この記事は2011年9月19日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

Carter Slider(スライダー)

 リリーサーの紹介でーす。

今回はカーター社の2011年Newモデル、スライダーです。


スパイクヘッドデザインによるトリガーレスリリーサー

一般的なデザインのリリーサーは人差し指と中指の間の延長上にフックが来るので、引き肘のを起点とする的側と反対に展開する矢筋の力の向きに、微妙なズレがありました。
その問題を限りなく解決する為には、矢筋に沿った力の向きの延長上にフックが来る必要がありました。

この「カーター・スライダー」はその問題を解消すべく、フック位置を中指の真上に持ってきました。

写真からその位置がお分かり頂けるかと思います。

んで!!

写真をご覧になって、おや?!と思いませんか?

そう、このスライダー、機械的な構造が一切ないのです!

中指の先にあるフック部分は、全く可動しません!
発射タイミングを調節する為に、六角レンチを使って解放させる角度を調節~固定するだけなんです。
以上ですw。

で、発射する手順なんですが・・・
先端フックにDループをグイッと引っ掛けて、暴発に注意しながら主に親指と人さし指に力を込めてドローイングを行います。
すんごい単純な動作の上に、従来のトリガーレスリリーサーでは、どれだけ“こねれば”暴発を起こしてしまうのか、イマイチ感覚がつかめませんでしたが、このスライダーですと一目瞭然ですよね。
そして、アンカーに入りますと、それまで親指と人さし指にかけていた力配分を、(エイミングをしながら)中指を中心軸にして、薬指側へ力配分を“スライド”させてゆくのです。
で、よきタイミングでリリース(発射)となります。

ここで、注意点をおさらいします。
ドローイング~アンカー~エイミング~発射までの動作は、できる限りリリーサーを水平に保持してください。

でないと、写真からもお分かりいただけるかと思いますが、短いフック部分ゆえに“こねる・ねじる”と暴発してしまいます。

うっかり動作・操作は事故につながります。
ご使用開始時は付属のひもや、100均などで手に入る太さ2~3ミリほどの組み紐で十分に操作感覚を掴み、また、解放角度の調整をしっかりと行ってください。
上記の事はスライダーに限らず、すべてのリリーサーにも当てはまることです。

さて、このスライダー。

第一印象は「なんじゃこりゃ(笑)」で片づけていたのですが、改めて実際に使用してみると、ほかのどのトリガーレスリリーサーよりも、引き肘と連動させた中指を中心軸とした力配分の展開が分かりやすく操作感覚に優れ、また反応が素直なのでトリガーレスリリーサーに興味を持ち始めたシューターに、また一つ、おススメのリリーサーが登場しました。

Cater 『Slider』

あちぇ屋CPにて絶賛発売中です♪


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Yamada

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山田ヒロ - JPアーチェリー大久保店 店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_okubo@archery-shop.jp

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