意味している。韓国人コーチがBrady Ellison, Jake Kaminski and Jacob Wukieのアメリカチームを銀メダルへと導いた。
 アメリカ代表が準決勝で最強・韓国代表を打ち負かしたことは能力の高さが全てではないことを証明した。韓国は今回の五輪予選で2回も世界記録を更新、北京・アテネ・シドニー五輪の3大会連続で団体3連覇を経験している。
「私は自分のチームを誇りに思う。JakeとWukieが連続して10点をうつ中、もし私が最後に10点をうっていれば結果は違ったかもしれない」とBrandy Ellisonは語った。「だけど何事も理由があって起こると思うから銀メダルを獲得できたことはとても嬉しい。」
 韓国の敗北はIm Dong-hyun, Kim Bub-minとOh Jin-hyekを唖然とさせたが、彼らは表彰台で3位決定戦でメキシコに勝利し得た銅メダルをかかげ、嬉しそうに見えるよう精一杯努力していた。
 「私はアメリカとの対決で期待に沿うような成果を出すことが出来なかった。」と予選ラウンドで世界新記録を更新したイムは言った。「個人的に調子良かったが、なぜか10点に入れることができなかった。また別の試合の個人戦が近づいているので早めに気持ちを切り替えたい。」
 韓国の団体戦に対する思いは個人選手権ではあまり成果を出せていない。過去の世界選手権では残念ながら韓国人のメダル獲得は実現していない。彼に期待したい。
→男子個人は月曜日から、但し1/16までは中継の予定なし、中継が入る1/8は8月3日(金)です。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、現在はベアボウにも挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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