この記事は2010年6月13日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

弓の長さについて

最近、よくショートハンドルでおすすめのものはありますかという質問を受けます。当然、その場合には「存在する」ショートハンドルの中で、おすすめのものをお伝えしますが、しかし、正直どこのメーカーもショートハンドルにも力を入れていません。理由はショートハンドルの需要の問題なのでしょうが、66インチまでであれば、ロングハンドルとショートリムの組み合わせで組むことができます。
問題は64インチですよね。わかっていますが。。
弓の長さの選び方にはいろいろな経験則がありますので、一概に引き尺が〇〇インチであれば、〇〇インチという事はできません。(ex.同じ引き尺27インチでも成人であれば66インチとなりますし、成長期の14歳であれば68インチでしょう)
ここでは、HOYT社のおすすめを基準に話をします。

HOYT2000.jpg

上記の数字はHOYT社のマニュアルに出てくる物ですが(最新版では省略されているようです)、66インチのカバーする範囲は24インチ~29インチとなっています。
現実どのような選択をお客様がされるかを別にすれば、メーカー側では66インチの弓で、つまりはロングハンドルで24インチまでカバー出来ているという認識です。
引き尺24インチ以下。キャデットの世界では珍しくないと思いますが、キャデット・ジュニア向けに本気のモデルを供給する事もないというメーカー側の判断なのではないと思います。HOYTのFormulaRX、SAMICKの(まだ見ぬ)Xenotech、WIN&WINのINNO CXT、SFのForgedでも。各メーカーの上位モデルにショートハンドルはありません。。残念ではありますが…現状そうなっています。
それと、この記事を書くためにHOYTのホームページを見ていたら、68インチの弓を27インチ+Sリムと25インチ+Mリムの組み合わせでセットした時の違いの比較が出ていました。いろいろと今までもあったものですが、メーカー発表の公式の資料でははじめて見ました。

HOYT68.jpg
68インチ44ポンド(25インチハンドル+Mリム V.S. 27インチハンドル+Sリム)

これを見る限り…ハンドルの重量の増加という問題を考えない限り(もちろん現実的には考えないといけませんが…)、27インチ+Sリムで68インチをセットするのも面白そうですね。
HOYTから直接ダウンロードしてみたい方はこちら。


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Ryo

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

2 thoughts on “弓の長さについて

  1. 弓の長さについて調べていたところこの記事を見つけました。
    私は男なのですが引き尺が短く、26インチ程度です。メーカーの推奨に合わせると66サイズの弓になります。しかし雑誌アーチェリーを見ていたところ、ナチームでは男性は70、女性でも全員68以上の弓を使っており、矢尺が25インチの選手でも68でした。
    これは何故なのでしょうか。全員がそうだったので好みの問題ではなく、なにか理由があるのかと思います。自分の弓選びの参考にしたいので質問させていただきます。

  2. 下記の記事が参考になるかと思います。

    メーカー推奨というのはもっともグルーピング(点数が出る)弓のサイズという意味ではなく、リムの効率性(引くときのエネルギーがどれだけ矢に伝わったか)が最も高くなる弓のサイズという意味です。

    http://archerreports.org/2013/03/%E9%81%93%E5%85%B7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A9%B1/

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