リムの情報公開について

090801

(2009.08.27時点)
前の記事で書いたリムについて情報公開ですが、定期的(1カ月ごとの予定)に上記のような写真でアップします。携帯電話からアクセスの方には見づらいかもしれませんが、ご了承ください。
今年いっぱいは報告数表示とさせていただきます。サンプル数が十分な数になり次第、パーセント表示に変更する予定です。
このような集計は管理会計を行っているアーチェリーショップであれば必ずあるはずです。消費者側は自身の印象や体験をもとにしてでしか、アーチェリー商品を評価できないのは仕方ないことですが、ショップの人間は客観的な評価を下すために十分なサンプル数とデータを持っています。
性能に関しては主観的な部分が大きいので評価は難しいと思いますが、品質は数字をベースに客観的に評価できるものです。
リムの中には品質の悪いリムがあって故障してばかりで、一方では、素晴らしいリム(=利益率が高いリム)があり、まったく壊れない。
そんなおとぎ話を信じるお客様はもういないでしょう。メーカーによって、グレードによって、品質の違いは確かにあります。しかし、どんな種類・メーカーのどのグレードの商品であっても壊れるものはあります。完璧な商品はありませんし、リコールになるような製造上・構造上の欠陥でない限り、低価格のリムでも壊れるのは10本に1本程度です。
そして、アーチェリーショップは他店の、自社が販売していないメーカーの商品の悪口を言う前に、まず、自分たちの販売している商品がどれほどの品質か、どれだけ故障していないのかを説明すべきではないでしょうか。
まぁ、管理会計は内部報告会計とも呼ばれるくらいですから、普通は公表しないものです。ただ、リムに関して言えば、自分で販売しているリムの品質レベルを公表せずに(販売したもので初期不良はありませんとか)、他のメーカーの悪口を、あのリムは折れると言いまくるのは品がない気がします…。
今でも先進国に拠点を置き、手工業で頑張っているブランドの場合、自社の品質を誇りにはしていても、ライバルの悪口を言う事はしません。その品の良さにこそ、自社の品質に対する誇りを感じます。
また、売りっぱなしではない代表的な商品である自動車の場合、初期品質(Initial Quality)は調査機関が客観的なデータで公表しています。
J.D. Power and Associates 2009 Initial Quality StudySM (IQS)
http://www.jdpower.com/corporate/news/releases/pdf/2009108.pdf
あちぇ屋自身がアーチェリーショップですので、完全に第三者の視点から情報公開をすることは無理ですが、努力はしています。
自社の売りたいリムをべた褒めして、売りたくない(=利益にならない)リムはぼろくそに言うのはやめて、きちんと数字をベースに持論を展開すべきだと思うのですが…インターネットでいろいろな情報を入手できるようなった今、消費者はもう十分に賢いですよ。
エクストリームが人気です。取寄せなどで1年前から少しずつ販売していますが、いいリムです。しかし、販売数が増えてくれば、故障するものが出てくる可能性も増えますので、取寄せでない在庫しているサイズに関しては常時在庫する予定です。当店に在庫がないと交換には2週間程度かかってしまいますが、常時在庫して問題があっても、2営業日以内に交換のリムを送付できるようにする予定です。宜しくお願い致します。


Copper Johnのアリサイト入荷

今週はいろいろと入荷しました。今から写真を撮りながら少しずつアップしていきます。

ant2

こちらはCopper JohnのANTS PRO FITA サイトです。エクステンダーが11インチと長めです(アルティマは9インチ)。使いこなせれば、より精密にエイミングできます。
ant

マニュアルにあるようにアリ(Ant)がキャラクターのようですが…ANTSとはAlways Normal Target Sightの事です。
いつもノーマル…いつも普通??…いつでも正常という意味のノーマルだそうです。
アメリカ製だけあって、かなり堅牢な作りですが、動かすのには日本製のものよりも力が必要です。女性のアーチャーにはお勧めできませんね。
本来はサイトピンが付いていないのですが、届いてすぐ使用できるようにカーテルのサイトピンをつけました。
後は、いろいろとウェイトとバイターのアウトサートノックの追加ですね。。


将来に向けて(コメント返信)

ただのコメントのやりとりですが、複数の方から拍手を頂いているようなので、記事の方で返信を書かせていただきます。
最後に書いたことだったのですが、大事だと思ったので最初に持ってきました。
日本の地方のアーチェリーショップが廃業する1番理由はなにか。
儲からないからではありません。少なくとも近年では後継者の問題です。
「ぼったくり」というのは少し過激な表現だと思っています。しかし、実際にお客様が射場で耳にされたように多くの学生はぼったくりな商売だと思っています。
でも、アーチェリー業界がそんなものだと思えば、在学中は先輩からのしきたりや慣例に従い、高くてもなじみのアーチェリーショップで買い物をしますが、将来、アーチェリー商売をしようとは思わないものでしょう。
業界を少しだけ知っている人間として、地方アーチェリーショップの一番の危機は利益ではなく、続く人がいないことだと考えています。
あちぇ屋は一つの答えだと思っています。あちぇ屋は現在東京にありますが、ほぼメールで仕事をしていますので、東京にいなくても全く同じビジネスは可能です。
*成田空港からあまりに遠いと輸送コストは高くなりますが、その分、家賃は安くなる
**一番の課題は英語のできるスタッフの調達になるでしょう
日本のアーチェリー販売業界では「若さ」はマイナスです。山口は「アーチェリーの歴史も知らない若造」です。
しかし、外国人の先輩業界人たちとやりとりしていて感じたのは、多くの場合「若さ」はプラスです。YAMAGUCHIは「私たちのアーチェリー業界に入ってくれた新しい仲間」です。メーカー・代理店共に、いろいろと教えていただいたり、応援して頂いています。
バカな若造をシカトするか、新しい仲間を受け入れるか。
それが日本と欧米の文化の違いだとは思いたくありません。日本でもアーチェリー販売業界の人ではありませんが、協会や指導・コーチをされているアーチェリー関係者の方たちにはやさしくしていただき、多くのことを教えていただきました。
若い人にアーチェリー販売業界に入ってもらうためにはどうしたらいいか。これこそが業界が一番考えるべきことだと思います。
>もう少し教えて下さい
いろいろと教えていただけて有り難く思います。
つまり「現段階」は
・代理店
地域のアーチェリー振興の役割は担ってはいないが
メーカーとの交渉~(略)~国内向けの問い合わせ
の業務を行っていて、そのコストとしての上乗せがあり
・地方小売店
メーカーとの交渉~(略)~国内向けの問い合わせは行っていないが
地域のアーチェリー振興を担い、そのコストとしての上乗せがある
という構図でしょうか。
そして
代理店が行った商品テストの結果や宣伝を利用、あるいは
消費者の中である一定の評価を得ているものを扱う、ことにより
コストを削減し、また、地域のアーチェリー振興も担わないので、
そこにもコストがかからず、結果、上乗せなしでの販売が可能
というのがあちぇやさん、という理解で宜しいでしょうか。
>日本のアーチャーはモノ(アーチェリー用品)にはお金を払い過ぎていて、
>サービス(協会・連盟)にはわずかしか払っていません。
>それよりも、地域の試合運営や地域のクラブの運営は、
>イギリスなどに見習いアーチェリー用品代に上乗せしないで、
>そのサービスの対価としてしっかり請求するようにすることが大切だと考えます。
なるほど。そういうスタイルも有りですね。
>地方の小売店が撤退してもアーチェリー業界の衰退にはつながらないと思います。
地域に小売店が無くなったら弓具のメンテナンスは誰が担うのか?と疑問に思っていましたが
別に小売店がなくなってしまっても、地域のアーチェリー協会がやってくれれば
それで良いですよね。確かに。
これまであちぇやさんの目指すビジョンが理解できていなかったのですが、
やっと分かりました。納得です。
ただ、今は過渡期なのでユーザーの負担額は一時的に低く抑えられたとして、将来的には
弓具は安くなっても、協会費などアーチェリーをするのにお金がかかるようになるので、
最終的には、ユーザーの負担は今までと大して変わらなくなる、ということには
2009-08-26(23:14) : 教えて下さい
こちらこそありがたく思っております
アーチェリーショップをはじめた当初にはお客様とブログで業界についてのやり取りを行っておりました。そこで考えたことが今のあちぇ屋になっています。
当店としては行っている業務の対価として料金を頂戴しています。
商品の価格は他店の価格を見ながらではなく「コスト+利益」で算定しています。その結果の価格が国際的には標準的な価格で、日本では安いだけです。
ちなみに、人件費だけは削っていません。現在のアルバイトは4人おりますが、全員時給は1,100円です。ちなみに自分の給料は時間当たりだいたい1,600円~1,800円。
スタッフには適切な給料を払い、かつ、それ以外のコストは最大限削減し、その上で1~10%の利益を乗せた価格が当店の価格です。
(例えば、当店の最大のコストである印刷代の節約の為に、カラーインクをプリンタから抜き、インクは詰め替え、レーザーの方はトナーをリサイクル品にして、文字を中抜きで、インク濃度を下げて印刷しています)
>代理店が行った商品テストの結果や宣伝を利用、
>あるいは消費者の中である一定の評価を得ているものを扱う、
>ことによりコストを削減し、
おっしゃる通りです。当店は多くの代理店と取引があります。詳細はいろいろとやられるので書けませんが、世界中で5社以上の大手代理店と付き合いがあります。おそらく、その5社だけで世界中のターゲットアーチェリー用品の半分以上は販売していると思います。かなりの情報量であり、かつ、偏りがありません(同じ情報が5回も別の視点から入ってくるので)。
新商品や高額商品は情報提供の対価として代理店から仕入れ、スピンウィングのようなメーカーも商品も評価が決まっているものは、コスト削減の為にメーカーから直接仕入れを行っています。
>また、地域のアーチェリー振興も担わないので、
>そこにもコストがかからず、結果、上乗せなしでの販売が可能
地域のアーチェリーに関しては、要請が協会からあった場合にはできる範囲で協力はさせていただいています。ただし、そこはいろいろと難しいのです…過度に協力するお客を取ったと思われてもめるので、こちら側から協会さんへのアプローチは行っておりません。
当店がある東京では、アルバイトのスタッフが地域のアーチェリー教室の手伝いなどをしています。(ボランティア)
>地域に小売店が無くなったら弓具のメンテナンスは誰が担うのか?
>と疑問に思っていましたが別に小売店がなくなってしまっても、
>地域のアーチェリー協会がやってくれればそれで良いですよね。確かに。
いろいろと難しいコンパウンドはまた別の事情があるかもしれませんが、現時点でリカーブではプロショップが無いと困るのは…スパインの選択くらいでしょうか。
当店がプロシッョプとして持っている機械は、
・アローカッター
・シャフトスパインテスター
・アルミ矢直し(アローストレイナー) ← まだ届いていません…
・ドローイングマシン
・グレインスケール
・ポンドスケール
です。
ある程度高度な事はプロショップにある機械でないとできないのですが、リカーブに関して言えば大抵のことは詳しい射場などにいらっしゃるベテランアーチャーさんにやり方を聞けばできると思います。
>ただ、今は過渡期なのでユーザーの負担額は一時的に低く抑えられたとして、
>将来的には弓具は安くなっても、
>協会費などアーチェリーをするのにお金がかかるようになるので、
>最終的には、ユーザーの負担は今までと大して変わらなくなる、ということには
最初に書きましたが、当店は仕入れ価格に適切なコストと利益を上乗せして販売しているだけです。価格は日本国内のベンチマークになっているかもしれませんが、販売量はある程度ありますが、高額な商品はほとんど販売していないため、販売額でいえば国内シェアは3~4%です。
当店のアクションよりも、当店に行いに対する日本のアーチェリー消費者の反応を見た大手代理店・大手アーチェリーショップがどのようなリアクションを取るかが日本のアーチェリー界の将来を左右すると思います。

最初の文書に続く…


価格の正体と小売(コメントの返信)

コメント欄で返信を頂きましたが、きちんと書くと長くなるので、記事の方で返信させていただきます。
業界と価格についての話がメインとなると思いますが、戦後、ほぼゼロの状態から日本のアーチェリー産業はここまで発展してきました。すごいことだと思います。現在のアーチェリー業界のシステムが根本的に間違っているとは思っていません。
しかし、時代に合わなくなってきている部分があります。
それを正す第一歩は現状をきちんと説明することではないでしょうか。
>回答有り難うございます
つまり、本来安く提供できるはずのものなのですね。
要は、国内の大手企業が中間でピンハネし、高値でしか
地方小売店に卸さないため多くの地方小売店は高値でしか
販売できない、ということでしょうか。
ただ、あちぇやさんの販売価格に影響されて国内の大手企業が
卸値を下げればよいのでしょうが、すぐさまそれが行われないと、
その間は小売店にしわ寄せが行きますよね?
多くの消費者(主に学生さん)は、大手企業がぼったくっている
のではなく、地方小売店がぼったくっていると勘違いしています。
たとえばアスリートハンドルの場合、
61200(定価一割引)-29500(あちぇや)=31700となり、
地方小売店が3万円以上儲けている、と思い込んでいます。
(時々、公共の射場でショップの悪口を耳にします)
小売店さんがオランダの代理店からの取引に変更することは
容易ですか?もし容易ならそれをしない小売店さんに責任が
ありますが、それが容易ではないのならば
「現状では」小売店さんへの負担が大きくなってきているなあと
思います。
よく「ショップがぼったくり」とお書きになりますが、SやHなどの
大手企業がぼったくりなのか、地方小売店がぼったくりなのか
その辺りを明確にしないと、地方の小売店さんはアーチェリー事業
から撤退してしまい、結果的にアーチェリー業界を衰退させて
しまうのではないかと心配しています。
(現に、これまでお世話になってきている小売店さんでは、
店舗内でのアーチェリー用品の比率が激減しています)
東京でのことはよく分かりませんが、地方にいる者として
常々感じている点です。
# 2009-08-26(07:31) : 教えて下さい

返信にも書きましたが、国内の代理店との取引は拒否をされたので、
国内のアスリートハンドルの卸価格はわかりません。
>国内の大手企業が中間でピンハネし、
>高値でしか地方小売店に卸さないため多くの地方小売店は高値でしか
>販売できない、ということでしょうか。
ですので、国内の卸価格が高値なのかの判断は難しいところです。
>大手企業がぼったくっているのではなく、
>地方小売店がぼったくっていると勘違いしています。
>地方小売店が3万円以上儲けていると思い込んでいます。
確かにブログのここまでの話では切り分けができていませんでした。
大変申し訳ございません。
代理店側と小売りと別々に話を致します。
<小売>
ハンドルを販売する場合に代理店側では、
・メーカーとの価格交渉
・商品のテスト
・カタログの作成/宣伝
・トップアーチャーへのサンプルの配布、
・英語での連絡発注通関作業
・売れ残り/在庫のリスク、
・商品の検品/交換/修理
・国内向けの問い合わせ対応/販売/梱包/発送
などの業務を行います。
対して、(お客様の利用されているショップはわかりませんが)、
ハンドルなどの商品の場合に多くのアーチェリーショップは、
商品のテストもせず、カタログで商品が売れてから始めて代理店に注文を出し、
検品された状態で届いた商品をそのままお客様に渡すだけです。
行う業務は、
・電話/FAXでの注文
・商品引き渡し(センターショットのチューニング)
のみでしょう。
ハンドルを販売した場合のアーチェリーショップの利幅は2万円以上はあります。
仕事量に対してかなり…
地方の多くのショップはあまりアーチェリー用品販売にかかわる業務はせずに、
かなりに利益を上げています。
もちろん、地方のアーチェリーショップが仕事をしてないわけでありません。
地域のアーチェリー協会の事務局であったり、
試合の受付・審判などの手伝い、クラブや学校での指導などの仕事で日々頑張っているいます。
日々行っている地域への貢献に対する対価を、アーチェリー用品の販売で回収するというビジネスモデルに違和感が無ければ、けっして、ぼったくり価格ではありませんし、ハンドルの販売に直接は関係ない業務の対価まで上乗せしないでくれと思えば、ぼったくりになるでしょう。

…協会の話はあまり書きたくないのですが…

今まで日本のアーチェリー界はお金がアーチェリーショップに集まる仕組みを作ってきました。アスリートハンドルの日本での販売価格はイギリスよりも2万円程度高いです。
しかし、逆に1861年に設立された世界初の英国アーチェリー連盟(Grand National Archery Society)の加盟費は成人で18,000円です。加盟費収入は1億円以上。
Aerchery GB Financial Presentation
http://www.gnas.org/dyncat.cfm?catid=31116
全日本アーチェリー連盟の加盟費はわずか4,000円です。
(世界最大のアーチェリー連盟であるフランスも調べようとしましたがフランス語に敗北しました)
日本のアーチャーはモノ(アーチェリー用品)にはお金を払い過ぎていて、サービス(協会・連盟)にはわずかしか払っていません。
<代理店側>
代理店側ですが、簡単に書けば、地方を守るためといって地方のショップと同じ値段でアーチェリー用品の販売をしてきたのです。しかし、代理店も兼ねているため、仕入れコストはは地方の小売り専門ショップの約半分です。
さらに多くの大手代理店が集中する東京の場合、アーチェリー協会側から大手ショップに都の試合申し込みの窓口や、試合の手伝いや審判として手伝いが要請されるケースはほぼないと思います。
地方の小売りが販売価格に上乗せしているコストは東京においては発生していないのです。それでも、保護の名のもとに同一価格で販売をし、かなりの利益を得ています。
これが代理店側のぼったくりです。
最後に残りの質問について。
>小売店さんがオランダの代理店からの取引に変更することは
>容易ですか?
既にアーチェリーショップを経営しており、
プロショップとしての実績があれば容易です。
>地方の小売店さんはアーチェリー事業から撤退してしまい、
>結果的にアーチェリー業界を衰退させて
地方の小売店が撤退してもアーチェリー業界の衰退にはつながらないと思います。
それよりも、地域の試合運営や地域のクラブの運営は、
イギリスなどに見習いアーチェリー用品代に上乗せしないで、
そのサービスの対価としてしっかり請求するようにすることが大切だと考えます。


2009年業界現状と価格について(コメント返信)

先日、友人の選手が某アーチェリーショップが「あちぇ屋の商品は不良品が多い」と言ってたよと教えてくれました…はぁ。仕返しに悪口を言うつもりはないのですが、たまたま、コメント欄にも書き込みがありましたので返信で説明させていただきます。
エクストリームとアスリート
このエクストリームやアスリートハンドルの価格が非常に安いのですが、本来はこの程度の価格で販売できる物に高い定価を付けているのか、それとも、特別な事情により安く販売できているのか、どちらでしょうか?
2009-08-25(06:24) : 教えて下さい

Samickのホームページを見ていただければ公開されている情報なのですが、Samickには2社の代理店があります。国内のSamickの代理店には取引を申し込みましたが、拒否されたのでもう一社の代理店から仕入れを行っております。
もう一社はオランダにあるため、商品は韓国(or中国)→オランダ→日本を空路で移動してして、Samickに関して言えば、当店の仕入れのための諸経費は、むしろ他のアーチェリーショップよりも高く払っています。
とくに特別な事情があるわけではありません。通常の価格です。
小売参考価格として、Samickアスリートハンドルの定価はアメリカドルではLancaster Archeryが369ドル(34,300円)で販売しております。ユーロではAlternative Archeryが229ユーロ(29,770円)で販売されており、ポンドではBowsportsが207ポンド(31,200円)で販売しております。
アメリカのアーチェリーショップが他社よりも高い理由としては、オランダを経由するための送料(韓国→オランダ→アメリカ)がヨーロッパ諸国よりも高くかかっているためだと思われます。
とここまでがコメントへの返信です。
ここから業界の現在の状況について。少しテクニカルな話です。
アーチェリーを新しくはじめられた方はご存じないかもしれませんが、4月に業界内で大きな価格改定が行われました。
大きく変更された点は今まで大手が手を結び、みんなで同じ価格をつけていたシステムが崩壊し、それぞれの事情・戦略によって価格をつけるようになったことです。
当店では大手全社の価格について分析を行いました。あちぇ屋を立ち上げた当初からアーチェリー用品をもっと適切な価格でということで販売し、値下げすべきだと訴えてきて、結果、値下げがされたのは大変喜ばしいことですが、しっかりあちぇ屋対策もされています。
簡単にいえば、(4月当時で)あちぇ屋では販売されていないハンドルの価格を値上げして、あちぇ屋で売れている商品を値下げするという作戦です。
(裏でもここで書けないようないろいろな嫌がらせされてるんですけどね…あはは)
某社の場合、価格表の08年と09年を調べると、08年価格制定時のドル円レートの平均は115円(MA52、過去一年間の平均)で、09年制定時のドル円レートは100円です。(貿易業務はほぼドルで行われています。韓国との貿易でもウォンの価格は関係ないです)
ドルレートの変動を除けば08年→09年で、

当店で一番の売れ筋商品のスピンウィングは10%値下げされ、当店で取り扱いの無かったアスリートハンドルは4%の値上げ、エクストリームリムは6%の値上げです。

卸価格に対して機械的な掛け率をかけていると思われるLancaster Archeryを見ると、スピンウィングは14ドル(1320円)で販売されていて、日本では1,680円です。アメリカにあるROM(スピンの製造元)からの仕入れにLancasterが国内送料のみを負担し、日本のアーチェリーショップが国際送料と国際送金手数料を負担していることを考量すれば、1,680円は適切な価格です。
しかし、同じLancasterでアスリートハンドルが369ドル(34,300円)で販売されているのに、日本では68,000円(消費税を含まない)で、98%も割高です。おまけにLancasterの価格は韓国→オランダ→アメリカの送料と中間業者を1社挟んだ価格であり、日本側は韓国から直接商品を入れているのです。
高いですね。

このようなやり方に対しては…複雑な気持ちです。ハンドル・リムは売りたくないのですが、売らないと日本のお客様はいつまでもぼったくられる。
お昼が届いたので。続きはいつか。


8月末の入荷予定とまさかの市役所

来週の入荷予定についてです。
大人気で在庫がすべてなくなってしまったSAMICKのエクストリームは来週の金曜日の入荷予定です。入荷ポンドは下記の通り。
66-30 x 1
66-32 x 1
66-34 x 1
68-36 x 2
68-38 x 2
68-40 x 2
68-42 x 2
現在、ショップの方の写真が旧ロゴのままだという指摘を受けましたが、リムが在庫切れだったためにまだ更新できていません。入荷し次第写真も更新します。ちなみに、旧ロゴ商品の入荷予定はありません。
在庫が少なくなっているシブヤのアルティマサイトも入荷予定です。
また、Fivics(SOMA)ですが、バックスキンの一部サイズが在庫切れでご迷惑をおかけしていますが、来週にメーカー側にCEX5とMAXPROスタビライザーが入荷するそうなので、それを待って出荷するよう手配しました。ですので、こちら側への入荷は8月の末日あたりになりそうです。
Titanサイトピンも来週の後半に入荷します。
Legendのアーチェリーケースですが、フランスの代理店にオレンジだけが在庫として残っていたので、1つ取寄せました。他の色は入荷にもう少し時間がかかりそうです。
それと、自分のミスでX10スタビライザーの販売と同時に入荷すべきだったEASTONのウェイト(特にミドル)も入荷予定です。こちらは9月の頭になると思います。大変申し訳ございませんでした。

yakusyu

ドイツの友達からの写真…何とこの建物は市役所だそうです…そんなバカな。。。
45th世界選手権で人と会う約束をしたので、9月4日~7日は留守です。4日(金)に入ってくれるスタッフは確保したのですが、7日(月)が少し危ういかもしれません。勤務スタッフが確保できなかった場合はお休みになりますのでご了承ください。
…選手として行きたかったなぁ~


まさかの季節商品という悩み

本日、在庫の確認をしていたところ…HOYTの2009ラインのアパレルの在庫がありますね。10枚ほど。
sale
きちんとした価格で購入されたお客様に申し訳ないので、当店では生産中止に伴う在庫処分以外ではセールをほぼしないのですが、季節もののアパレルを扱っているのを忘れていました。
仕入れたシャツは全て半袖でもう8月も半ば、HOYTのアパレルは毎年デザインが違うので、来年のストックにもできない。ということで、セールさせていただきます。
アパレルの販売って難しいです。反省。


売上ランキングが復活しました。

7月に当店が利用しているサーバーの管理サイドのリニューアルがあり、改良されたところもあれば、バグも多くある状態です。そのひとつが商品ごとの売り上げデータだったのですが、本日バグが修正されたようです。
そのために7月の売上ランキングをお知らせできない状態が続いていたのですが、本日、やっと判明しました。
1位 HOYT スーパーレスト
2位 スピンウィング 45mm
3位 SOMA Saker2 バックスキン 
4位 SOMA V-ZERO ダンパー
5位 ファーストフライト弦
6位 SOMA 中間ウェイト
7位 Doinker ディンキー ドインカー
8位 Easton Gノック
9位 SOMA ライトウェイト
10位 Bohning プレミアム フレッチングテープ

いつも通りですね…すみません。


アルミ矢の完成矢オーダー開始予定

こんばんわ。そろそろ夜の3時です。明日、朝起きられるか心配…
友人の両親が大喧嘩したらしく電話で起こされました…携帯って便利。。
いろいろと日々の暮らしって大変ですね。自分はもう親元を離れて9年目になるので、共感は難しかったけど、話を聞くくらいなら。
さて、一杯のコーヒーで目が覚めてしまったので、ブログを更新しましょう。
今期の最大の目標は矢作りサービスの開始です。店舗の開業に向けて完成矢の作製はなくてはならないでしょう。まずは9月からアルミ矢の完成矢の販売を開始する予定です。
しばらくはアルミ矢のみ完成矢のオーダーを受ける予定です。カーボン矢は時期を見て開始します(開始後もネット通販ではシャフトカット・ラインのみです)。理由としては当店の経験の問題です。アーチェリーのプロショップとしての知識や情報・ノウハウは努力で何とかなる部分が多いのですが、良い矢を作るためには、やはり、絶対的に数をこなすことが必要でしょう。
現時点で最高級のカーボン矢の作成でお金を取れる程の仕事ができる自信は正直ありません。高校で教えてきたこともあり、それにりには矢作りの経験はありますが、それでも数でいえば、到底、他のアーチェリーショップさんには敵いませんし、高校生の矢を作ってきたのでX10の経験はほぼ無し。
足りない経験値の部分を当分安価な初心者用アルミ矢の作成で補います。XX75ならバッチリです。どこのアーチェリーショップの矢作り職人さんも最初は経験があまり無かったのでしょうし、当店も一から頑張ります。
ちなみに、ネームは自分ではなく、女性の方が書きますのできれいに仕上がるはずです。