これまでのステップをこなせば、弓はすでに発射できる状態にあります。しかし、サイトの重さが弓の片方にのみあるため、弓は自然な状態では傾きます。
これをグリップの手で弓を反対側にねじることで解消することもできますが、ターゲット競技においては、サイトの反対側にスタビライザー(サイドロッド)を装着することで、重心の位置を調整し、自然な状態で弓が直立するようにします。
これで弓の左右の重心バランスの調整は完了です。今後、センタースタビライザーを取り付け、弓の前後の重心バランスを調整する必要があります。ただ、左右のバランスと異なり、前後のバランスには理論上の理想的な位置は存在しません。いくつかのセッティングを試していく中で、自分にとってベストの位置を探してください。
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Ryo
山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

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